カテゴリー別アーカイブ: うつ、もしくはうつ気味の方へ

うつ、もしくはうつ気味の方へ

暇や退屈という苦悩

生きている限り、たいてい欲か怒りに纏わりつかれます。しかしそれらが静まっていても結局「暇」や「退屈」というモヤモヤしてどんよりとした苦悩がやってきます。 そうした暇や退屈な時間は、たいてい思考がめぐります。嫌な記憶ばかりが思い起こされることもあります。そしてまた欲や怒り、不安等々がやってきます。 そしてその思考を止めるため、思考を紛らわせるために、様々なものに依存し、それに汚染されます。 暇や退屈という状況から欲や怒りや不安が生じる思考がめぐり、その思考を紛らわせるために何かに依存する、という格好になっています。

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未来を見るためのエネルギー

思い返すと昔はかなり先延ばし癖があり、未来を見ようとしないというか、現状維持に相当意識が向いていたような気がします。 それは未来を考えることが恐ろしいというようなものも含まれていますが、現状がそこそこ楽しいので、その空間をなるべく継続したいというような、そんな理由も結構な比重であったように思います。 十代後半の頃は、「とりあえず癖」が強く、衝動のままに突き進むことも多かったように思います。しかしながら大人になるためのあれこれについては、経済社会に対する「本質的にはどうなっているんだろう?」という問いの力がある程度高

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苦悩を縦横無尽に展開

思考がループする時は、基本的には情報不足や意志決定の気力不足が影響していたりします。決めるための情報が不足しているとか、あと一歩の思い切りの力が出ない、というようなものです。 堂々巡りを脱却するため、普通はそうした面でなんとかしようと思ってしまったりします。 また、とりあえず思考が働きだしたら「ストップ」と口に出したりして、思考ループによる気力の浪費を防ぐというような方法が勧められることもあります しかしながら、何かしらの苦悩、苦悩から起こる思考のループを脱却するということに関しては、もっと良い方法があります。 苦

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限界や転機における体の再生

今までの人生で何度か自然と食が進まないような時がありました。無理や我慢のような感覚は全くなく、また、「体調が悪く、食えない」というような感覚ではなく「特に要らない」というような感覚です。 そして、ふとした眠れない夜、よく散歩にでかけました。 こうした時はだいたい、鬱屈した身体が限界に近づき再生を図るときか、もしくは精神を含めて大きな変化があり、転機に差し掛かっているときかのいずれかです。 古い自分を食うような感覚 表現は変ですが、古い自分を食うような感覚です。 どれだけ当てになるものかはわかりませんが、軽く断食のよ

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偶然への気付きと必要なき裏付け

生きている中で起こる全ての出来事には偶然の要素が含まれています。この偶然とは思考の範囲外、自我による想定や判断の範囲外という意味くらいに考えていただければ良いでしょう。 自分が努力したからとか、努力しなかったからとか、才能があるとかないとかいった印象はアイツこと自我の判断であり、すべての要素を分解すると偶然要素がふんだんに含まれていることに気付きます。 また、願いのようなものが叶っているかいないかという点について、「特定の何か」に限定して「考えて」みると、叶っていないような気にもなりますが、抽象的な幸せに関しては、

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嫌な記憶や辛い記憶の扱い方

おそらく誰にでも嫌な記憶や辛い記憶というものがあると思います。 「嫌な記憶や辛い記憶を忘れる方法はないか?」 「いっそ記憶を消す方法はないだろうか?」 ということを思う人も結構いると思いますが、無意識の奥底まで対象とするならば基本的に記憶というものは忘れることができないため、何かしらで表面的に出てくることを抑制することはできるかもしれないものの、それらは忘れ難く、忘れようとする試みは失敗に終わることがよくあります。 嫌という感情や辛いという感情が伴うような記憶の想起は、体の緊張を伴います。ということで体に刻まれた「

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感情的解決法では乗り越えられない論理的迷妄の壁

うつなどの精神症状が語られる場合、感情的なリラックス、身体的な楽さが軸に置かれ、それらをもたらすものであるようなコミュニティや「人と話すこと」などが大切であるというようなことが囁かれたりします。 しかしながら、ここであえて触れておきますが、そうした感情的解決法では乗り越えられない論理的迷妄の壁というものがあります。 すなわち、世間で提示される「解決策」は、イライラしたり不安だったりうつ状態になっている人に対して、何かしらの物理的処置、社会的関係性の調整等々によって「ほっ」としてもらえばそれで良くなるだろうとか、「人

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撫でられることや撫でることの効果

撫でたり撫でられたりするだけで「ふわぁ~」っとします。 撫でられることの効果や撫でることの効果は論理で考える以上のものとなっています。 「撫でられることや撫でることでオキシトシンが出る」とか「精神症状にオキシトシンが効く」という物理的な観測もいいですが、それは、なぜ撫でられたり撫でたりすると抗不安作用や抗ストレス作用のあるオキシトシンが出るのかを説明はしていません。 そうしたことは雑談程度にしておいて、実質的に撫でたり撫でられたりするだけで「ふわぁ~」っとなるだからそれでいいのではないでしょうか。 そして、たったそ

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緊張時や不眠時の精神統一

緊張時や不眠時の精神統一について軽く触れていきましょう。 緊張しているときや眠れない時は、落ち着こうと思ってもなかなか落ち着くことができません。 また無駄な思考や妄想がループしたりして無駄に疲れてしまうという時もあります。 そうした時に「思考によって思考を制する」ということはなかなかできません。 なので、手綱を取るように暴れる思考を制する実践的方法を軽めに少しだけご紹介します。 意識の散らかり 落ち着きの対極にあるものは、混乱や妄想といったものになります。そうした物を含め思考の活動は、刺激に対して反応するということ

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体の記憶と澱みが消える感覚

イライラや不安の記憶というものは頭の中に残るという捉え方が一般的ですが、緊張によって起こったコリが体の記憶として体に残るという側面もあります。 うつやパニック障害等々を含め広く自律神経失調症の要因となるひとつはコリにあります。 一応緊張の原因となる精神としての原因があって、それによって生じた結果といえば結果ですが、その一種の疲労は蓄積していきます。 何度も想起してしまう記憶は、いま現実には起こっていないことなので虚像ですが、そうした虚像によって起こる緊張、そして緊張から起こるコリはどんどん蓄積していきます。 普通は

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うつと仕事と経済的自立

うつと仕事と経済的自立ということで、うつと仕事を中心に書いていきます。 ご連絡の中で、うつ状態にある自分がどうやって経済的自立を果たせば良いのかとか、体力が続かない中、仕事面はどうすればよいのかという旨のご質問をいただくことがあります。 具体的な職探し等々は、ご本人の性格やスキル、エリアごとの求人状況によって千差万別なので、各エリアの職業安定所や求人サービス等々に委ねるしかありません。 まあ経済的自立に関して言えば、就職という形でなくても構わないのですが、「起業や投資等々なんてとんでもなく、ひとまずそれしか浮かばな

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自己実現と安らぎ

「あなたの自己実現とこの心の安らぎは関係がありません」 といった感じで、自己実現と安らぎについて触れていきます。 ふと心が折れそうになった時、一種の呪文のようにつぶやいてみると面白いかもしれません。 より厳密に考えると、「無意識は単語の概念から想起するため否定形を認識できない」とか、「単語の意味を想起してから打ち消すので、一度は想起してしまう」という部分もありますが、そのようにしか表現できないので、ひとまず先の感じのフレーズにしておきました。 この自己実現と安らぎの関係については、複数の意味が抽象的に統合されていま

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認知のあり方と解釈

認知のあり方と解釈について触れていきます。 社会においては、誰が発したのかというところが影響することがありますが、本来は意味において誰が発するかというところは、哲学領域等々、領域によっては本当に関係がありません。 出典を根拠とされようが、その出典自体は何に保証されているのか、という感じになります。より詳しい論証やデータがあるくらいで、蓋然性が高まる程度でしかなく絶対的な根拠としては成り立たないのです。 ただ、 「内容は同じでも誰が発するかによって解釈が変わる」 ということは、日常でよくあります。文脈によっても変わり

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対人恐怖と人間不信への対処

対人恐怖と人間不信への対処について触れていきます。 人間不信や疑心暗鬼が加速すると、人によっては他人と接するのが恐いという感じになりますし、人によっては攻撃的になってしまったりします。 自分の「自我」を含めて人の意識は不安定です。なので、人を心底信用することはできませんし、それはそれで大いに理解できることですが、恐怖を感じたり攻撃的にならざるを得ないというのは「この心」にとっても苦しいことなので、「それとこれとは別次元のこと」として捉え、苦しみを時空の彼方に追いやってしまいましょう。 対人恐怖と人間不信への対処とし

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ウジウジが続く時は極論や極端な発想で思い切る

ウジウジが続く時、そんな時は微妙なストレスが日々心身を痛めつけてきます。 変なウジウジが続く時、極論や極端な発想で思い切ると、意外とあっけなくそれが解決したりします。 友人や知人に相談なんかをして「そんなことは関係ない」とか「気にするほどのことじゃない」と言ってもらったとしても、なんだか頭では理解することができつつ、心の内では納得できずにウジウジが続く、そんな時があります。 ウジウジしている時というのは、少なからず葛藤があるときです。本当に諦めていたら気にもならなくなるはずですし、若干の期待のようなものがあるからこ

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明日や未来が見えない時の対処法

人が絶望する時、それは「明日や未来が見えない時」がほとんどです。 うつが語られる時、世の中では体調とか考え方とかそうしたものが中心になりがちですが、「ぽっかり空いた何か」をどうすればいいのかということについては、ほとんど示されません。 体を良くするとか現状をハッピーにするということはいいですが、そうしてネガティブ要因を何とかしたとしても、それでも「この先どうすれば良いのか?」ということを誰も教えてくれません。 人生において「嫌だ!」と思う瞬間はたくさんありますが、その中でもとりわけ「こんな毎日がこれからも続く」とい

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鈍い人たちの言動に直接反応せず、自らの洞察力を活かす

「鈍い人たちの言動に直接反応せず、自らの洞察力を活かす」ということで、世の中にいる鈍感な人たち、図太い人たちなど、いわゆる「気が回らない人たち」に対して辟易するのをやめて、そうした人たちの気の使えなさを見抜ける自分の洞察力を活かしていきましょうというようなことについて触れていきます。 以前、鬱になる人は繊細で頭が良いというようなことを書いたことがありましたが、それは適当に言ったわけではありません。 論理矛盾に気付く能力や共感力があるからこそ、鈍い人たちの言動のおかしさやひどさ、そして社会的矛盾なんかに気づいて葛藤が

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記憶からの影響・記憶の臨場感を下げる方法

うつ状態にある時、何かを始めようと思っても記憶からの影響によって、ストップがかかってしまう事があります。 行動をする時でなくても「記憶を思い出して嫌な感情が起こってしまう」ということもあります。 そんな時にはこれからご紹介する「記憶からの影響・記憶の臨場感を下げる方法」を使うと、記憶からの影響を弱めることができます。 まあこれは結構有名な方法であり、心理療法家であれば概ね誰でも知っているような方法になりますし、特に危険性はありません。 あることをしてみようと思った時に、頭で考えてみたのに、実際の行動に移せないという

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自分を制限しているものを観て限りなく壊せ

「自分を制限しているものを観て限りなく壊せ」なんてな大それたタイトルです。少なくとも自分を制限しているものを見極め、それをどんどん壊していきましょう。 だいたいうつ状態の時は、ちょろちょろと「うつ改善にプラスになること」を試みる方向で考えてしまいますが、ゆるやかに改善していくというアプローチには限界があります。 特に精神の上では、壁を壊すように破壊力を伴ったような思い切りが必要な時があります。 そういうわけなので、今回は自分を制限しているものを明らかに観てぶち壊すという方向性でお送りします。 破壊衝動を大切にしよう

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うつと酸欠と呼吸法

うつと酸欠と呼吸法について触れていきます。酸欠だからうつになるという短絡的な感じではないのですが、気分がすぐれない時に即効性のあるものとして呼吸法をご紹介しておきます。 うつに限らず体の不調となると、やれ何の成分が足りないだとか、これを補えば体調は良くなるだとかいった感じで、すぐに何かを売るということをしてきます。 「何かを売るために無駄に不安がらせているのではないか?」とすら思ってしまうほどです。 もちろんそうした「成分」的なものも影響を与えたりしますが、よほどのことがない限りそうしたものは後からで十分です。 よ

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感情のくだらなさに気付いたのなら

ほんの稀にですが、感情に苛まれそうになる場合があります。それは苦しい感情であり、苦しい状態です。 もちろんすぐに脱するのですが、そんな時はいつも「くだらないなぁ」と思います。 そんなことを一番最初に思ったのが高校生の時です。 どんな理由だったかは忘れましたが、ある時何かに悩むように何かを考え、嫌な感情に苛まれていました。 そこで十代にありがちな「友人と遊ぶ」ということを思いつき、電話をしてみたのですがあいにく友人はバイト中であり、電話は繋がりませんでした。 一時間くらいして電話がかかってきたのですが、その時には既に

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内部循環とひたすら歩くこと

僕はよく歩きます。昔からよく散歩にでかけます。それは自然の中だけといった感じではなく、近所でもよく歩きます。 ネパールでのトレッキングのように数日かけて歩くこともあれば、家の近所を5分程度歩くこともあります。 また、歩くだけでなく、自転車やバイク、そして車や電車で旅に出たりもします。 中高生の時は急に「自転車でひたすら国道9号線を走ろう」と友人を誘う形で丹波町まで行ったり、「ふらっと行くか」と自転車で大津市まで行ったりという感じで遠出をすることもしばしばありました。旅の予算としては飲み物代くらいでいいので数百円です

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思考を整えることと自然体になること

特にうつ状態の時に限ったことではなく、いつでも思考は静まり整っていることが理想的です。 感情は即時的でそれ自体が現在の答えのような性質を持っていますが、当然のものではありながら結局は何かの反応にしか過ぎません。 生理的な恐怖のようなものなら、いわば「身体の都合」ということにもなりますが、思考上で起こる恐怖や不安など、所詮思考上で起こっている実体のない虚像ということになります。 しかしながら虚像と同化しているような状態にあっては、反応にしか過ぎないものの「今の事実」には変わりないため、しんどくなったりしてしまいます。

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笑いの効果

人の行動の中には即時的で直接的な効果のあるものと、思考上でぐるぐる回ってからでないと効果がないようなものがあります。 睡眠や食事や排泄などは即時的で直接的な効果があります。一方、「試験に合格した」とか「面接が終わった」とか「やっとパートナーが見つかった」いうようなものは、体が直接喜ぶというようなことではなく、短い時間ながらもなんだかんだで思考が巡り巡ってから喜ぶという感じになっています。 ただ、笑いに関しては「こらえることができないほどの爆笑」をもたらされた瞬間は即時的で直接的な喜びがあります。もちろんそれによる健

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不安感を解消する極めて簡単な第一歩

不安感を解消する極めて簡単な第一歩ということで、今回は最もシンプルでわかりやすく気楽な感じでお送りしていきます。まずは当座の「不安や不安感をなんとかしたい」という人向けに不安感を解消する方法をご紹介します。 いつもは「適当なことを言うな」という感じで過ごしていた病中当時の僕に合わせるような形で、当時の僕のような人向けにとことん書いていたりするため、うつテーマながらやや難解だったりすると思いますが、今回は極めて簡単な内容になります。 それでは、まず面白い人のご紹介から進めていきましょう。 「関係ない」で凄まじく出世し

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