カテゴリー別アーカイブ: 書庫

書庫 覚書・メモのような情報の要約的ページ群

内集団バイアス(内集団びいき)

内集団バイアス(内集団びいき)とは、外集団の者より内集団の者に対して好意的な認知・感情・行動を示す傾向であり、より望ましい属性を認知し、高く評価し、優遇するという認知のあり方である。 内集団(ないしゅうだん)とは、もちろん「自己が所属する集団」であり、会社であれ、団体であれ、家族であれ、自己が所属する集団は、各々の領域において内集団で

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アナウンスメント効果

アナウンスメント効果(announcement effect/アナウンス効果)とは、候補者の当落や政党の議席の増減についてアナウンスメント(世論調査に基づく予測や観測報道)することで、当落や議席増減に影響を及ぼす現象のこと。投票行動研究の用語であり、単純に言えば「報道の効果」である。 アナウンスメント(announcement)とは、

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モダリティ効果

モダリティ効果(modality effect)とは、言語材料を記銘(新しく記憶)する時、呈示モダリティによって記憶成績に差が生ずることで、主に視覚よりも聴覚のほうが新近効果(新近性効果)が得られること。言語材料を視覚よりも聴覚で呈示したり音読させる条件の方が、単語や文字のリストの直後再生において特にリスト終末部の成績良いというような

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クロスモダリティ・マッチング

クロスモダリティ・マッチング(cross-modality matching)とは、モダリティ(感覚様相)が異なれば、主観的体験の内容は全く異なる中、二つの異なるモダリティの間で、その二つの感覚量が主観的に等しくなるようにマッチングを行うことである。 このモダリティ(sense modality)には、一般に視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触

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ヤーキーズ-ドッドソンの法則

ヤーキーズ-ドッドソンの法則(Yerkes-Dodson’s law)とは、「覚醒レベル」と「学習のパフォーマンス」と関係において「逆U字型」の関係があり、「ある最適水準までは覚醒の増加とともにパフォーマンスは向上していくが、最適水準を超えると逆に低下していく」という法則である。 アメリカの心理学者であるヤーキーズ氏(Ye

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アルベド知覚

アルベド知覚(albedo perception)とは、照明条件の変化にかかわらず、視覚系を通じて得られる「その物体の知覚上の明るさ」は比較的一定に保たれる現象のことである。例えば、太陽の光の下でも、暗い部屋の光の下でも、紙は白く見え、黒い服は黒く見えるような場合がある。これがアルベド知覚である。アルベドとは心理学・知覚的には「外界の

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経歴効果(履歴効果)

経歴効果(履歴効果/career effect)とは、心理学における実験、測定において、「前回の測定が今回の測定に影響する」といった形で捉えられる影響のこと。実験の測定値に異なりがあった場合に条件統制の問題として考えられる場合の影響を意味する。 心理学における実験や測定は、物理的測定を代表としたような、自然科学の分野のように条件を同一

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アンカリング効果

アンカリング効果(Anchoring)とは、ある基準を与え、後の判断の際にそれ以前に提示された基準が影響を及ぼすという効果で、狭義には、係留効果(anchor effect)を意味する。また、「アンカー(錨/いかり)とトリガー(引き金)」という概念で、ある特定物との関連付けにより、その刺激に触れると特定の概念や情動を呼び起こすこともア

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ラポール

ラポール(rapport)とは、カウンセリングなどの心理療法において、治療者(面接者)と患者の間に存在する人間関係のうち、相互信頼の関係が成立している状態を指す。通常、受容的態度によって治療に有効なラポールが形成されると考える。臨床心理学における用語だが、実験・テストにおいても、実験者・テスターと被験者・被検者との良好な関係も「ラポー

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コスチューム効果・ユニフォーム効果

コスチューム効果とは、着ている服装が持つイメージ・期待に合わせて意識が変化するという効果であり、それが集団になるとユニフォーム効果として、さらに仲間意識ができたりするというような心理効果が現れる。 着ている服装の色彩的な心理効果も影響はあるが、大きく影響するのは「社会的な期待」であり、職業に応じた「制服」であれば、その制服を着用する職

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ラベリング効果

ラベリング効果とは、ラベリングされレッテルを貼られることで、そのレッテルに合わせるように心理が誘導されてしまうという効果。ラベリングが言語的媒介過程を通して学習、記憶に影響を及ぼすことがラベリング効果である。 「あなたは頭がいい」と言われ続ければ、本当に頭が良くなったり、「あなたはいい人ですね」と言われ続けていれば「良い人」であろうと

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アンビバレンス(アンビバレンツ)効果

アンビバレンス効果(ambivalence)とは、両面価値や両価感情と訳され、同一の対象に対して、相反する感情や態度を同時にもつ現象およびその現象による心理効果のこと。相反する感情を同時に起こったり、相反する態度を同時に示すことがアンビバレンスである。なお、ドイツ語の「ambivalenz」から「アンビバレンツ」とも呼ばれる。こうした

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リボーの法則(リボーの逆行律)

リボーの法則(Ribot’s law/リボーの逆行律)とは、記憶の忘却に関する経験則で、記憶障害や進行性痴呆などの場合において、忘却が新しい記憶から古い記憶へ、また単純な記憶から複雑な記憶へと進行すること。直観的な予測とは反対に「新しい記憶」から忘れたり、「複雑な記憶」から先に忘れたりする現象。「リボーの法則」の名称は、フ

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エンメルトの法則

エンメルトの法則(Emmert’s law)とは、「残像の大きさは、眼から投射面までの距離に正比例する」という法則である。 このエンメルトの法則は、残像の見えの大きさに関する法則であり、残像の見えの大きさは残像が投影される面までの距離に比例するが、投影面までの物理的距離だけでなく見えの距離も影響を及ぼすとされる。なお、この

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レストルフ効果(孤立効果)

レストルフ効果(Restorff effect/孤立効果)とは、記憶材料の中に異質項目があるとその再生がよいという心理効果。孤立の程度は項目間の相対的関係によって決まるが、項目の類似性と異質性は知覚的にも意味的にも捉えることができる。そうした中、記憶をしていく上で、異質の項目があったほうが記憶を呼び出しやすいという効果がレストルフ効果

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バラード-ウィリアムズ現象

バラード-ウィリアムズ現象(Ballard-Williams phenomenon)とは、有意味材料の記憶で数日程度の比較的長い時間間隔で生じるレミニセンス(一定時間経過後の方が記憶を想起しやすくなる現象)のこと。 詩や散文などの有意味材料を記憶した場合、記銘直後よりも2、3日後の方が保持成績が良いことがバラード-ウィリアムズ現象であ

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ワード-ホブランド現象

ワード-ホブランド現象(Ward-Hovland phenomena/ワード-ホヴランド現象/ワード-ホブランド効果)とは、無意味材料の記憶や運動学習で数分程度の比較的短い時間間隔で生じるレミニセンス(一定時間経過後の方が記憶を想起しやすくなる現象)である。無意味綴りなどの記憶材料で数分内の短い時間内に見られるレミニセンスが、ワード-

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レミニセンス

レミニセンス(reminiscence)とは、学習直後より一定時間経過後の方が学習成績が良くなる現象のこと。記憶の保持は時間経過とともに一般的に減少していくが、時に記憶直後よりもある時間を経過した方が再生がよい場合がある。レミニセンスはそうした「条件によっては一定時間が経ってからのほうが、記憶をより想起できる」現象のことを示す。 通常

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ネオフォビア(新奇恐怖)

ネオフォビア(neophobia/新奇恐怖)とは、自分の知らない新しいものには恐怖心を抱いてしまうという心理で、今まで慣れたものとは異なる新奇な刺激に接したとき、それを非難したり恐れたり避けようしたりとすること。 このネオフォビアは、本能的な心理であり、生存本能として「生き延びること」を最大の目的とした場合、今までどおりでも生きてこら

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ロストゲイン効果

ロストゲイン効果とは、希少価値効果(希少性の原理)をさらに高めたような心理効果であり、「ラスト1つ」といった形で、限定的でその後機会が消失してしまうことをイメージすることによってもたらされる欲の刺激のこと。 期間限定や数量限定といった希少価値によって購買意欲などが促されるという現象をさらに強化し、あと一つで入手チャンスなどが失くなって

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クレイク-オブライエン効果(コーンスウィート錯視)

クレイク-オブライエン効果(Craik-O’Brien effect/コーンスウィート錯視/コーンスイート錯視)とは、明るさ知覚に関する現象(錯視)の一つで、同一輝度の面に明暗のある境界線を引くと隣接している側の明暗がどちらかによって線によって分割された各々の面全体の見え方か変化する現象である。 このクレイク-オブライエン

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アロンソンの不貞の法則

アロンソンの不貞の法則とは、関係性が強い人からの評価よりも関係性の希薄な人から受ける評価の方が承認欲求が満たされ嬉しい気分になるというような心理効果である。 単純には、内輪から褒められるより、友達の友達くらいの関係の人から褒められる方が、「内輪びいきがないだろう」ということで嬉しくなるというような効果である。おかあさんに「それ似合って

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スティンザー効果(スティンザーの3原則)

スティンザー効果(スティンザーの3原則)とは、アメリカの心理学者スティンザー氏の研究による「小集団における心理的効果・原則」で、主に会議中の心理の法則である。次の3つの原則で示されるため、スティンザーの3原則と呼ばれる。 ①会議の時に正面に座る人は、反対意見を持つ人、過去に激しく口論になった人が多い。 ②会議の時に、ある発言があった後

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ロミオとジュリエット効果

ロミオとジュリエット効果

ロミオとジュリエット効果(Romeo and Juliet effect)とは、困難・障壁がある方が気持ちが燃えるという心理効果で、元はもちろんウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」から。 困難・障壁によって恋心は燃えやすくなる ロミオとジュリエット効果は、特に恋愛において、困難・障壁がある方がかえって恋心が燃えやすいと

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ヴェブレン効果

ヴェブレン効果(Veblen effect)とは、高級志向を意味し「羨ましがられたい」という心理に支えられた「高価で高級品であること」を理由にそれを支持する心理効果である。顕示的(衒示的、誇示的)消費の元となる心理効果として働く。なお、対象となる消費物はヴェブレン財と呼ばれる。 物の機能や本質ではなく、それが「高級品である」ことを理由

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スノッブ効果

スノッブ効果(snob effect)とは、多数派嫌悪といった形で、多数の支持を集めているものを嫌う心理効果である。「人気のあるもの」を人気があることを理由に嫌い厭うといった心理である。 人気があるもの、多数派のものに対して「人気があるから嫌いだ」「多数派には便乗しない」という形で嫌悪感を示す。 このスノッブ効果は、単純にはバンドワゴ

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アンダードッグ効果

アンダードッグ効果(underdog effect)とは、判官びいきの「劣勢支持」であり、負け戦をしている側を支持し応援するという心理効果である。負け犬を応援するというような働きのことを指す。判官びいき効果と呼ばれることもある。 「判官びいき効果」と呼ばれる場合の「判官贔屓(ほうがんびいき、はんかんびいき)」とは、蓋然性の高い事実を元

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ポジティビティ・バイアス(ポジティビティ効果)とバランス理論

ポジティビティ・バイアス(ポジティビティ効果)とは、後述するバイダーのバランス理論(p-o-xモデル)を三者関係の認知の問題に適用した場合、p(自己)とo(他者)の間のポジティブな感情関係が全体構造に強い影響を及ぼすこと。 ネガティビティ・バイアス(ネガティビティ効果)とは異なり、自分と相手の間のポジティブな感情関係が全体構造に強い影

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ネガティビティ・バイアス(ネガティビティ効果)

ネガティビティ・バイアス(ネガティビティ効果)とは、評価的にポジティブな情報よりもネガティブな情報の方が情報価が高く、人が行う判断に大きな影響を及ぼす傾向があることを指す。生存本能による恐怖心が自我の根底にあるため、危険回避の方向性で解釈するのは当然であり、印象形成における情報統合過程では、ネガティブな情報はより大きな比重を示すという

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ボッサードの法則

ボッサードの法則とは、物理的な距離が心理的な距離に影響を及ぼすという効果で、特に男女間の感情の親密度において物理的距離が近いほど心理的な親密感が増すという効果である。 「いかに近い距離にいるか?」が、両者の親密度に大きく関わるというような感じで、近距離恋愛や遠距離恋愛について語られるような「住んでいる場所」といった物理的距離をはじめ、

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