「寝覚めの悪さは、寝付きの悪さ以上に、骨身にこたえる」と、まあその通りです。胃腸に不調がやってくるこの季節、例のごとく何度も目が覚め、時に悪夢のようなものを見て驚いて起きることがあります。
ただ僕の経験則上からいうと、だいたいそのような形で最悪の目覚めが起こる時は、体中が凝り固まっているか、腹具合を筆頭に体調が悪い時と相場は決まっています。
寝起きのときでなくても、だいたい腕が凝り固まると怒りやすくなり、足が凝り固まると弱気になるという感じになっています。
でもそれはそうした体の不快感から来ているくらいに思っておけば、他人を巻き込むことも無くなります。
体に刻まれた記録
まあそうして凝ってしまう理由としては、精神の影響がある部分もありますが、昼は暑いのに夜は寒いとか、何かしらの機器を操作したりなどなど生物としてのこの体としては不自然な動きをしているとか、根本的に運動不足であるとかそうしたことも要因となっているはずです。
精神活動だからといって全てが精神だけの問題であるというわけでもなく、精神から体、体から精神という感じで、記憶というよりも記録という感じで相互に影響を与えているような感じがします。
もうこれ以上体として不快を感じるのは嫌だという体の不快感から、目の前の現象に対して精神的解釈で精神にも苦しみが来るという構造になっていたりします。
体的な要因ではありつつも精神状態の反映であるようなフシがある
悲しみを含んだような目覚めの瞬間、体をモニタリングすると腰や足が冷えていたという経験は多く、単に掛け布団からはみ出ていたため腹が弱っていただけだったということはよくあります。
また、マキバコ(マキバオーの妹。知らない人はごめんなさい)のように怒り全開で闘争心むき出し状態で起きたと思えば、腕がビリビリしており、単に寝ている時に腕が頭の下になっていて、圧迫されていただけだったということもよくあります。
しかし、こちらに関しては、なぜそんな格好で寝ていたのかという部分を考えれば、何かしらの理由があったのだろうということになり、相応の精神状態が反映されているのかもしれないと思うフシもあります。
睡眠中の酸欠
それにしても寝て起きたら余計に凝っているという時もあり、凝り固まるということは、根本的に酸欠なのではないかと思うこともあります(うつと酸欠と呼吸法)。
毎年数回行く爆睡ツアーで高原等々緑の多い高山地帯に行った時は、良質の温泉に入ったりすることも影響していると思いますが例外なく昏睡です(多く眠る)。しかしながら結構な頻度で早朝に目が覚めます。それだけ睡眠の質が良いということなのでしょう。
目が覚めてしまうのですが爽快で、ほとんど夢は見ないか、見ても雲の王国にいるような素敵な夢だったりします。ということで、睡眠の質が非常に高いのだろうと思いますが、その要因としては旅先で邪魔が入らないということに加えて酸素濃度が関係しているような気がします。
笑う月(一覧)
緊張しているときや眠れない時、無駄な思考や妄想がループしたりして無駄に疲れてしまうという時などの精神統一について。
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