タグ別アーカイブ: 倫理・道徳

倫理-道徳に関すること

今すぐにはどうにもできないことへの評価

世の中には、外見や身分のようなものを判断材料にしている人がそこそこいます。その方が手っ取り早いということなのか、一種の恐怖心から「あちら側、こちら側」という壁を作るような感じで、時に拒絶し、時に許容します。 しかしながら、とりわけ身分的なものとして「今すぐにはどうにもできないこと」がたくさんありますし、直近の状況だけでその人の一生、全

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動物と暮らすための感性の発達

言語習得の臨界期(Critical period)のように、動物と暮らすための感性の発達にも臨界期(感受性期)があるような気がします。 まあ言語習得の臨界年齢のように、その時期が向いているというだけで、その後も一応無理ではないという感じはなりそうなものですが、「よほどのショックが起こるか、よほど工夫をしないと難しい」という感じになりそ

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「我こそは」という勘違い

数年前から会社宛に一方的に送られてくる営業メールの中に「我こそは」という勘違いが含まれるようなものがたまに紛れ込んでいたりします。 端的には「インフルエンサーマーケティング」たるものであり、「フォロワーが多いですよ」ということで、「広告宣伝効果がありますから宣伝してあげましょうか?」というような営業メールという感じです。 そういうのは

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共感性なき仮説検証への過剰な欲求

共感性なき仮説検証への過剰な欲求ということで、頭の焼けた理系の「なんとしてでもデータを集めたい」というゲーム中毒・ゲーム依存にも似た過剰な欲の有様についてでも触れていこうと思います。 近年、理系に限らず「共感性がないなぁ」と思うようなあり方はよく見受けられます。 例えば「お金のために働いたことは一度もない」というようなことを自慢気に言

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情報化社会における「情報の遮断」と「視点の教育」

情報化社会などと言われて久しいですが、例えば未成年の精神の発達において教育上重要なのは、情報の遮断ではなく視点の教育であると思っています。 これは、ルソーがエミールで説く「『徳や真理を教えること』ではなく『心を悪徳から、精神を誤謬から守ること』」の重要性に近いような感じです。 昔から「教育に悪い」ということで番組やマンガにクレームがつ

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ねがふは明かに答え給へかし

高校生くらいの時のことですが、何かのアニメの脇役のおじいさんが「答える義務はない」というセリフを言っていたのを観てからというもの「そうかぁ。答える義務はないのかぁ」と、ひとつの返答の形を学習してしまいました。 まあ義務と言っても究極的には何かしらの権利が欲しければ的な仮言命法的なものにしかすぎないので、権限の維持や相手からの好意等々を

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井臼の力はた款すに足ざれども、己が心なり

料理の価格をそのカロリー量だけで計ることができないように、世のすべての製品やサービスの価値は、その物理的な数量だけで計ることはできません。 技量を要するという部分もありますし、仕込みに手間がかかっているという部分もあります。結果だけ見れば大したことがなさそうに見えても、その裏で膨大な手間がかかっているということはよくあります。 思案、

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見る所を忍びざるは、人たるものの心なるべければ

令和という時代になってからというもの、「ギムキョな感じ」がどんどんしてきました。義務教育の成れの果てとしか表現できないような、人を制限すること、人に負担させることしかできず、創造性に欠けているような方法論が蔓延しています。 まあ大体はみんなで目標を達成しよう系のものが出てきた時は、何かしら反発がありそうな取り決めの前フリだと思っておく

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外勇にして内怯えたる愚将

普通に考えると、横暴な人が社会でうまくいくはずがないということになりますが、ブラック企業が完全には根絶されていないということにより示されるように、経済的な成功のようなものは、その人の人格とはイコールではないという格好になっています。 希望的観測で言うと「いつかは失墜する」ということになりますが、うまい具合に任期中は失墜せずにリタイアす

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人の痛楚む声いともあはれに聞えければ

弱っているものを助けよう、弱きものを守ろうとするのは、一般感覚として普段からあるような感覚ですが、時にこうした構造を利用して「弱っているふりをすれば何かしら相手に負担をさせることができる」という感じで自己都合を叶えようとする人もいるので困りものです。 「そうしたものには騙されまい」とすべてを遮断するというのも歪んだ極端であり、また、逆

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面接会場で出くわした雑な人々

かつて就職活動中に面接会場で出くわした雑な人々についてでも触れていきましょう。やはり世の中には多種多様な人がいて、「雑な人の驚くほど雑な行動」で触れていたように驚くほどの雑さを見せてくれる人もいたりします。 その人ほどの雑さではないですが、もう少しマシな雑さではあるものの、それでも危ないレベルの雑さの人たちに大量に出くわしたことがあり

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特定電子メール法に抵触する一方的な営業メールと「配信停止」

一方的な営業メールのわりに「配信停止はこちら」という文言とリンク付きで送られてくる場合があります。 頼んでもおらず、また一方的に送ってきている割に「不要な場合は配信停止の手続きをしてください」などと記載しています。何様のつもりなのでしょうか? 先に言っておくとこれら営業メールは通称「特定電子メール法」と呼ばれる「特定電子メールの送信の

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家の前で遊ぶ子供がうるさすぎたので注意すると子供の親が怒鳴り込みに来た

「家の前で遊ぶ子供がうるさすぎたので注意すると子供の親が怒鳴り込みに来た」ということで、先日実家に帰った時に向かいの家の子どもたちが騒ぎまくりながら遊んでいて、お互いを呼ぶ声などがうるさすぎたので注意した時のお話です。 感覚でいうと、となりのトトロの「メイ」が最高にテンションの高い時×6人だと思ってください。 「キャー!」「きゃあん!

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画面割れ修理後にすぐに割れた時の対応

以前友人から相談を受けたのですが、スマートフォンの画面が割れてしまい修理業者に依頼して新しい画面に変えた直後、また画面が割れてしまった時の交渉について覚書程度に残しておきます。 僕個人はスマートフォン自体を使っていないので僕自身の話ではないものの友人から「どう取り扱えば良いのか?」という相談を受けたのでその時に話した内容と、友人が行っ

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フリーランスの精神的な欠落

全てのフリーランスの実態を知っているわけではありませんが、クラウドソーシングで出会うようなフリーランスの方の中には「何かが欠落している」と思わざるを得ないような人が結構いるようです。精神的な欠落ともいうべきか、基礎的な何かが欠落している感じです。 僕自身はそうしたクラウドソーシングを利用したことはありませんし、今後も利用することはない

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情報処理に対するイデオロギーの反映

まあ今に始まったことではありませんが、情報処理に対して、一定以上の利用者が揃った段階でイデオロギーを反映させていくというような風潮がよく垣間見れたりします。 「独占的なシェア率を誇るプラットフォームを作って、それからは…」という一種の加速主義的な感じでしょうか。 10年くらい前からその気配はちらほらありましたが、デバイスの普及によって

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雑な人の驚くほど雑な行動

世の中には多種多様な人がいます。なので、想定外のレベルで「雑な人の驚くほど雑な行動」を垣間見ることがあります。 なぜその人が今まで生きてこれたのかが不思議に思えるほどの雑さですが、「誰もが狼狽を隠せない」で触れていた当のバンドメンバーのように、雑さゆえに起こったトラブルや失態で固まった空気を上書きするほどのポジティブな雑さがあればそれ

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デマを飛ばすんじゃない

「デマを飛ばすんじゃない!」と言いたくなるような情報はたくさんあります。そうしたデマ情報は昔から絶えませんが、近年では様々な情報への到達が容易になっているので、デマと出くわす確率は格段に上がっています。 自信のなさから来ているのか、近年では大学による研究結果等々権威性というものを盾にしたような説得が多い傾向にあります。しかしながらその

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翌日の新聞記事の内容

自分が事件に巻き込まれたりした場合、当然に翌日の新聞や新聞社のサイトなどを確認したりします。 しかしながら、そうした事件の全容について、犯人側がある程度うまく証拠を隠滅していた場合、記事の内容が事実とは全く異なるものとなっていたりもします。 以前、とばっちり的に巻き込まれた事務所監禁事件について、警察は出動していましたが、僕自身は事件

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先に弁明したほうが負け

日常、社会の中では「先に弁明したほうが負け」ということになっているのか、「明らかに負けているのに非を認めず強気」というような人を見受けることがあります。 そうした場合だけでなく、「気持ちを汲み取ったら負け」ということなのか、何があっても意味不明の毅然さを保つ人たちもいます。 その代表例は、外資系企業であり、時価総額ランキング上位のIT

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断末魔のあがき

断末魔のあがきということで、「悲惨な出来事とあがき」について触れていきましょう。世の中では突発的な被害というものもありながら、悲惨そうに見える人もだいたいは「なるべくしてなった」という感じがしてしまう時があります。 悲惨な人だけでなく、うまくいっている人も、後に振り返り全体の流れを俯瞰してみると、やはり「なるべくしてなった」という感じ

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人道の港 敦賀ムゼウム

美しくたくましく福井県 2020 人道の港 敦賀ムゼウム

毎年の恒例になりつつある年始の福井ツアーですが、あまりどこかしらに行くという感じではなく、ぼーっとすることを目的としています。ただ、今回はとりあえずこの「人道の港 敦賀ムゼウム」にだけは行こうかなぁとだけは思って向かいました。 基本的には、「暇な人が映える写真を撮るために行く系の観光」というものはあまり好みではなく、どちらかというと、

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第1700回投稿記念

これで1700記事目になります。ブログ創設から1700回目の投稿ということで「第1700回投稿記念」です。 前回の第1600回投稿記念は、2019年10月10日だったので、前回からの100記事は、3ヶ月弱かけて投稿したという感じです。年末の空き時間の影響もありますが、「笑う月」によってスピードが高まったという感じです。あと少し書庫の植

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飛ぶ人間を知ったことによる、心のゆがみ

「飛ぶ人間を知ったことによる、心のゆがみ」ということで、詐欺師についてでも触れていきましょう。 詐欺師を筆頭に最初から飛ぶつもりで人に近寄ってくる人間もいれば、途中から都合が変わって飛ばざるを得なくなって飛ぶという感じのことも起こり得ます。 変な話ですが、幼少の頃から僕は様々な犯罪の中で特に詐欺に思い入れがあり、詐欺師というものに関心

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混雑したバスや電車

混雑したバスや電車

混雑したバスや電車の中は、当然のごとく人が密集しており、時にトラブルも起こったりもします。 そして混雑した電車ですぐに連想できるのが痴漢というやつです。 突然ですが、あなたは痴漢にあったことがあるでしょうか? 僕はあります。 痴漢ということで、男性が加害者ということになりますが、僕の場合は、痴漢・痴女両方です。触られる程度なら数十回、

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職業的誇りを傷つけられたせいか

職業的誇りを傷つけられたせいか「僕は皮膚の専門医ですよ」とキレてきながら思いっきり誤診していた医師と出会ってからというもの、医師にも相当のレベルの差があるのだろうということを思うようになりました。 当のその医師は、保健室の先生が「帯状疱疹」だと言い当て、別の医師が「帯状疱疹ですね」と診断した症状を、この腫れは「虫に這われたから起こった

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いたずらに感傷的になるのはよして

今日、僕は少し感傷的になりました。 それは、間接的に来る仕事の話において、医師たちの拝金主義的な意図を垣間見たからです。もちろん僕はその手の人に手を貸すことはありません。 しかし一方で、その手の拝金主義の医師たちに便乗する金融機関やコンサルタントなどもいることは事実であり、そうした人の様子を見ると少しばかり感傷的になったりもします。ま

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これが人間か

「アウシュビッツは終わらない」を改めて読もうと思った時に、2017年に完全版として「これが人間か」が出ていたため、そちらを読むことにしました。 プリーモ・レーヴィ著「これが人間か」には、彼が体験したアウシュビッツ強制収容所での経験が綴られています。 「私はこの本を書くにあたって、犠牲になりましたというあわれっぽい調子や、復讐を叫ぶたけ

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質の悪い臭いをかくすための偽装

詐欺師や洗脳集団ほど、相手の懐に入り込むのに「使えるものは何でも使う」という感じで、高級品で装ったり、「いい人認定がされるようなこと」を演技したりします。 それほど世間は見た目と仕草で判断しているということになりますが、「いい人認定がされるようなこと」が効いてしまう背景には、いかにそれが珍しいかというような要素も少なからず含まれている

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じろりと白眼をむいて

意図的にじろりと白眼をむいている様はまだしも、日常的に白眼をむいている様は、精神に狂いがあるというか洗脳されている人という感じがします。 比較的最近のことになりますが、経営者会合において「持続可能な云々」の絡みで、外国の十代の人が表立ってスピーチしている動画を観たことがありました。 目がイッています。 ああいうタイプの人は、だいたい誰

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