タグ別アーカイブ: 体

体・身体や健康に関すること

内部循環とひたすら歩くこと

僕はよく歩きます。昔からよく散歩にでかけます。それは自然の中だけといった感じではなく、近所でもよく歩きます。 ネパールでのトレッキングのように数日かけて歩くこともあれば、家の近所を5分程度歩くこともあります。 また、歩くだけでなく、自転車やバイク、そして車や電車で旅に出たりもします。 中高生の時は急に「自転車でひたすら国道9号線を走ろう」と友人を誘う形で丹波町まで行ったり、「ふらっと行くか」と自転車で大津市まで行ったりという感じで遠出をすることもしばしばありました。旅の予算としては飲み物代くらいでいいので数百円です

» 内部循環とひたすら歩くことの続きを読む


思考を整えることと自然体になること

特にうつ状態の時に限ったことではなく、いつでも思考は静まり整っていることが理想的です。 感情は即時的でそれ自体が現在の答えのような性質を持っていますが、当然のものではありながら結局は何かの反応にしか過ぎません。 生理的な恐怖のようなものなら、いわば「身体の都合」ということにもなりますが、思考上で起こる恐怖や不安など、所詮思考上で起こっている実体のない虚像ということになります。 しかしながら虚像と同化しているような状態にあっては、反応にしか過ぎないものの「今の事実」には変わりないため、しんどくなったりしてしまいます。

» 思考を整えることと自然体になることの続きを読む


感情と目の色の変化

目の日なので、感情と目の色の変化についてでも触れてみましょう。 以前、父が激昂した時、目の色が変化したことがありました(僕に対して激昂したわけではありませんが)。 普段は黒い瞳の色が白気味の茶色になったという感じです。そしてあまりに激昂していたので、なだめて横になってもらい、目に手を当ててしばらくすると気持ちも落ち着き、同時に瞳も黒に戻りました。 もちろん僕の目で見た感じの瞳の色だったので、物理的にはどうなのかははっきり知りませんが、感情によって明らかに黒から白茶、そしてまた黒へと目の色が変化しました。 まあ体温や

» 感情と目の色の変化の続きを読む


偏りに対する矯正の提案の一般化

プロダクトアウトに対するマーケットインや、減塩・炭水化物制限などなど、この世の中にはたくさんの提案がありますが、まずこれらは「ある偏りに対する矯正の提案」であることを捉えておくほうが賢明です。 ところが世の中では、何か必殺技があるかのように一つの方法論を一般化する傾向にあります。そしてそれはまた次の極端を呼び、物事をおかしくしていってしまうという感じになっています。 その全体像を把握することなく、自己都合等々に歪んだ認知のあり方のまま、一つのキーワード、フレーズ、「極端にモデル化された簡単な公式」だけを捉え、歪みの

» 偏りに対する矯正の提案の一般化の続きを読む


入力の品質と食事

食べ物の美味しさを最大限に味わおうとするならば、素材や調理法を含めて料理そのもの出来ばかりに着目するのではなく、食べる側の感受性にも着目する必要があります。 受け取り手の集中力が低く、今現在の感受性が低下している状態では、五感の全てにおいて受け取る情報が低下するので、本来の情報よりもかなり低いレベルでしか物事を味わえなかったりもします。 そうしたことを「近代人の養育」で触れていましたが、今回は「入力の品質と感受性」という感じで書いてみようと思います。 それは、音であれば「聴こえる音の周波数の幅」といったような、基礎

» 入力の品質と食事の続きを読む


腹痛の治し方や急な激痛の和らげ方

腹痛の治し方や急な腹の激痛の和らげ方について触れていこうと思います。 人生で最大の苦痛、最悪な瞬間は確実に腹痛の時だと思っています。 ところが、インターネットで腹痛の治し方などを調べようと思っても、下痢とは、便秘とは、過敏性大腸症候群とは、といった解説ばかりだったりもします。 「ストレスにも気をつけましょう」 「ふざけるな!こっちはそれどころじゃないんだ!」 というのが本音ではないでしょうか? ということで前振りはいいので、急激な激痛の和らげ方などについて書いていきます。雑談は後にします。 食中毒と疑われる場合でな

» 腹痛の治し方や急な激痛の和らげ方の続きを読む


笑いの効果

人の行動の中には即時的で直接的な効果のあるものと、思考上でぐるぐる回ってからでないと効果がないようなものがあります。 睡眠や食事や排泄などは即時的で直接的な効果があります。一方、「試験に合格した」とか「面接が終わった」とか「やっとパートナーが見つかった」いうようなものは、体が直接喜ぶというようなことではなく、短い時間ながらもなんだかんだで思考が巡り巡ってから喜ぶという感じになっています。 ただ、笑いに関しては「こらえることができないほどの爆笑」をもたらされた瞬間は即時的で直接的な喜びがあります。もちろんそれによる健

» 笑いの効果の続きを読む


体験と精神の薬

手塚治虫氏の漫画の中には戦時中や終戦直後の日本を取り扱った作品がいくつかあり、直接的でないにしろそうした体験を元にしたような描写が各作品に散りばめられたりしています。 社会のあり方や人間のあり方、そして人間以外の様々な生き物との接し方などについて、現代でもいろいろな人が色々な表現で描いたりしていますが、どうしてもリアリティに欠けてしまう場合があります。 それはやはり直接の体験ではなく、言語的・思考的な産物としての意見や感覚を発端としているからではないでしょうか。 直接的な体験 動物との違いとして言語による情報の伝達

» 体験と精神の薬の続きを読む


四天王の正念場

あと一歩、あと一歩のところで踏ん張れるか、そして踏ん張った先でもう一歩進めるか、ということで人生は大きく形を変えていきます。 ちょうど先ほど「ひとこと」でも触れていましたが、先日、5年ぶりくらいに駅構内にてものの見事に吐きました。 トイレまであと一歩、あと一歩と歩みを進めていたのですが踏ん張りきれず、トイレまであと30メートル位の地点で吐いてしまったわけです。 … 先日の嘔吐が5年ぶりくらいなので、最近は本当に吐かなくなりましたが、20代の頃はそんなこともよくありました。 名古屋にてコンビニに1時間以上立て籠もって

» 四天王の正念場の続きを読む


元祖ダイエットアファメーション

元祖ダイエットアファメーションということで、言葉によるダイエットについてでもお伝えしていきます。 ダイエットと一口に言っても、元々ダイエット(diet)という言葉は規定食という意味があり、減量だけを目的とするものではありません。 といいながら、だいたい肥満は食い過ぎから起こりますし、食事の質や量は体調不良にも密接に関わっています。 「適正な量の食事」という感じで言えば、今回ご紹介する「詩」は、まさに元祖ダイエットアファメーションであり、既に2500年以上前に実践されていたということで面白みがあります。 先日、ひとこ

» 元祖ダイエットアファメーションの続きを読む


日差しが強いときこそ日光浴

だんだんと暖かい日が続き、日差しも日に日に強くなってきています。 紫外線が肌にダメージを与えるので日光は疎がられる傾向がありますが、やはり日光浴というものは良いものです。 先日、太陽が眩しすぎるくらいの強い日差しの日に家の裏の縁側でほぼ全裸で2時間位過ごしてみました。 もちろん直射日光を浴びるというわけではなく、クリアの波板のようなもので多少は光が和らいでいる感じの日差しです。 かなり前になりますが、Z会と日焼けの関係性をしみけんさんか誰かが書いてくれているのを見て、そう言えば日光はZ会にも影響するのだということを

» 日差しが強いときこそ日光浴の続きを読む


見渡せば秋冬生まれの文化系

12月です。僕は12月生まれです。 見渡せば秋冬生まれの文化系ということで、昔からずっと秋冬生まれの友人が多く、文化系の人ばかりが友だちです。 ほとんど11月以降に誕生日を迎える人ばかりが友だちで、そしてなぜか10月生まれに特に仲のいい人はいなくて、飛んで9月生まれに友人が多いというのも不思議です。 まあその理由に関しては小学生の時から薄々感づいていました。 同学年のうち、学年の最初の方の月に生まれた人は、体育会系が多いのです。 僕は12月生まれで、4月生まれの人に比べれば、身体の成長に関して8ヶ月遅れています。3

» 見渡せば秋冬生まれの文化系の続きを読む


悪い食事に反対

悪い食事に反対ということで、腹の健康などについて書いていこうと思います。 個人的には白米が大好きなのですが、どうしても白米の代替物として小麦製品を食べる機会が続くと腹の中にグリップがかかり、腹の具合がおかしくなります。 人生で最も辛い瞬間は懺悔タイムこと腹痛のときであり、その時の苦しさに比べれば他のものは大したことがないと思っています。 といいながら、素晴らしいことにこの数年間はほとんど腹痛にみまわれたことがありません。 懺悔を呼び起こす下痢や便秘の苦痛 人生で一番辛い瞬間は、腹痛の時だと今でも思っています。 止ま

» 悪い食事に反対の続きを読む


健康保護のために

犯罪者の生理学を考察し始めるや否や、犯罪者と精神病者の間には本質的な区別がない、という避けがたい洞察の前にすでに立つことになる。 曙光 202 序 思考によって生じた嫌な感情、抑圧されたエネルギーが吐出口を求める時、その人の気質が外向的であれば暴力的に、犯罪の方に走り、内向的であれば自傷行為に走る傾向にあります。 そう考えると、犯罪者も精神病患者も元のエネルギーの質としては同じようなものを抱えているという感じになります。 うつ病などにしても、それが一瞬で治ることがあるケースにおいては、一般にイメージされているような

» 健康保護のためにの続きを読む


自発的な盲人

ある人物または党派に対する、一種の熱狂的で極端な献身がある。これはわれわれがひそかにそれらに優越感をもつこと、われわれはそれらのために自分に不平を鳴らすことを示す。われわれの眼があまり見えすぎた罰として、われわれはいわば自発的な意志で自分を盲目にするのである。 今年の6月に僕は目が日に焼けて、いわゆる雪目(紫外線性角膜炎)になりました。そうこうしているうちに、なぜかその数ヶ月後、家族も雪目になりました。僕の雪目とは比較にならないほど重症でした。 眼科に運んでいったのですが、なんせ眩しいのが辛いということで、移動中で

» 自発的な盲人の続きを読む


安価に生きる

最も安価で最も無邪気な生き方は、思索家の生き方である。なぜなら、単刀直入に言えば、彼は他の人々が軽視したり残したりする事物をこそ、最も多く必要とするからである―。 曙光 566 序 「安価に生きる」という感じを見ると、思索家は節制して生きるというような感じにも見えそうですが、楽しむという点で安価に生きるという点で捉えることもできます。思索のタネは日常の中にあり、人が消費して浮かれているところを冷静に見るというところなどから、思想家にはいくらでも楽しめるという特徴があります。 浪費家の行動の奥にあるものを冷静に観察し

» 安価に生きるの続きを読む


肉体のキリスト教的な解釈者

とにかく胃や、内臓や、心臓の鼓動や、神経や、胆汁や、精液に原因を持つものが何であろうと― あのすべての不機嫌や、衰弱や、過度の刺戟や、われわれにとってはなはだ知られていない機械の偶然性の全体!― これらすべてを、パスカルのようなキリスト教徒は、そこにひそむのは、神か悪魔か、善か悪か、救済か地獄行きか、とたずねることによって、ひとつの道徳的、宗教的な現象と考えざるをえない! 曙光 86 前半 猫も杓子も健康食品・サプリメントの時代になってきました。そこで考えてみたいのが、幾分科学的でいかにも必要そうな栄養分とその吸収

» 肉体のキリスト教的な解釈者の続きを読む


エスプリと道徳

精神や、知識や、心情を備えていながら退屈であるという秘密に通じ、退屈を道徳的なものと感じることに馴れているドイツ人は、― フランスのエスプリに対して、それは道徳の眼をえぐり抜きはしないか、という不安を抱く。 曙光 193 エスプリ(esprit)は精神というような意味ですが、フランス語のためフランス的な精神という感じで使われます。まあ日本で言う「大和魂」「島国根性」といった感じで捉えても問題ないでしょう。 フランスについてもフランス語についても特に関心がなくほとんど知らないので、エスプリについては特に触れることがあ

» エスプリと道徳の続きを読む


病気

病気の意味は次の通りである。老齢、醜悪、厭世的な判断などの時ならぬ接近。これらのものは相互に関係しあっている。 曙光 409 病気は、その昔「よくない状態」というような意味だったということを聞いたことがあります。今のように科学的に捉えることができなかったということが元となりますが、単純によくない状態という感じです。 そして、一部例外を除いて大半の病気は原因がストレスだという事を聞いたことがあります。病気とは字面を見る限り「病」と「気」なのでまさに「病は気から」という感じになります。といっても、免疫の関係もありますか

» 病気の続きを読む


敵に向かって

われわれが敵に向かって行進するとき、悪い音楽と悪い理由とが何と立派に聞こえることだろう! 曙光 557 Z会の方もそうでない方も、男性であるからには、本能的に闘争心がどこかに眠っているはずです。 何となくのジリ貧で、周りに合わせつつも、どこかでそうした細かな制限を吹っ切りたい、そんなことを思っている人は結構いることでしょう。 大きな攻撃には、窮鼠猫を噛むように闘争心が湧き起こり思いを吹っ切ることもできますが、そうでもないような細かな攻撃にはだいたい、少しダメージを受けながら耐え忍んでしまい、そのうちダメージが蓄積し

» 敵に向かっての続きを読む


粗雑な知性は何に役立つか

「粗雑な知性は何に役立つか」ということで、今朝ふと思いついたことを書いておきます。 あくまで印象ですが、世間では頭の良さが上手く生きていくことにプラスだと思われていますが、どうも頭の良さは関係なさそうな感じのこともたまに見受けられます。 そこで頭の良さは、全く関係ないのかということにもなりそうですが、先日イニシャルDの藤原文太(主人公の父)が何気なく言っていたことを思い出しました。 当然のことなのですが、足回りのセッティングはパワーによって変えていかねばならないということです。 粗雑(そざつ)とはつまり、粗く雑であ

» 粗雑な知性は何に役立つかの続きを読む


陶酔と養育

民衆というものはひどく欺かれる。彼らはいつも欺く者を、つまりその感覚を興奮させる酒を求めるからである。彼らは、それを手に入れさえすれば、粗悪なパンで十分満足する。彼らには、食物よりも陶酔の方が価値がある。 曙光 188 序 まあ有名な3S政策などなど、人を陶酔させることで、関心を逸らすということは大昔から社会の中で行われています。 なんだかんだで、大半のケースにおいて感情や感覚の興奮には勝てません。 ギャンブルもそのひとつですし、酒もそのひとつです。しかしながら最たるものは、性的な興味でしょう。 ストレートに性につ

» 陶酔と養育の続きを読む


僅かな服用量

自然界の中では、すごく危険な植物をはじめ、ちょっとの量でえらい目にあうような物質が意外とたくさんあります。 触っただけでもダメというものもありつつ、でもたいていのものは大丈夫なので普段はあまり気にしていませんが、ある植物の葉っぱでおしりを拭いて、その激痛に耐えかねて自殺したと言うケースもあるほど危ない植物もいるくらいですから、むやみに自然界のものに手出しするのは危なかったりします。 虫刺されでもすごく強烈な毒を持っている虫もいますから侮れません。ブトでもあのサイズであの腫れ具合ですからね。 必要量や摂取量 まあそん

» 僅かな服用量の続きを読む


体を軽くして1ミリずつ楽になろう

うつに関しては、意識的なアプローチが一番で、一瞬で治すという感じで言えばもちろん錯覚へのアプローチなのですが、アイツの内にいる場合は、「ひとまず何とか、何かをしなくてはならない」と焦ってしまいます。 本当は「何かをしなければならない」ということのほうがアイツの屁理屈で、行動や条件などいらないのですが、 「それではどうすればいいのか?」と、ひとまずアイツの騒ぎに振り回されてしまう人もいると思います。 「何もしないってのもなぁ」 なんてな感じで、「何かをすること」が必要だという焦燥感がある人もいるでしょう。 ということ

» 体を軽くして1ミリずつ楽になろうの続きを読む


あらゆる精神は結局肉体的にあきらかになる

ある程度の年齢になると、「自分の顔に責任を持て」なんてなことが言われることがあります。 まあ確かに普段どんな表情をしているかによって、顔の形なんかは変わりますから、それも確かにそう言えることでしょう。 目元や口なんかは顕著に出ますね。そしてあとは脂ぎり方です。 Z会は概して「なぜかいつでも脂ぎっている」という特徴があります。体型は関係ありません。概ね頭や顔が光り輝いています。 さて、光り輝くという点について、肌艶を良くしようと、肌そのものにベタベタ塗る人がいますが、こうした点については、そんなことをするよりも腹を鍛

» あらゆる精神は結局肉体的にあきらかになるの続きを読む