カテゴリー別アーカイブ: うつ、もしくはうつ気味の方へ

うつ、もしくはうつ気味の方へ

情報の破壊

気力や体力がない時、「治そう、回復させよう」と考えます。それでうまくいくときもありますが、うまくいかないときもあります。 それはマイナス要因が大きすぎる時です。 このマイナス要因というのは何かということを突き詰めると、意図の障害になっている情報状態です。 また、治しても治しても復活する体のこわばりや痛みがある時、特定の情報による慢性的

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肚の据わりと集中力・やる気のルート選択

肚の据わりとやる気について、そして集中力・やる気のルート選択でも触れていきましょう。極めて大まかに軽くだけ触れておきます。 大きく分けると肚(はら)の気と、「集中力・やる気のルート選択」についてです。それぞれ別々のことについて触れますが、前者は東洋的、後者は西洋的かもしれません。 肚(はら)の気 まず、肚(はら)の気について触れていき

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現実を無視する

「なんとかなる」の続編です。 それは「現実を無視する」です。 「現実が変わらないのであれば困る」ということになりますが、その意見は自我の意見です。現実を変えるために「なんとかなる」と思い込もうとして、安心したフリをするというのは誤りです。 「なんとかなる」と心底思って安心して意識の向きが明るくなったのに、現実を確認してまた騒ぐというこ

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なんとかなる

「なんとかなる」 これは僕が17歳くらいの時、父の事業破綻の影響が家庭内にも本格化し始めていた時、母が買ってきた招き猫のような置物に書いてあった言葉です。 「なんとかなる」 うん。いい言葉ですね。 ということで、なんとかなるということについて、自我とバトルを繰り広げてみましょう。 「なんとかなるという証拠を見せろ」 というのがアイツこ

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閉ざされた傷の蓋

物事の表面上の出来事を追い、現実的対処をしているだけでは何度も繰り返されるような問題が起こることがあります。 解決したかのように見えて、構成する人や状況を変えて何度も起こる現象です。 やはりその奥には、巧妙に隠された原因があります。 コロナ感染以降ですが、一度地に落ちたような感じになりました。凡夫に戻るような感覚です。 ただそれには理

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困難を乗り越えることについて

「困難を乗り越えること」についてでも触れていきましょう。いきなりですが、困難は、困難を欲した時にしか生じません。「何かしらの困難を乗り越えることで、何かを叶えたい」というものであっても、「こんな困難はコリゴリだ」という場合でも、いずれにしても、それらは「作り上げれたもの」にしか過ぎません。 困難というものは、それを支える「因」と「縁」

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許せない相手を許すこと

新約聖書をはじめ、「相手を許しなさい」というようなことがよく言われたりします。自分のために相手を許しなさい、むしろ相手に感謝をしなさいというようなことまで言われたりします。ただ、巷にあふれるものは、結局聖典や偉人の言葉の引用ばかりで胸にも頭にもスッキリ入ってきません。ただのゴリ押しです。 普通の感覚でいくと、何でもかんでも相手を許して

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断捨離や掃除で環境を変える

意外と「断捨離」や「掃除」といったキーワードがいつもサイト内検索上位にあります。ということで、断捨離や掃除で環境を変えるということについて触れていきましょう。 世の中では「気分が落ち込んでいます」という人に対して、精神的なアドバイスをしたりはするものの、どのような生活をしているのかの確認、改善案の提案などはパスされています。基準が各々

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「いつかやる」の「いつか」が来るための勇気

「いつかやる」の「いつか」が来るための勇気ということで、極めて簡単でゆるいお話をしていこうと思います。 世の中では「いつかやる」と言っている人は、「いつまで経ってもやらない」という感じで取り扱われています。 また自分自身のこととして、「いつかはやるぞ」と思っていてもなかなかそれが現実的に進まなかったというようなこともあります。 なぜで

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やる気の活性化

うつに関して直接的に「やる気の活性化」について触れていこうと思います。サイト内検索においても「やる気」は、常に上位にあります。ということは、それほど需要があるテーマなのでしょう。 「やる気が出ない」 ということに関して、様々な方向から様々なことが説かれていますが、どれもこれも部分部分的な感じになっていて、さらに今そこそこ元気な人がさら

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暇や退屈という苦悩

生きている限り、たいてい欲か怒りに纏わりつかれます。しかしそれらが静まっていても結局「暇」や「退屈」というモヤモヤしてどんよりとした苦悩がやってきます。 そうした暇や退屈な時間は、たいてい思考がめぐります。嫌な記憶ばかりが思い起こされることもあります。そしてまた欲や怒り、不安等々がやってきます。 そしてその思考を止めるため、思考を紛ら

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未来を見るためのエネルギー

思い返すと昔はかなり先延ばし癖があり、未来を見ようとしないというか、現状維持に相当意識が向いていたような気がします。 それは未来を考えることが恐ろしいというようなものも含まれていますが、現状がそこそこ楽しいので、その空間をなるべく継続したいというような、そんな理由も結構な比重であったように思います。 十代後半の頃は、「とりあえず癖」が

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苦悩を縦横無尽に展開

思考がループする時は、基本的には情報不足や意志決定の気力不足が影響していたりします。決めるための情報が不足しているとか、あと一歩の思い切りの力が出ない、というようなものです。 堂々巡りを脱却するため、普通はそうした面でなんとかしようと思ってしまったりします。 また、とりあえず思考が働きだしたら「ストップ」と口に出したりして、思考ループ

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限界や転機における体の再生

今までの人生で何度か自然と食が進まないような時がありました。無理や我慢のような感覚は全くなく、また、「体調が悪く、食えない」というような感覚ではなく「特に要らない」というような感覚です。 そして、ふとした眠れない夜、よく散歩にでかけました。 こうした時はだいたい、鬱屈した身体が限界に近づき再生を図るときか、もしくは精神を含めて大きな変

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偶然への気付きと必要なき裏付け

生きている中で起こる全ての出来事には偶然の要素が含まれています。この偶然とは思考の範囲外、自我による想定や判断の範囲外という意味くらいに考えていただければ良いでしょう。 自分が努力したからとか、努力しなかったからとか、才能があるとかないとかいった印象はアイツこと自我の判断であり、すべての要素を分解すると偶然要素がふんだんに含まれている

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嫌な記憶や辛い記憶の扱い方

おそらく誰にでも嫌な記憶や辛い記憶というものがあると思います。 「嫌な記憶や辛い記憶を忘れる方法はないか?」 「いっそ記憶を消す方法はないだろうか?」 ということを思う人も結構いると思いますが、無意識の奥底まで対象とするならば基本的に記憶というものは忘れることができないため、何かしらで表面的に出てくることを抑制することはできるかもしれ

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感情的解決法では乗り越えられない論理的迷妄の壁

うつなどの精神症状が語られる場合、感情的なリラックス、身体的な楽さが軸に置かれ、それらをもたらすものであるようなコミュニティや「人と話すこと」などが大切であるというようなことが囁かれたりします。 しかしながら、ここであえて触れておきますが、そうした感情的解決法では乗り越えられない論理的迷妄の壁というものがあります。 すなわち、世間で提

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撫でられることや撫でることの効果

撫でたり撫でられたりするだけで「ふわぁ~」っとします。 撫でられることの効果や撫でることの効果は論理で考える以上のものとなっています。 「撫でられることや撫でることでオキシトシンが出る」とか「精神症状にオキシトシンが効く」という物理的な観測もいいですが、それは、なぜ撫でられたり撫でたりすると抗不安作用や抗ストレス作用のあるオキシトシン

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緊張時や不眠時の精神統一

緊張時や不眠時の精神統一について軽く触れていきましょう。 緊張しているときや眠れない時は、落ち着こうと思ってもなかなか落ち着くことができません。 また無駄な思考や妄想がループしたりして無駄に疲れてしまうという時もあります。 そうした時に「思考によって思考を制する」ということはなかなかできません。 なので、手綱を取るように暴れる思考を制

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体の記憶と澱みが消える感覚

イライラや不安の記憶というものは頭の中に残るという捉え方が一般的ですが、緊張によって起こったコリが体の記憶として体に残るという側面もあります。 うつやパニック障害等々を含め広く自律神経失調症の要因となるひとつはコリにあります。 一応緊張の原因となる精神としての原因があって、それによって生じた結果といえば結果ですが、その一種の疲労は蓄積

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うつと仕事と経済的自立

うつと仕事と経済的自立ということで、うつと仕事を中心に書いていきます。 ご連絡の中で、うつ状態にある自分がどうやって経済的自立を果たせば良いのかとか、体力が続かない中、仕事面はどうすればよいのかという旨のご質問をいただくことがあります。 具体的な職探し等々は、ご本人の性格やスキル、エリアごとの求人状況によって千差万別なので、各エリアの

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自己実現と安らぎ

「あなたの自己実現とこの心の安らぎは関係がありません」 といった感じで、自己実現と安らぎについて触れていきます。 ふと心が折れそうになった時、一種の呪文のようにつぶやいてみると面白いかもしれません。 より厳密に考えると、「無意識は単語の概念から想起するため否定形を認識できない」とか、「単語の意味を想起してから打ち消すので、一度は想起し

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認知のあり方と解釈

認知のあり方と解釈について触れていきます。 社会においては、誰が発したのかというところが影響することがありますが、本来は意味において誰が発するかというところは、哲学領域等々、領域によっては本当に関係がありません。 出典を根拠とされようが、その出典自体は何に保証されているのか、という感じになります。より詳しい論証やデータがあるくらいで、

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対人恐怖と人間不信への対処

対人恐怖と人間不信への対処について触れていきます。 人間不信や疑心暗鬼が加速すると、人によっては他人と接するのが恐いという感じになりますし、人によっては攻撃的になってしまったりします。 自分の「自我」を含めて人の意識は不安定です。なので、人を心底信用することはできませんし、それはそれで大いに理解できることですが、恐怖を感じたり攻撃的に

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ウジウジが続く時は極論や極端な発想で思い切る

ウジウジが続く時、そんな時は微妙なストレスが日々心身を痛めつけてきます。 変なウジウジが続く時、極論や極端な発想で思い切ると、意外とあっけなくそれが解決したりします。 友人や知人に相談なんかをして「そんなことは関係ない」とか「気にするほどのことじゃない」と言ってもらったとしても、なんだか頭では理解することができつつ、心の内では納得でき

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明日や未来が見えない時の対処法

人が絶望する時、それは「明日や未来が見えない時」がほとんどです。 うつが語られる時、世の中では体調とか考え方とかそうしたものが中心になりがちですが、「ぽっかり空いた何か」をどうすればいいのかということについては、ほとんど示されません。 体を良くするとか現状をハッピーにするということはいいですが、そうしてネガティブ要因を何とかしたとして

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鈍い人たちの言動に直接反応せず、自らの洞察力を活かす

「鈍い人たちの言動に直接反応せず、自らの洞察力を活かす」ということで、世の中にいる鈍感な人たち、図太い人たちなど、いわゆる「気が回らない人たち」に対して辟易するのをやめて、そうした人たちの気の使えなさを見抜ける自分の洞察力を活かしていきましょうというようなことについて触れていきます。 以前、鬱になる人は繊細で頭が良いというようなことを

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記憶からの影響・記憶の臨場感を下げる方法

うつ状態にある時、何かを始めようと思っても記憶からの影響によって、ストップがかかってしまう事があります。 行動をする時でなくても「記憶を思い出して嫌な感情が起こってしまう」ということもあります。 そんな時にはこれからご紹介する「記憶からの影響・記憶の臨場感を下げる方法」を使うと、記憶からの影響を弱めることができます。 まあこれは結構有

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自分を制限しているものを観て限りなく壊せ

「自分を制限しているものを観て限りなく壊せ」なんてな大それたタイトルです。少なくとも自分を制限しているものを見極め、それをどんどん壊していきましょう。 だいたいうつ状態の時は、ちょろちょろと「うつ改善にプラスになること」を試みる方向で考えてしまいますが、ゆるやかに改善していくというアプローチには限界があります。 特に精神の上では、壁を

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うつと酸欠と呼吸法

うつと酸欠と呼吸法について触れていきます。酸欠だからうつになるという短絡的な感じではないのですが、気分がすぐれない時に即効性のあるものとして呼吸法をご紹介しておきます。 うつに限らず体の不調となると、やれ何の成分が足りないだとか、これを補えば体調は良くなるだとかいった感じで、すぐに何かを売るということをしてきます。 「何かを売るために

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