タグ別アーカイブ: 社会

社会全般について

愚かなるかとつよく諌むるに

愚かなるかと強く諌められている方が、何が問題なのかを把握し、改善していくことができるので、その指摘が感情に任せた戯言でもなく、一考の余地のあるようなものなのであればそれはそれでありがたいものであったりします。 言われているうちはまだいいですが、年齢を重ねていくにつれて誰も指摘してくれなくなっていきます。ということで、どんどんと改善の可能性が減っていきます。 しかしながらあまりに度が過ぎていると怒りではなく呆れや情けなさという一種の悲しみがやってくるため、諌めるという気すら起こらなくなってしまうことがあります。 お客

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腹心爪牙の家の子なし

知人の一人に、いつも少し気弱な若者を舎弟にしようとしながらも一年以内に去られているというような人がいます。 連れてくる若者は大学生だったり、第二新卒あたりの年齢の人だったりするのですが、何となくの雰囲気から察するに「何となく嫌になって去っていく」という感じで一年以内に縁が切れたりしています。 知人としては食事をおごったり仕事を与えたり等々で世話をしているつもりなのでしょうが、傍から見ていると自尊心の充足という面と「雑用をやらせよう」というスケベ心が垣間見れてしまうので、おそらくそんな雰囲気を察知して去っていくのでし

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歇息ませ給へ

笑ゥせぇるすまんの頼母さんのストーリーは、至るところで頼られ続け休めない男の心境が色濃く反映されています。初めて読んだときには「笑えないなぁ」と思ったりもしてしまいました。しかしながら自分が勤め人で、昼休みに飯屋でふとこの頼母さんの話を読んだとすれば、どこかしら心が軽くなるんだろうなぁというようなことを思ったりもしました。 ― 頼られるということは一種の強さの証でもあり、自尊心に関わるようなことなので通常は喜ぶようなことになりそうなものですが、よほどの力量でない限り、会う人会う人に頼られすぎると「いつどこで休めばよ

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な恚給ひそ

ふとした恐怖心から先手を打つという感じになるのか、予防策を講じる人が出てきたり、何かがうまくいかないことを「言い返しにくいような理由」を用いて当たってくる人がいたりします。 まあそうしたものの奥にあるものは恐怖心なので、下手に抵抗せずに安心してもらうのが先決ということになりますが、何かしらを譲る必要はありません。 可能であればできる限り安心してもらい信頼を得て、意志や立場を理解してもらうのが理想的です。 高卒一般職 VS 大卒総合職 これは新入社員として研修を終え、支店勤務となった時のことです。 大きな企業にありが

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若き男は却物怯して

普段組織のトップに立つような人でも、あまり慣れていないことに対しては臆病になってしまうものです。 知人の話ですが、メディア出演する際に本番5分前まで40分間ほどトイレに立て籠もってしまったという事がありました。 やはり舞台慣れとでも言うべきか、何かしら不特定要素のある多数の人前に出るということに関しては、ある程度の慣れが必要になるのかもしれません。そのような話を聞いた時、「我が事としてはバンド活動を含め様々な経験をしておいて良かった」と思ったりもしました。 ― そのような場に出るにあたっては、元々図太い性格をしてい

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大丈夫は義を重しとす

「義」というものは、統制のためにMr.脳筋の思想が取り入れられたものである部分が多少なりとあります。しかしながら、そうした思想的なものがなくても、義を重んじるというところは大丈夫としてのあり方としてある程度自然に成り立っているフシがあります。 そうした義について、それを崩してしまうものの代表例としては、概ねムラムラによる錯乱と「女の入れ知恵」です。 男同士の友情において「友情が崩れてしまう」という局面において垣間見れるもの、それはたいていそうした「ムラムラによる錯乱と入れ知恵」です。 義崩れるところに弱体化あり 義

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をさなき心を肯け給はんや

中学校に上がる時、他の小学校からやってきたメンバーなどおらず、自分がいた小学校のメンバーだけのまま中学生になっていたらきっと「自作すごろく」のメンバーたちと一緒にシュミレーションゲームなどを開発していたんだろうなぁと思うことがあります(眠る感覚との再会)。 そこには人と人との中を保ち、膨らませる共同創造の要素があるからです。 ― 僕の友人の一人に、婚姻直前で婚約破棄ということが数回、その後見合いなどをするも数ヶ月で破綻ということを繰り返していた人がいます。 また、「実質上破綻している夫婦の方が円満な夫婦を遥かに凌ぐ

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見る所を忍びざるは、人たるものの心なるべければ

令和という時代になってからというもの、「ギムキョな感じ」がどんどんしてきました。義務教育の成れの果てとしか表現できないような、人を制限すること、人に負担させることしかできず、創造性に欠けているような方法論が蔓延しています。 まあ大体はみんなで目標を達成しよう系のものが出てきた時は、何かしら反発がありそうな取り決めの前フリだと思っておくほうが賢明です。 「こうですよね?あなたもそう思いますよね?じゃあこうしましょう」 という交渉の仕方です。 まあそうしたものは昔からありますが、愚化され飼い慣らされたということなのか、

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思ひがけずも師を労はしむるは

細かいところまで考えれば「意図せずとも不測の事態が起こる可能性はどこかしらにある」という理からは免れることができません。 どれだけ対策し、予防していたとしても、やはりたくさんの要素において不確定要素があるため不測の事態が起こりうるという感じになっています。 完璧や成功というものは何かしらの基準に基づく判断であり、基準のあり方によって「完璧である」とか「成功した」という感想が異なってきます。 というような構造がある中 「うっかりしてたなあ」 というような事態が起こった時に、「総合的な面でどういう状況を生み出すのか?」

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わづかに兵書の旨を察めしによりて

経営やマーケティングの分野においては、よく戦略や戦術という言葉が使われたりします。これらは軍事的な理屈からの応用だったりもするので「戦」という字が入っているのもわかるのですが、どうも商い・経済活動を戦いと考えるのは、少し偏っているというふうに思えてしまいます。 様々な合理化の考え方の根底に「最大の合理性は奴隷化や略奪、そして支配による搾取である」という発想が抜けきっていないというようなフシが垣間見れることがあります。 ただそうした発想は、モデル化において総合的な視点が省略され、目的や目標が絞り込まれているからこそ出

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ここち惑ひ侍りぬ

成長してしまったゆえに、ということなのか、以前は人と接していて戸惑いが起こることがよくありました。否、戸惑いとはまた違うのかもしれませんが、今でも違和感を感じてしまう時がたまにあります。 なぜ昔はこのタイプの人とも普通に話せていたのに、今ではうまく話せないのだろう、というような感じです。 二十代前半頃までは普通に話ができたりしたのに、今では普通に話をすることができないという場合があります。 それはきっと物事をどう捉えればよいかということに関して、最適な方法やあまり適していない方法をたくさん見聞きして、経験してきたか

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軽薄の人は交わりやすくして亦速なり

一過性の流行のようなものを日々使い捨て、その場の享楽に生きる人にとっては、目の前の出来事もまた一過性であり、一過性でありながら、そうした享楽的なものを渇望し、餓鬼の如く消費物を探し彷徨っていたりします。 「前によく言ってたあれはもう言わないの?」 と聞くと 「そんなのはもう古いよ。今は…」 と続くのが関の山、どうせ目の前にいる自分も一過性の暇つぶしなのだろうという予測が立ちます。 また捨て去るだけでなく「忘れる」ということが常であるなら、その場の言葉にしても、その人格にしても信用するに値しないということはすぐに推測

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楊柳茂りやすくとも、秋の初風の吹くに耐へめや

今いる環境がずっと続くかのような錯覚が起こることがあります。そうでないとはどこかでわかっていても「なるべく続けばいいなぁ」と思って、「終わること」への憂いから、変化した先を見ないようにするというようなことが後の悲劇をもたらしたりします。 ― 今ある環境を謳歌するということ自体は、今しかないものを掴み取るという点においては良いですが、特殊な環境がもたらした現状に依存すると、そうした環境が変化した途端に破綻します。 例えば学校生活においては、同じ年代の人が「個別に約束すること無く会うことが出来る」という環境が整っていま

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勢いだけでは乗り越えられない現実の壁

これは企業経営に限ったことではありませんが、「勢いだけでは乗り越えられない現実の壁」というものが世の中にはたくさんあります。 「気合いで乗り切るって言ってもなぁ。二、三日徹夜すればいいくらいに思ってない?」 というような感じです。 「頑張るぞ!」という気持ちはいいですが、世の中においては、力んだだけではなんともならないというシーンがたくさんあります。 それに気づいたのは20歳くらいのときです。 友人が奨学金と深夜バイトにより、自力で大学に通ったのはいいのですが、身を壊して破綻したというような思い出がきっかけです。

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嫌な人との向き合い方

生きていると嫌な人と出会ってしまう機会がたまにあります。「趣味が合わない」という程度ならばいいですが、「脳が焼け焦げているのではないか?」と思うほどに多少気が狂れているような人や、周りが見えず自分の快楽だけを追求する傍迷惑な人、アラ探しや侮蔑等々により事あるごとに気力を奪おうする人など、多種多様な人と出くわしてしまう可能性は常にあります。 これらは怨憎会苦という「思い通りにならない苦しみ」です。そうなると怨憎会苦から逃れようと「何でも受け入れる人になろう」とか「人と会わないようにしよう」とか、そんなことを考えてしま

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面接会場で出くわした雑な人々

かつて就職活動中に面接会場で出くわした雑な人々についてでも触れていきましょう。やはり世の中には多種多様な人がいて、「雑な人の驚くほど雑な行動」で触れていたように驚くほどの雑さを見せてくれる人もいたりします。 その人ほどの雑さではないですが、もう少しマシな雑さではあるものの、それでも危ないレベルの雑さの人たちに大量に出くわしたことがあります。 かなり前のことになりますが、就職活動中において、採用活動の中に面接の一種としてグループディスカッションのようなものがあり、たくさんの就活生と共に大きな会場にて一同に介した時のこ

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特定電子メール法に抵触する一方的な営業メールと「配信停止」

一方的な営業メールのわりに「配信停止はこちら」という文言とリンク付きで送られてくる場合があります。 頼んでもおらず、また一方的に送ってきている割に「不要な場合は配信停止の手続きをしてください」などと記載しています。何様のつもりなのでしょうか? 先に言っておくとこれら営業メールは通称「特定電子メール法」と呼ばれる「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」に抵触する恐れがあります。 特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法)(消費者庁) 「数撃ちゃ当たるの発想と営業代行」で触れていましたが、うち

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家の前で遊ぶ子供がうるさすぎたので注意すると子供の親が怒鳴り込みに来た

「家の前で遊ぶ子供がうるさすぎたので注意すると子供の親が怒鳴り込みに来た」ということで、先日実家に帰った時に向かいの家の子どもたちが騒ぎまくりながら遊んでいて、お互いを呼ぶ声などがうるさすぎたので注意した時のお話です。 感覚でいうと、となりのトトロの「メイ」が最高にテンションの高い時×6人だと思ってください。 「キャー!」「きゃあん!」と叫ぶ子供の奇声への対処で触れているような奇声は既に対処済みなので奇声は発しませんでしたが、余りあるエネルギーに加え歪んだ自己都合的「叱らない教育」によって情動を抑制する神経回路が発

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コンペ参加への依頼に含まれる傲り

稀にですが何を勘違いしたのか「コンペに参加しませんか?」とか「コンペ形式を予定しています」といった感じの連絡が会社に来ることがあります。 「コンペ参加への依頼に含まれる傲り」ということで、こうしたコンペティション(競技設計という概念)に含まれる上から目線的な傲りについて触れていきましょう。 なお、ここでいうコンペとは、コンペという言葉を使って助平心的に自己都合ばかり考えている発注主が利用するコンペという概念です。性質上コンペティションがふさわしいような分野に関するものすべてに対してではないのでご注意ください。 まず

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画面割れ修理後にすぐに割れた時の対応

以前友人から相談を受けたのですが、スマートフォンの画面が割れてしまい修理業者に依頼して新しい画面に変えた直後、また画面が割れてしまった時の交渉について覚書程度に残しておきます。 僕個人はスマートフォン自体を使っていないので僕自身の話ではないものの友人から「どう取り扱えば良いのか?」という相談を受けたのでその時に話した内容と、友人が行った実際の交渉の流れについて何となく書いておこうと思いました。 まあ友人としては、スマートフォンの画面がバキバキに割れてしまったので画面の交換にをしたということにはなりますが、メーカーの

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混乱時は冬と思って冬眠する

まあもし常連さんの中に事業者がいて資金繰り的に危ないぞという人がいるのであればということで、少しだけ事業継続のリアルな対処法についてでも書いておきましょう。 自然界において一部の動物たちは食糧難になる厳しい冬をどう過ごしているでしょうか? ということで、混乱時は冬と思って冬眠するに限ります。 一部の業種に限られますが、もし自分がその事業主であるのならばそうするというような思考実験的なものを記しておきます。 まあ単純なのですが、客足の減少による売上の低下に伴い資金繰りが危なくなるという点について何が問題なのかといえば

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混乱時のシンプルな情報収集

社会的な混乱がある中においては、細切れの情報を集めたくて仕方ないという人たちもいます。 「どうせあまり意味はないとわかっていても、情報収集をやめられない」ということについて相談を受けたので、そうした相談に回答した内容を記しておきます。 先日「不要な細切れの情報」で触れていましたが、「不安感」という感情に苛まれ、取り憑かれたかのように不要な細切れの情報を追い続けていると不快な感情を増幅することにもなります。 そしてこうした興味関心に便乗し「あまり関係ないだろう」と思えるような情報をこっそりと忍ばせて世論を動かそうとす

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地元的固定性と都会的流動性による安定

不測の事態に強い事業のあり方として、常連さんお得意さんで構成される地元的な固定性と後の常連さんを作りまた時代への適応を意図するような流動性という視点から「安定」を考察することができます。 単純なモデルとしては、常連さんお得意さん地元だけでも成り立ち、かつ、一見さん一過性、全国的なものでも成り立つという両者を合算して高い収益性を上げるというような感じです。 人件費を含めた最低限の固定費的なものをそれぞれ各自一方だけでもまかないきれる状態にしておき、もう一方の分はそのまま利益という感じの状態になれば、時代の変化で常連さ

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不要な細切れの情報

不要な細切れの情報にさらされると、意味はないどころか疲れが溜まったり、頭がわいたりしてしまいます。 例えば仕事の上であれば、一見意味のなさそうな細かなデータを常時見ることも後のまとまりのための布石となったりするので有用です。 毎日のようにデータを見ることは、ある相関関係や因果関係を発見したりして、その後の推論に役立つことがあります。 しかしながら関係のないような情報、とりわけ不要な細切れの情報を毎度毎度確認することに意味はありません。 勤め人の頃を筆頭に「それに意味があるかのように説いていた大人の人たち」は概して何

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フリーランスの精神的な欠落

全てのフリーランスの実態を知っているわけではありませんが、クラウドソーシングで出会うようなフリーランスの方の中には「何かが欠落している」と思わざるを得ないような人が結構いるようです。精神的な欠落ともいうべきか、基礎的な何かが欠落している感じです。 僕自身はそうしたクラウドソーシングを利用したことはありませんし、今後も利用することはないと思うので実害があったわけではありません。 ただ、社長仲間から色んな話を聞く限り「基礎が欠落している」という意味で信用の面で問題があると言わざるを得ないような事例がよく聞こえてきます。

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