
tune
(2007年04月10日04:17) 僕はよく歩く。 なので通りがかりに古本屋などがあると迷わず入る。 20冊ほど抱えて出てくる。 そんな風にして生きているものなので、部屋にはまだ読んでいない山積みの本がある。 図書館にありそうな本はあまり買わない。 でも新刊も買わない。 最新作が良作とは限らない。 幾ら目利きになっていったとしても十冊中の数冊はハズレたりする。 然し、作品が古いから使い物にならないと言うのは聞いた事が無い。 法改正前の

若き日のbossu 2005年12月~2006年1月
養子のうさぎが亡くなってからというもの、彼と出会う前の僕と今の僕がつながってきたような感覚に陥っています。 そう言えば、本ブログは僕の集大成サイトにもかかわらず、まだ集めきっていない思考の痕跡があることを思い出しました。本当に一部のものは本ブログに移管してありますが、なるべく本格的にちょろちょろ移管しておこうと思います。 ということで、この投稿は「若き日のbossu 2005年12月~2006年1月」という感じでいわば番外編です。番号が
孤独な人々に
われわれが他の人間の名誉を世間の目の前で大切にするのと同じように、独言を言うときにも大切にするのでないならば、われわれは行儀の悪い人間である。 曙光 569 孤独な人々と独り言、ということで、稀に誰に話すわけでもなく一人でブツブツ言っている人について書いていきましょう。 僕は昔から変な人が好きです。およそ誰からも相手にされていないような、世間で言う変人の人には積極的に声をかけていました。ということでおそらく僕も変人なのです。 仲間内で前
うさぎの死 さようならわが息子よ
寝たきりの要介護状態となり、実家の僕の部屋で家族総出で介護を続けていましたが、本日早朝前、養子のうさぎが亡くなりました。 夏頃から片足半身不随となっていましたが、マッサージなどで復活したり、また具合が悪くなったりという感じを繰り返していました(マッサージでうさぎの斜頸&片足不随を治す)。 その後完全に立てなくなったのは今年の8月13日。右側を下に向けるようにして寝たきりになりました。それから80日、家族総出でうさぎの介護が始まりました。
憎しみをもたずに
君は情熱に別れを告げようとするのか?そうしたまえ。しかし情熱に対して憎しみをもたずに! 曙光 411 序 情熱と別れということで、叶わなかった恋、そして叶わせなかった恋というものについてでも書いていきましょう。 いくら情熱を持とうとも叶わなかった恋というものもあります。しかしやはり、何にも情熱を持てないままに過ごすよりは随分とその瞬間を輝かせるものとして、その成就に関わらず良い経験であると思っています。 一方、いくら情熱を持たれても叶わ
聖者の人間性
世間の聖者のイメージとしては、どこかしら厳しい戒律を守っていて、温厚で優しい人というイメージがあると思いますが、僕は昔からこの戒律というものについて首を傾げていました。 なぜなら、「戒律を守らなければならない」「律法を遵守しなければならない」という一種の制限自体が、戒律を破る動機の存在を認め、また、強制されることでそれ自体が苦しみとなるのではないか、ということを考えたからです。 「決まっているからやってはいけない」 「戒めなのだから守ら

寛大がひろく必要なところ
多くの人たちは、公然たる悪人となるか、あるいはひそかな憂苦のにない手となるか、を選ぶにすぎない。 曙光 408 昨日、独りで散歩しました。その時にふと考えたことは、どうしても、「人は人に合わせると実力を発揮できない」というようなことです。 ふと今まで働いてきた数々の仕事を思い出しました。 自分を自由にさせてくれる上司の場合は、人の倍くらいの結果を残し、親切心で何かと教えてくれる上司がいる場合は、逆に「甘え」が生まれ、「やり方の制限」がか
同情的なキリスト教徒
隣人の苦しみに対するキリスト教的な同情の裏面は、隣人の喜びのすべてを、隣人が望みまたなしうるすべてのことに対するその喜びを、深く邪推することである。 曙光 80 どんなことでも、それを面白いこととして笑ってしまうことができます。それが悲劇の哀愁であっても、悔しさであっても絶望であっても、笑ってしまうことはできるはずです。 勤め人時代、職場の先輩二人とお好み焼き屋に行った時のことです。 「○○さんって、犬に似てますよね」 と言ったところ、

心にググっと群馬県 まとめ
心にググっと群馬県、ということで群馬ツアーの記事が結構あるのですが、一覧化したくなったので、まとめページを作っておきます。 上毛三山にちなみまして妙義山・榛名山・赤城山という分類にしておこうと思います。なお、順序は京都からの位置関係です。 碓氷・妙義 心にググっと群馬県 2014 碓氷~妙義 心にググっと群馬県 2015 碓氷峠「アプトの道」 心にググっと群馬県 2015 妙義山 心にググっと群馬県 2014 富岡製糸場 ぐんまけん!

第1000回投稿記念
これで1000記事目になります。1000回目の投稿ということで「第1000回投稿記念」です。桁が一つ増えました。なお、ブログスタートから3年半くらいです。 前回の第900回投稿記念は、2017年8月13日だったので、前回からの100記事はまあまあの速度で投稿したという感じです。その前は、1年3ヶ月かけて100記事でしたが、今回は早かったですね。 今回の投稿記念の回は、「桁がひとつ上がったぞ」記念ということで、またまた日を分割して書いてい

申し分のない相手を望む
申し分のない相手を望むということで、「理想の相手」について触れていきましょう。「本当に理想的なパートナー」というものを思い浮かべる時、どんな人を思い浮かべるでしょうか? 思う存分わがままに設定したとして、もう一度その設定を振り返ってみてください。 おそらく、どこかしら抵抗があるのではないでしょうか? 例えば、相手は金持ちの方がいいということを思っていた場合でも、気持ちの奥底では「金持ちの家の風習についていけないかもしれない」とか「不動産
隣人憎悪
他人が自分自身を感じるとおりに、われわれが他人を感じるとすれば― ショーペンハウアーが同情と呼ぶもの、そしてもっと正確には、苦しみをひとつにすること、共に苦しむことといえるものだが―、他人が自分自身を、パスカルのように、憎むべきものと感じるときには、われわれは他人を憎まなければならないであろう。 曙光 63 前半 隣人憎悪ということで、だいたいトラブルのもとになる隣人についてでも書いていきます。 以前、共◯党の町内会長に、家の横をゴミ置

心にググっと群馬県 2017 番外編
ひとまず今回の心にググっと群馬県2017を投稿してみましたが、まずは写真をという感じだったので、追々追記していくかもしれません。 今回も、心にググっと群馬県 2017 番外編として、合間合間にあった出来事をちょろちょろ書いていきます。 行きはそうでもなかったのですが、栃木・群馬から帰り道、道路上でたくさんの動物に出会いました。出現した動物を順序立てると、猿、狐、鼬(いたち)、鹿という感じです。 鹿は京都でもよく見ますが、猿は洛西くらいで

やすらぎの栃木路 2017 中禅寺湖
群馬県から栃木県に突入し、まずお出迎えしてくれるのが中禅寺湖です。 以前もいろは坂を走りに来たときに見てビビッときました。 やすらぎの栃木路 2015 いろは坂 今回は、夕暮れ時の中禅寺湖です。風もキレイですごく心地よい時間を過ごすことができました。 夕暮れ時の中禅寺湖 日が暮れる少し前の中禅寺湖。 (写り込んでいる人はもちろん僕ではありません) だんだん日が暮れてきて、趣が変化していきます。 すごくきれいな色ときれいな風。 さらに色が

心にググっと群馬県 2017 吹割の滝
赤城山の大沼を経由して向かうは日光方面ですが、一昨年やたらと車が混んでいたところがあったので、今年は立ち寄ってみることにしました。ということで吹割の滝です。 本当は尾瀬国立公園に行こうと思ったのですが、なんだか車を駐めてそこからバスで移動してさらに徒歩で1時間くらいという謎の苦行を強いられるようですので、パスしました。 尾瀬に行くなら尾瀬だけに集中する必要があるようです。 時間の都合上今回は厳しそうだったので、ひとまず尾瀬ではなく吹割の

心にググっと群馬県 2017 榛名湖と大沼
高崎のガトーフェスタハラダの後は高崎市内をぐるぐる、そしてやはり榛名湖の方に行きました。 榛名湖へ向かう道中、間接的なご縁のある酒屋さんに行ったり、榛名神社にふらっと立ち寄ったりしました。 榛名神社鳥居前にある榛名簡易郵便局。味のある簡易郵便局です。 榛名神社 いつもとは違うルートで榛名湖の方に向かったので、今回のルート場にあった榛名神社に行くことになりました。 榛名神社は風格がありました。古色蒼然たるたたずまいという感じです。 岩々が

心にググっと群馬県 2017 ガトーフェスタハラダ
ビーナスラインを越え、いつものごとく和田峠を走ったのですが、前に走るトラックが凄まじく速く、やっぱりこの辺の人はすごいなぁと感心しました。 ということで、軽井沢を経由して碓氷峠へ。 と思ったらフラフラだったからか碓氷パイパスの方に行ってしまい、一往復しました。 この日は体にもガタが来ており、碓氷の連続コーナーで吐きそうになり、碓氷を抜けた後は妙義に行こうと思いつつも断念し、おとなしく国道18号で高崎市の方まで行きました。 そして翌朝、ガ

しあわせ信州 2017 ビーナスライン~美ヶ原
今回の長野県のお楽しみは諏訪湖とさんれーく、そしてビーナスラインです。 毎度毎度下道しか走らないのは、峠を走ることを満喫するのと、ご当地の隠れたスポットを発見するためだからという感じです。目的地に行くことが目的なら高速道路を使いますが、冒険の旅は旅すがらに楽しみがあるものだと思っています。 ということで、ビーナスラインです。 全国を走り抜いたわけではないのですが、今のところ暫定日本一の道です。 霧ヶ峰富士見台に立ち寄ったりしながらビーナ

しあわせ信州 2017 諏訪湖&さんれーく
旅行記第一弾は、しあわせ信州 2017ということで、まずは、諏訪湖とさんれーく岡谷店について投稿します。諏訪湖では「諏訪湖クルージング」として諏訪湖遊覧船おやこはくちょう丸に乗船しました。 さんれーく 岡谷店 諏訪湖クルージング 諏訪湖遊覧船おやこはくちょう丸 今回は朝出発だったのですが、まあ諏訪湖まではだいたい京都から340キロくらいです。もちろん高速道路は使いません。 とりあえず山中越えから行ったのですが、西大津バイパスの渋滞に巻き
人間と国民は何によって光沢[ツヤ]が出るか
われわれがそれを行う前に、誤解されることを見抜いたり邪推したりするために、どんなに多くの純粋に個人的な行為が中止されることであろう! 曙光 529 前半 まれに、自分で「交渉上手だ」と思っていながらも、結局損をしている人がいます。 確かに「厚かましいお願い」でも、プラス10%くらいのオマケなら、ゴリ押しで何とかなります。 でも短期的には得をしても長期的に見ると損をしている人が案外多いのです。 「厚かましいお願い」やゴリ押しで、その場は得

永遠の葬式
永遠の葬式ということで、葬式の話でもします。 つい昨年の今頃、おばあちゃんが亡くなりました。これで全てのおじいちゃんおばあちゃんが亡くなったという感じです。 ということで、このシーズンになるとおばあちゃんのことを思い出します。 実家建て替えの間、少し離れたところに住んでいたのですが、その頃毎朝おばあちゃんの自転車の後ろに乗って小学校前まで送ってもらっていたことをよく思い出します。 そんなおばあちゃんと最後に観たテレビ番組がブラタモリの「

第900回投稿記念
これで900記事目になります。900回目の投稿ということで「第900回投稿記念」です。前回の第800回投稿記念は、2016年5月7日だったので、1年3ヶ月かけて100記事書いたということになります。 さて、常連さんいつもご高覧ありがとうございます。 ユーザーさんの滞在時間を見ていたら、最高記録で13時間超えという半日以上の記録があり、「猛者だなぁ」という印象を受けました。 ― 何だかんだで、1000回記念になっても曙光はまだ終わらないと
老いも若きも
老いも若きも。 楽しめるのが文化系。 ということでプレシジョンベースについてでも書いていきます。 わがパートナー Fender プレシジョンベース 一応初代のベースは、英会話の先生のお兄さんからのお下がりで、今ではお蔵入りですが、その後中3から使っている二代目プレシジョンベースをいまだにずっと使っています。 三代目のジャズベもあるのですが、やはり本質的なところでは自分のプレシジョンベース以外のベースを受け付けないようです。 なんせ中3か
清涼飲料としての誤謬
これはもう清涼飲料水について書くしかありませんね。 一番好きな清涼飲料水は、コカ・コーラが稀に限定発売するバニラコークです。次に沖縄バヤリースのサンサン(サンサントップクリームソーダ)です。 で、ここに挙げたものは何だか限定品ばかりなので、限定ではないものを挙げておくとウィルキンソンのジンジャーエールなんかが好きですね。たいてい酒屋にしか置いていませんが、酒なんかで割るのがもったいないですよ。 それとJT飲料の爽快ビタミンですね。 そし

赤黄色の金木犀
なるべく独りで聴きたい曲というものがあります。 フジファブリックの赤黄色の金木犀もその一曲です。 で、さらにこのライブ版はすごい熱量です。 10年位前のときのパワーが欲しい時はいつもこの曲を、さらに言えばこのライブ版の赤黄色の金木犀を聴くことにしています。 仮に自分がギタリストで普段はすごく「ギターソロを弾きたい」ということを思っていても、金澤ダイスケ氏にキーボードを弾かれたら、それはもう全幅の信頼をおいてお任せしたくなります(と言って

ジュゴンの見える丘 2017
突然ですが、一月ほど前沖縄に行きました。 今まで生きてきて沖縄に行きたいと思ったことは一度もないのですが、何故かこれで三回目です。 沖縄自体は好きでも嫌いでも無かったのですが、どうも都市部での生活や自分の地元に嫌悪を抱いた人たちがドロップアウトする場所のイメージがあるので、あまり印象はよくありませんでした。 もちろん沖縄という場所自体、沖縄の人自体には何の問題もありません。 そこで現地に行って少し考えてみると、沖縄と京都は風土は全然違っ
すばらしい日々
祝三周年記念のときはあまり時間がなかったので、それほどかけませんでしたが、この「すばらしい日々」の投稿の宣言をしていました。 そういうわけですばらしい日々についてお送りしていきましょう。 高校入学の少し前、中学三年生の時 あれは確か高校受験の頃かそれより少し前のまだ少し寒い頃だったでしょうか、ほとんど勉強をしないまま受験を「クイズ」程度の感覚に扱い、ベースを毎日弾く日々を送っていました。 他校の同級生の中には既に「ライブハウスで演奏した

新年 2017
みなさま、あけましておめでとうございます。 2017年になりました。ことしは「さよなら2016」を書く暇がありませんでした。 さて、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。 僕は今年も白味噌の雑煮ばかり食べています。基本的に出歩くつもりはありません。ついでに軽い投稿を連投でもしようかと思います。 ということで、先日であったスズメバチについてでも書いていきましょう。 スズメバチとの思い出 たいてい黒い服か濃紺なんかのスーツを着ているので、蜂に
暇な人との思い出
先日養子の目の一部が赤くなっていたので、彼を動物病院に連れて行きました。 獣医に抱っこされた際に、かなり嫌だったのかドロップキックをしていました。 白内障の影響らしいのですが、特に不快がっていないということで治療は無しです。診察料金は320円。かなり良心的です。 父が車を出してくれたのですが、父の同級生に獣医がいるという話になり、「アイツんとこなら5000円位ボリよるぞ」と言っていました。 最近の養子のお気に入りは「バナナ」です。 暇な
第三の解放
ご無沙汰しております。bossuです。やはり睡眠が浅く体調が良くありません。が、本日、非常に解放されたような気分になりました。第800回投稿記念目前ですが、個人的なことについて触れていきます。 御存知の通り(常連さんだけかもしれませんが)、僕は、闇雲に勉強だけしてきたタイプではありません。 どちらかといえば野草のような生き方をしてきました。 野草って強いですよね。 いつも彼らをみると元気になります。 最近でこそ煩いも少なく、平穏な日々を