仕事や収益に関する納得

仕事や収益に関する納得について触れていきましょう。 自己欺瞞なき納得、すなわち自らの本心を偽ることのないなき納得があれば、現象は思うように、― 否、思いがけないほどにうまく展開していきます。 世の中には自尊心が欠落し、多種多様な偏見で、物を言う人達もいます。そんな人達に屈辱を与えられた時、本当に嫌なのはそれを返しきれない思いです。 ただ、本質的に自分自身の内側に納得があるのであれば、そんな偏見の物言いは単なる譫言にしか聞こえなくなります。 端的には「言われる筋合いはない」ということになるので、何もできずに譫言だけを

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アフォリズム 121-130

アフォリズム 121-130 121.社会的な致し方なさと本能 122.精製と不足 123.社会の穏やかさ 124.存在の肯定 125.他人の目 126.腹の正しさ 127.誠実さと焦燥 128.離職の原因 129.持ち物を評価しない 130.思い出すような感覚 121.社会的な致し方なさと本能 社会的な致し方なさを理由に、男が男であることを、女が女であることを忘れた時、歯車が狂いだす。 122.精製と不足 何事も精製し、純化し、結局「あれが不足している」、「急激に数値が上がりすぎる」と言っては、削ぎ落としたものを

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アフォリズム 111-120

アフォリズム 111-120 111.寝ぼけ 112.可能性を含む評価 113.「済ます」の発想 114.適切な距離 115.予定を断ってでも空白を作る 116.良き書物による脱力 117.変人を味方に 118.高齢者との会話 119.腹優先 120.必要な物 111.寝ぼけ 「本音がはっきり出るのは夢の中」、ということは、起きているときこそ寝ぼけているようなものであり、寝ているときにこそ本心が覚醒しているというのはまた皮肉なものである。 112.可能性を含む評価 可能性の面から考えれば無限の可能性があるという中、

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おばあちゃんとの思い出の曲

最近やたらとおばあちゃんの顔を思い出します。 理由は簡単で、最近スマートフォンを持ち始めた母が、母の幼なじみから生前のおばあちゃんの写真と動画を送ってもらい、母経由で僕のもとにやってきたからです。ということで、亡くなる数ヶ月前のおばあちゃんの姿を見ることになりました。 そして思い出したのは坂本九氏です。 おばあちゃんの家で暮らしていた時に一緒に聞いた、坂本九氏の歌声をかなりの頻度で思い出してしまいます。 ― 病中で、おばあちゃんの家で2ヶ月ほど暮らしていた19歳くらいの頃ですが、ある日、一緒に大型スーパーにでも買い

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アフォリズム 101-110

アフォリズム 101-110 101.ギリギリのライン 102.神話の類型 103.学問の内側への閉じ込め 104.言われたとおりにこなしたところで 105.需要を生み出すための「問題」を生み出す 106.相手は黙るだろう 107.身内ではない他人による慈悲 108.大掛かりな施し 109.その場の最良 110.思いを切る 101.ギリギリのライン 世の大半の人が眉を顰めるようなギリギリセーフかギリギリアウトくらいの人格の方が面白みがある。 102.神話の類型 そんなに単純化・抽象化してよいのであれば、そりゃあだい

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アフォリズム 91-100

アフォリズム 91-100 91.ため息の奥の自惚れ 92.異性への理解 93.普通の方法と苦手意識 94.緊張と興奮 95.汎用性なき例え 96.言語的価値による評価 97.操作感への欲からの提案 98.優れた作品の喜び 99.実験の定義 100.疲れの要因 91.ため息の奥の自惚れ 社会というものに飼われていて、何かしらをこなしているというだけにしか見えないような人々をかなりの頻度で見かける。 そして概ねため息の奥に異様な自惚れを潜ませている。 92.異性への理解 異性を理解し、どのように振る舞えば良いのかを理

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アフォリズム 81-90

アフォリズム 81-90 81.聖典の言葉 82.科学的なものと再現性 83.書物により得れる範囲 84.企画の抜けた部分 85.君の偉業と私の関係 86.日々垂れ流している小銭 87.嫌なやつ 88.仲の深度 89.解釈や記憶と「苦」 90.気の狂れたような自信 81.聖典の言葉 聖典とされるようなものは、たいてい後世に編纂されており、本人の言葉でもない。エッセンスは含まれているにしろ、解釈した者の偏見が混じっている。 前提として、「本人の言葉だったとしたら何なのか?」という点も大いに残る。 だからこそ話半分の参

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