カテゴリー別アーカイブ: finance お金に関すること

finance お金に関すること

あぐらをかいた税理士の杜撰さ

税理士の方々もその仕事ぶりは千差万別です。「あぐらをかいた税理士の杜撰さ」ということで、税理士の中でも杜撰な仕事をするような人について、実際に身の回りであった事例を中心に触れていきましょう。 個人的な感想ですが、比較的若年の方の方がしっかりしているような印象があります。その背景には、「先生」と呼ばれ、肩書による惰性で仕事をしているような年配の税理士の人は、気が緩み、すべてが形だけかつ、実務は事務員さんに丸投げという感じになりやすいからであると思っています。 この手の人は、営業活動を行う若手税理士さんたちに対して、「

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支払いの痛みと効用の逓減

普段特にキャッシュレス的なものは利用せず、できる限りの現金利用を続けています。 20歳前後の時は「カード類を持たなかった」とか、「使い方があまりよくわからなかったから」という理由で、使えても通販で本を買う時くらいしか利用はしなかったという感じですが、その後は意図的に「なるべく現金」という姿勢をずっと続けています。 その理由は単純で、一種の視覚化と「支払いの痛み」をしっかりと観るということが、トータルでは最も合理的であるというようなことを思っているからです。 「同じ支払いであればポイントのつくカードや電子マネーの方が

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事後処理的な発想により見えなくなるもの

先日、年末調整にかかる業務をしながら、改正された所得税関連について色々と調べていた時のことです。 一応念の為にと、様々な改正内容を概説したような記事を読んでみたのですが、その記事に次のようなコメントが付いていました(別にそうしたものを見たいわけではないのですが…)。 「こんなこといちいち記事にしなくても計算ツールで全部出てくるわ」 それを見た瞬間 「ぷっ」 と吹いてしまいました。 まあ言いたいことは分かりますが、やはり結局「事後処理的なことしか頭にない」という「格差」を感じてしまいました。 事後処理のみであれば確か

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価格による行動コントロールの盲点

近年、価格による行動コントロールがよく行われています。まあ単純に有料にしたり価格を吊り上げることによって人の行動を誘導しようというようなやり方です。 しかしながら何事もそうですが、アホの一つ覚えのようにそれを真似てしまうと、想定とは違った結果が起こってしまうことがあります。 説得するよりも値段を上げて抑制させたほうが早く、自分たちの利益も上がるというような手法は最近では常套手段化してきましたが、代替方法、競合相手がいる中で、タイミングや配慮も考えずにそれを行うと、一気にお客等々に去られてしまうということが起こりえま

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大口の生命保険契約に潜む罠の見抜き方

大口の生命保険契約に潜む罠の見抜き方ということで、生命保険の胡散臭い詐欺的営業について触れていきます。生命保険等金融商品の不適正募集の背景や手口の続編であり、その補足といった感じです。 僕も金融関係の業界にいましたし、当然にそうした業界にたくさん友だちがいるため実際の営業方法を含め業界の情報がたくさん入ってきます。 生命保険等金融商品の不適正募集の背景や手口や無面接募集の生命保険契約を無効にするなどで生命保険に関する不適正募集、つまり不正営業、不適正営業について触れていましたが、それが現実となるように、最近某生命保

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最初と最後を見て考える実質的効用と性質

お金の使い方の基本は、買った時と使わなくなった時の間に「何をどれくらい貢献してくれるか」という点を考えることです。まあつまり「最初と最後を見て考える実質的効用と性質」という感じです。 そう考えると、「ちょっと割高感はあるけど、買うのではなく借りてもいいのではないか?」というような感覚もついてきます。 「自分のものにしたい」という気持ちばかりにとらわれるとそうした点が見えてきません。 「本質的に自分が求めているのは何なのか?」 ということが見えてくると必要性の検討も深まっていきますし、代替手段なども検討の対象になって

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「お金を貸して下さい」と思った時に簡単に今すぐお金を借りる方法

「お金を貸して下さい」と思った時に簡単に今すぐお金を借りる方法ということで、お金をすぐに調達する方法について書いていきます。 「どうしてもお金が必要だ」 「急な入り用で今すぐにお金を調達する必要があるんだ」 というようなケースはよくあります。「誰かお金を貸して下さい」と思うような時、どうすれば簡単に今すぐお金を借りることができるのでしょうか? 「お金を貸す人借りる人」では、お金を貸す人の特徴、お金を借りる人の特徴、そしてお金を貸す人借りる人の心理について触れていましたが、今回は、社会人、大学生はもちろんパートやアル

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経済や金融のリテラシーが高まっていくプロセス

今では特にお金を稼ぐことにあまり興味がありませんが、やはり経済社会の中にいて貧乏な状態にあるのは辛い出来事を呼び起こしたりもすると思うので、「経済や金融のリテラシーが高まっていくプロセス」といった感じで、僕の中で経済や金融全般のリテラシーがどのように高まっていったのかを思い出がてら書き記しておこうと思います。 まあお金の面にしても結構精神論が語られたりしていて「そういうのが知りたいわけじゃない!」となっている人も多いと思います。しかしながらお金を稼ぐことにしろ何にしろ、最終的な着地点はお金によって心が乱されることの

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生命保険等金融商品の不適正募集の背景や手口

今なおたまに生命保険をはじめとした金融商品の不適正募集が問題になることがあります。高齢者を狙った詐欺的な営業方法をはじめ、様々な抜け穴や解釈をもって強引に契約を結ばせようとする問題です。 こうした不適正募集、特に高齢者を狙った不正契約・不適切な営業活動は昔からちらほらありますが、その手口は押し売り等々一般に想像されるような形以外にもたくさんのパターンがあります。業法違反という意味での違法というレベルを超えて、犯罪の領域ですらあります。 現行の法制度などが関係しているのか、詐欺的営業にもかかわらず、不適正募集が発覚し

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生命保険を担保にお金を借りる

生命保険会社からお金を借りる方法として、すでに契約している生命保険を担保にお金を借りるという方法があります。 これは契約者貸付制度というもので、既払い保険料で貯まった分(養老保険の満期における生存保険金の部分や終身保険なんかで貯まっている分)を担保として解約返戻金額(保険契約を解約した時に戻ってくるお金)を元にそれより少し少ない額を借りられるというものです。この契約者貸付制度は、もちろん保険契約をしている「契約者」が利用できる制度です。なお、保険会社、契約保険種類、契約からの期間に応じて変動しますが、貸付制度で借り

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洗脳の結果としての消費行動

洗脳の結果としての消費行動ということで、消費社会においての個々人の消費行動は洗脳・マインドコントロールの結果であるという点について書いていきます。 久しぶりの「お金に関すること」テーマで実に1年半ぶり以上という感じですが、お金持ちになったりするをシンプルに考えれば、お金が出ていく量を減らしていくこともその方法になりますし、これはお金を稼いでいくこと、手に入れていくことにも密接につながっています。ということで、消費行動と洗脳について書いてみようと思ったしだいです。 消費社会と洗脳の関係としてよくメディア洗脳という感じ

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無面接募集の生命保険契約を無効にする

ご無沙汰しております。bossuです。 考えてみれば、「お金に関すること」カテゴリーの投稿は人気(?)にもかかわらず、最終投稿は1年半以上前になります。 まあそれほどお金に関心がなくなってきているのでしょう。でも一応元プロなので、ちょうど今あったばかりのトラブル、「無面接募集の生命保険契約を無効にする」ということについて、覚書程度に書いていきましょう。誰かの役に立つかもしれませんので。 満期保険金を受け取るシーン、つまり、養老保険保険が満期になった時に被保険者の生年月日証明などを求められる時があリます。 そんな時に

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お金を貯める増やすコツ

この「金融」テーマに関しては実は半年ぶりくらいの投稿になるようです。前回のお金を貸す人借りる人では、お金を借りに来る人の心理について触れましたが、やはり「お金テーマ」はみなさんの関心を引くのでしょうか、現段階で最も閲覧されている記事になっているようです。 インターネット空間でも、金融や投資・保険などは広告収入の単価が高いので、様々な記事が乱立していますが、記事を書いている人はほとんど素人です。株式の運用に関しては実際にトレードをしている人もいるでしょうが、広告目的のサイトはほとんどが素人です。あふれている情報を「ま

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お金を貸す人借りる人

今までお金を借りたことといえば、十代の時に単車を買うときにおばあちゃんから借りたくらいでしょうか。一方、今まで生きてきて、たくさんの人がお金を借りようとやってきました。 私的にお金を借りに来られると面倒です。そんな人にお金を貸したところでお金を借りる人は貸す側の人ことなど何とも思っていません。「今すぐにお金を借りる方法はないだろうか?」とか「簡単にお金を借りるにはどうすればいいのだろうか?」ということばかり考えている人、そしてそうした人たちにお金を無心される側の人たち、そんな、お金を貸す人やお金を借りる人について見

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欲しい「モノ」

昔、夢現の時にふと出てきたのですが、自分から自分へ質問が来ました。 これは後で考えてみると、結構わかりやすい質問でした。 そこで出てきた答えは、また何かを考えるきっかけにもなります。 ひとつだけタダでモノをあげます 「モノ」についてです。 ひとつだけタダで「モノ」をあげます。 でもいくつか条件があります。 それをすべてクリアするなら何でもあげます。 条件1 動産(不動産を除く有形物)かつ生命を持たない物であること。 条件2 純粋に使用、消費にのみの用途であること。 その物から収益を得ることはできない。 条件3 修繕

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ゲーセンとがまぐち

ゲーセンとがまぐち

以前、大阪で置き引きに遭いました。 友人と数年ぶりの再会を記念して、一緒にゲームセンターに行った時のことです。 この再会のきっかけすら、イニシャルDでした。 群馬県に行くときに、いろいろと調べ物をしていたら、彼のブログにあたってしまったのです(俗に言う奇跡としか思えません)。 検索結果のDescriptionに彼の名前が表示されたので、飛び込んでみると彼でした。そこで連絡を取ってみました。 そして、数年ぶりくらいに再会することになります。 それはタッグバトルの時の出来事 大阪に集合して、ゲーセンでタッグバトルをして

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先物取引の電話

以前、自宅に先物取引の営業の電話がかかってきました。 素人のふりをして話を聞いてみました。 ひとまず業者の名称だけは伏せておきましょう。 でも、「やっぱり脇が甘いねー」、と思いました。 まずは適合性の原則。 電話口が誰かも確認せずに商品や市場について説明を始めました。 父の同窓会名簿から電話してきたことも遺憾ですが、電話口が父である確認はしていませんでした。 そして、先物取引の勧誘であることを告げずに市場の話を始めたこと。 金の相場がどうのこうの、飼料用コーンの供給量がどうのこうの。 飼料だけじゃなくてバイオマスエ

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東京オリンピックとかNISAとか

僕は一応文化系なので、オリンピックがあるときも全く観ません。 ただ、「東京オリンピック」のニュースの時、いろんな友人からいっぱい電話がかかってきました。 内容は投資についてです。 最近ではよくNISAの文字を見かけます。 イベントごとがあると、ほのかに匂うお金の匂いと、世間の誘導によって投資を始めようという人がいます。 別に投資を始めるのは結構なのですが、生半可ならやめておいたほうがいいでしょう。 昔投資で勝ち続けた自慢とかではありません。 釈迦に説法になるかもしれませんが、ご容赦を。 世の中は複雑怪奇に見えて、実

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金融商品の店頭販売と不動産

近頃の銀行は何がしたいのかわからなくなってきているのでしょうか。 もともと銀行の本業は人からお金を預かって、人にお金を貸して儲ける商売です。 不動産投資用に土地を担保に入れて、マンションを建てさせて、返済していってもらうというような商売の仕方は別に大いに結構なのですが、投資信託などを売っても仕方ないと思うのです。 人から預かったお金が別の市場に回るのですから、自分たちはリスクなしで手数料で儲かるかもしれません。しかしながら、本業やその役割のことを思えば頓珍漢な商いです。 なるべく自分たちのリスクは最小化して、お客の

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保険屋

保険自体は大変素晴らしいシステムであり、最も重要な金融商品だと思います。 ただ保険屋さん達に言いたいことがあります。 社長同士の交流会なんかにきて名刺を渡された方は結構困っています。 本当に営業目的じゃないのは5%位の人じゃないでしょうか。 本来的にFPの分野すべてをきちんと分かっていないと、保険の使い方なんてわからないはずなのですが、 なぜ保険屋というものがあんなにいるのでしょう。 あともう一つ、交流会に持ってくる名刺にFPって書くなら、 どうせならFP1級、CFP取ろうね。 名刺にAFPって書いたら、相手は「A

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Q.俺のスペック需要ある? A.少なくとも僕にはない

独身彼女なしのわりに、年収に対しての貯金額に違和感を覚えるのは僕だけでしょうか。 ゆうちょ、JAバンクに「貯金」が200万あって、「銀行預金」がたくさんあるのかな? それとも不動産や他の金融資産がたくさんあるのか。 それは実在しない彼に問うてみても仕方のないことでしょう。 おそらく趣味 フットサルは表向きで、、、みたいな趣味があるのでしょう。 そもそも論として人間としての相性、男女の感情が大きな比重を占める分野に、金銭で需要を図るのはナンセンスだと感じます。 いくら広告とはいえ、対人関係の音痴の発想です。 そして、

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