おばあちゃんとの思い出の曲

最近やたらとおばあちゃんの顔を思い出します。

理由は簡単で、最近スマートフォンを持ち始めた母が、母の幼なじみから生前のおばあちゃんの写真と動画を送ってもらい、母経由で僕のもとにやってきたからです。ということで、亡くなる数ヶ月前のおばあちゃんの姿を見ることになりました。

そして思い出したのは坂本九氏です。

おばあちゃんの家で暮らしていた時に一緒に聞いた、坂本九氏の歌声をかなりの頻度で思い出してしまいます。

病中で、おばあちゃんの家で2ヶ月ほど暮らしていた19歳くらいの頃ですが、ある日、一緒に大型スーパーにでも買い物にということになりました。

まさかおばあちゃんを単車の後ろに乗せるというわけにはいかないので、僕は単車で、おばあちゃんはバスで、ということになり現地集合になりました。

店内のCD屋に通りがかった時、「何か一枚好きなのを買ってあげるから選び」と言われ、19歳の自分がおばあちゃんに買ってもらうというのも何だか変な感じがしつつも、「一緒に聴けるものならまあいいか」と思い、選んだのが坂本九氏でした。

「うちにも聴かせてね」

そういって買ってもらいました。

買い物から帰ってきて、ベースと共におばあちゃんの家に持ち込んでいたラジカセで早速CDを流してみました。

それだけなのですが、思い返すと何だか良い思い出だなぁと思ったりします。

静かなる気迫

Category:music 音楽

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