「重要さ」を捨てて現状のストレスを少しずつ取り外す

なんだか「うつ」テーマの需要が増えているみたいです。ということで、ネット上ではどんなことが書かれているのかと思うと、やっぱりうつを長期化させるような記事だったり、広告収入のための広告的な記事で溢れかえっているので、またまたちょっと記事を追加します。 現在、ちょっと右脇腹が痛くて、おそらく胆嚢に響いているようで、身体が怒りに過敏になっています。 でもこれはすごくいいチャンスで、そんな感情も楽しんでいけばいいと思っています。 ということで、最近感じたことというか実体験を交えつつ、「重要さ」を捨てて現状のストレスを少しず

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自分の美徳から逃亡する

折に触れて自分自身の美徳から逃亡する術の心得がないのなら、思想家など問題ではない!思想家は言うまでもなく「単なる道徳的な存在ではない」のでなければならぬ! 曙光 510 そう言えば最近タイヤの細いチャリの発見率が下がってきました。彼らの中でブームが去ったのでしょう。 「自分に酔いつつ、影響されやすい人」という人は一定数存在します。 純度100%というわけではないですが、「ビューティフル・ライフ」を観て美容師になった男性などは、影響されやすい人なのかもしれません(日和見な昼行灯)。 さて、哲学者というものは、道徳の影

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「自由の国」について

われわれは、行為したり体験したりするよりも、はるかに、はるかに多くのものを考えることができる。 曙光 125 序 確か病中真っ只中の時だっと思いますが、ふと考えたことがあります。 もし、夢の中でもなんでも良いのですが、イメージの世界だけにずっといれるのであれば、現実世界の身体は特にどうでもいいのではないか、という感じのことです。 何だか寝ぼけているときや、空想にふけっているときや、映画を見ている時なんかによくそんなことを考えていました。 イメージの世界 で、そのあといろいろと考えてみたのですが、仮にイメージの世界に

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恐怖が変われば、安全も変わる

幾度となくお伝えしてきた「白い靴下事件」の舞台、我が母校が今年に入ってからメディア取材を受け、僕の後輩に当たる中学生たちが写真に映っていました。 その時見たものは「蛍光オレンジの靴」です。 こうしたように常識など、どんどん変わっていくものです。 さて、「恐怖が変われば、安全も変わる」です。 状況が変われば恐怖や安全の定義も変わる 状況が変われば、恐怖や安全の定義ももちろん変わってきます。 昔どこかで書きましたが、起業した人とそうでない人にはひとつの区切りのようなものがあります。 それは、ある種の社会的な観念を越えた

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支配する

ある者は、支配欲からして支配する。他の者は、支配されないために支配する。― 後者にとっては、それは二つの悪の中で小さい方の悪であるにすぎない。 曙光 181 支配と被支配について考えたわけでもないのですが、世の中の大半の人は、支配されたいという側にいます。おそらく9割以上でしょう。 それは性欲動的なものなのか、意識の中の刷り込みなのかはよくわかりません。 まあ支配する側と支配される側をよくよく観察すると、支配する側のほうが色々と目配りも気配りも必要になります。つまり世話や管理が大変だということで、想像よりも手間がか

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「うつ」という成功法則から脱却しよう

「うつという成功法則から脱却しよう」ということで、うつにまつわる免罪符や成功法則としての機能、「プレッシャーから逃れられる」という一種の機能について、自らはどのように扱うべきかという点について触れていきます。 ― どうも「うつ」テーマによくアクセスがあるようです。 そこで菩提心というほどのものではないのですが、こうしたうつ病に関するテーマの記事を少しずつ増やしていこうかなぁなんて思っています。 その理由は次のとおりです。 最近では少しマシになりましたが、アフィリエイターやひどいときには大企業までが、こうしたうつの人

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交渉の本質 アイツの判断による小手先のテクニックを追うな

なんだか久しぶりに会社経営と商いでも書いてみようかなぁ、ということで交渉の本質についてちょっとだけ触れてみましょう。 営業や交渉の現場において、例えばやり手の上司と同行するということがあると思いますが、そうした時に、アイツ目線でテクニックを盗もうとすると、小手先のテクニックばかりを習得し、結局すごい人材にはなれません。 実は社会のそうした現場でも、教える側としても「教えることと言えば…」ということになって、そうした小手先のテクニックを伝えてばかりいます。 しかし、こうした交渉のような局面では「交渉術」みたいなものな

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リアルポケモンGOみたいなコピー遊び

まああまり「リアルポケモンGOみたいなコピー遊び」のことを書くと変なのですが、一応書き記しておきましょう。 ある特定の場所には、気みたいなのが集まっています。というより集まるように設計されているといった場所もたくさんあります。もちろん自然そのままで集まっているところもあります。 よくパワースポットとかいう広告臭い仕掛けなんかで観光需要を高めようとしている人がいて、それにまんまとハマって「パワースポット巡り」みたいなことを群れでする人たちがいます。 で、そのパワーみたいなもの、それがそういった気の集まりです。 ただし

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戦争

現代の大きな戦争は、歴史的な研究の成果である。 曙光 180 「戦争」 こんな思想主義的なテーマのタイトルになるとは、といった感じですが、特別企画なので仕方ありません。 今の現代で戦争といえば、さまざまな歴史的な研究の結果、いろいろな主義ができて、その主義同士のぶつかり合いとして、無駄に戦うということが繰り広げられています。 まあ言ってしまえば、戦争は悪か否か、というようなことすら主義ですので、戦争についての意見自体が戦ってしまうという落語的な結果になっています。 しかし戦争は、その属する社会、個人の集合体をもって

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願望とは何だろう!

願望ってなんだと思いますか? なんてね。 さてさて、願望の定義なんてほとんどどうでもいいのですが、一応書いておきましょうか。 辞書なんかを引っ張っても 「望んでいること」 とかそんなレベルだと思います。 調べてみると 「願ってその実現を望むこと」と出ました。 比較的ポジティブに「不足に気づくこと」 願望というのは一応望んでいることには違いないのですが、99%くらい、比較的ポジティブに「不足に気づくこと」です。 望んでいるということは、今現在無いという認定であり、かつ、それが自分の幸福感にとって不足している対象だと考

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犠牲の価値

国家と君主から個人を犠牲にする権利(司法や従軍などの場合のように)を剥奪すればするだけ、一層自己犠牲の価値が高まるだろう。 曙光 374 まあこれはパラドクスのようなもので、自由を欲しながら、自由にストレスを感じるということがよくあるという感じでしょう。 忙しいと休暇が欲しくなるというのが普通だと思いますが、お金が無限にあったとしても、永久に休暇ばかりだと気が狂れてしまうという感じに近いです。 自己犠牲の価値という表現は面白いですが、人から命令されることや責任感や義務感を感じて生きている人たちは、自由が与えられる事

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秘密をもらす非難

「彼は人間を知らない。」― これはある人の口にかかると、「彼は世俗的なことを知らない」ということを意味する。他の人の口にかかると、「彼は異常なことを知らず、世俗的なことをよく知りすぎている」ということを意味する。 曙光 373 曙光を持って帰ってきましたので、曙光シリーズ再開です。 以前は 「本当のことを言ったほうが良いのかどうか?」 ということに迷う瞬間がありました。 なぜなら、場合によっては、本当のことを言うといわゆる「夢を潰す」ということになりますし、本当のことを言わないというのは、「間接的な嘘をつく」という

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不足感や願望は「過去からの因果」という思い込み

一月ぶりになりました。曙光シリーズを進めようと思ったら、実家に置いてきていたようでした。ということで、哲学カテゴリでも良かったのですが、あえて「うつ」テーマとして、根本的なことについて触れてみましょう。 だいぶ前に「ストレスは溜まるものではない」みたいなことを書きましたが、何となく意味は伝わっているでしょうか。 そんなものは実在はしないのです。そして、今現在、そうした思考なんかが再燃して今現在ストレスを感じているということや、そうしたことの繰り返しによる身体のダメージがあるだけで、ストレス自体が溜まっているのではな

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