タグ別アーカイブ: 思い出

私的な思い出

誰もが狼狽を隠せない

一触即発の緊張感や焦燥感から、狼狽してしまうということもありますが、ズレすぎている人に出くわした時の狼狽というものもあります。 言葉遣いなどにやたらに敏感な京都という土地柄では、そうした狼狽に関して他エリアよりも出くわす頻度が高いというようなことを思っています。 20歳くらいのときの対バン相手のお話ですが、事あるごとに言葉尻が京都にそぐわない感じでした。 「あ、もう切ってもらっていいですよ」「あ、もう少し音絞ってもらっていいですよ」といった感じで、PAさんに対して逐一何か引っかかるようなフレーズを繰り返していました

» 誰もが狼狽を隠せないの続きを読む


掘割を這上り、道端に立った

中学生の頃、同級生とよく自転車で旅立ったりしました。 ある夏、ジーパンマニアである一人の同級生が、少し離れた場所にあるジーパン屋に行こうと誘ってきました。 同級生たちと三人で向かったのですが、スマートフォンなどで地図を参照することのできない時代だったので、迷いに迷いました。多少郊外なので、田んぼや畑がちらほらあるような場所をグルグルグルグル回っていました。 迷いすぎたので、どうせならば自転車ツアーを楽しもうと蛇行運転を繰り返していた僕は、普段近所ではお目にかかれない、用水路的な掘割に自転車ごと落ちてしまいました。

» 掘割を這上り、道端に立ったの続きを読む


痩せ細った体

対象が人であれ動物であれ、かつてがっしりして元気だった者が痩せ細っていく姿を見るのは辛いものがあります。 養子のうさぎも、寝たきり時には日に日に体重が低下していき、一番がっしりしていた頃と比較して、最後は体重が半分以下になっていました。 そうした痩せ細った体を見る辛さは、基本的には記憶からやってきます。一種の愛別離苦ということになりましょう。 また、単純に「具合が悪そう」とか「しんどいだろうなぁ」とか「どのような環境にいたのだろう」いう推測からの苦しみもあります。ただ、それらは慈悲につながるので、ある種共感すること

» 痩せ細った体の続きを読む


何処に置いておくつもり

「何処に置くの!」というようなフレーズがありますが、母を筆頭にそうした言葉を今まで何度も投げかけられたことがあります。 あまり物を買ったりしない傾向にありますが、「何処に置いておくつもり?」ということで、大型のものを急に持ち帰るということがたまにあります。 大型の物ということでなくても、養子のうさぎも相談なしに養子入りしてもらいましたし、周りの人々としては抵抗がありそうなことに関しては事あるごとに事後報告を徹底しています。 まあ基本的には現状維持や保存の方に意識が傾くので、そうした思い切りのようなものがないと、何事

» 何処に置いておくつもりの続きを読む


まだ青というまでにはなっていない夜明けの空

物事に没頭し、深夜どころか朝まで何かをやり続けてしまうような時、ふとベランダに出て、まだ青というまでにはなっていない夜明けの空を見ると非常に心地よい風がやってきます。 夜明けの直前から鳥は鳴き始めるようで、まだ微妙に薄暗い中微かに聞こえる鳴き声が、その「まだ青というまでにはなっていない夜明けの空」をさらに感慨深いものにしてくれたりします。 一応、体としては日中の方に力が出るようになっているという感じがしますが、街がもう動いていて、あれこれ何かとできてしまうとか、人から連絡が来るかもしれないとか、そうした様々な要因か

» まだ青というまでにはなっていない夜明けの空の続きを読む


ゴミを捨ててある場所にひきつけられる

今ではすっかりきれいになりましたが、地元においても無法地帯的にゴミ捨て場となっているような場所がちらほらありました。 高校生くらいのときから京都でもホームレスの方がどこかに追いやられたり、そうした無法地帯的なゴミ捨て場も無くなっていったりしました。 小中学生の頃となるとそうしたゴミ捨て場は、ある種ワクワクスポットであり、何かしら面白いものが捨ててあるのではないかという淡い期待が満載の場所でありました。 暗黙のルールということなのか、もちろん生ゴミ類など衛生的に問題が生じそうなものは捨てておらず、主に紙類と家電などが

» ゴミを捨ててある場所にひきつけられるの続きを読む


咎められた記憶

多少表現は異なれ、「言われるうちが花」「叱られているうちはまだいい」などと言われることがあります。 「褒められて伸びるタイプなんで」などと言いつつ、自己評価が下がるからと説教されることを予め防ごうとするような人がいる中ではありますが、やはり言われているうちはまだ潜在的な可能性に期待を持ってもらえているということになるので、まさに言われているうちが花という感じになります。 ― スランプとでも言うべきか、何かしら不調が続く時期というのは一定周期でやってくるような気がしますが、勤め人の頃、究極的なスランプに陥り、当時の上

» 咎められた記憶の続きを読む


祖父が吠えた

中学生の時、ひとつ上の学年の人たちに悉く嫌われ尽くした僕は、かばんに鉄板を入れて武装し、程よい緊張感の中、登下校をしていました。 「日本は治安が良いというのは、嘘である」 と思っていました。 まあ鉄板についても「恐い」というより「面倒くさい」というのが本音であり、「いざというときのために」というのは正しいですが「一気に終わらせたい」というのが本心でした。 同級生は大半は、そんな人達に変に媚びを売るような感じで過ごしていたので、標的は僕と僕の友達だけで、かつ僕の友達はお兄さんの力によって除外されていたので、結局僕だけ

» 祖父が吠えたの続きを読む


自身の方法

思えば「多数決を信用しない」ということの原点は、幼稚園児のときの思い出に遡ります。 右と左の区別において、僕以外の全員が間違った方向に進み、僕だけが正しい方向に進みました。その理由は簡単で、かなり早い時期から自分の手のほくろを目印に左右を区別していたからこそ、正しい方を選ぶことができたということになります。 その時の僕以外の全員は、最初に進んだ誰かに従うように進んでいただけで区別がついてないという感じでした。それはそれで、そんな左右の区別の教育をしている最中なので間違うことがいけないというわけではありません。 しか

» 自身の方法の続きを読む


餅なんかにつく青カビ

餅なんかにつく青カビが抗生物質の原料であるように、カビや菌だからといって毛嫌いする必要もないはずですが、世の中には潔癖の人もいて、全てのカビや菌が悪者であるかのように考える人もいます。 「すべてはバランスしだい」という感じで、恒常性維持機能は、バランスを取るというのが基本です。偏ったら偏りを戻すという感じですね。 現代では比較的マシになった感じではありますが、世の健康情報はたいていあまりあてにならず、ある偏りに対しての矯正としては良いものの、「絶対的に良い」というふうに早合点する人たちを想定していないというフシがあ

» 餅なんかにつく青カビの続きを読む


心をときめかせるに足る珍品

昔から物欲があまりないので、物によって心がときめいたという経験は少ないのですが、やはりなるべく汎用製品ではなく、電気も通わず、手の込んだもので洒落っ気のあるものが良いと思っています。 家電屋さんで買えるものよりも手紙のほうがありがたいという感じになり、代替性がないほうが心ときめくのは当然といえば当然で、それそのものが持つ便利等々の機能がなければ無いほどよいという感じになります。 電子的な通信が一般的となった現代では、いきなり旅先から届いたポストカードですら「心をときめかせるに足る珍品」となりうるようになりました。

» 心をときめかせるに足る珍品の続きを読む


第1600回投稿記念

これで1600記事目になります。ブログ創設から1600回目の投稿ということで「第1600回投稿記念」です。 前回の第1500回投稿記念は、2019年6月1日で、前回からの100記事は、4ヶ月ちょっとかけて投稿したという感じです。旅行記を細分化して連投したことや「笑う月」を開始したことで後半にはスピードが高まりましたが、前半はかなり緩やかでした。 さて、常連さんいつもご高覧ありがとうございます。 また、contactからご連絡いただいた方、投稿にコメントをいただいた方、ありがとうございます。毎度のことながらたくさんの

» 第1600回投稿記念の続きを読む


腰をおろして泣いていた

ふと気付けば歩道橋で腰をおろして泣いていたという経験があります。 それは夏の疲れがもたらしたものなのか、ふと気付いた何かしらの虚しさなのかはよくわかりません。 秋風がもたらした愁嘆。 それは何だか体からの本音のような、体が限界にきたからこその悔し涙のような、それよりももっと哲学的な「生きてるって何だろ生きてるって何?」のような雰囲気だったのかもしれません。 その当時、それまで病気で動きが鈍かった分を取り返すように、さまざまな事に奔走していました。それはそれで充実感もあり、また日に日に高まっていくスキルにも移り行く情

» 腰をおろして泣いていたの続きを読む


厚化粧した廃墟

廃墟というと八幡の通称軍人病院を思い出します。その場所は、尾ひれがついてまた尾ひれが付き軍人病院と呼ばれていました。 なお、現在では立入禁止になっているようです。 心霊現象が絶えないという感じのようですが、おそらく思い込みからやってきているのでしょう。「実際には軍人病院では無かった」という場合に「負傷した兵隊を見た」というのは、辻褄が合いません。ということできっと妄想の産物です。 当時単車に乗っていた僕は、一番最初は単車仲間と複数人でという感じでしたが、その後幾度となく女子に「連れて行って欲しい」と言われ、心霊スポ

» 厚化粧した廃墟の続きを読む


追跡の恐怖

いつの時代も潔く去ることをしないストーカーのような存在はいて、それはきっと無くなることはありません。 そういう僕も何度かストーキングされたことがありますが、そうしたときには逆にストーカー相手に遊んでしまうことにしています。 まあ個人的にも付け回されたことがありますが、会社の方にも嫌がらせのつもりか何なのか非通知の無言電話がかかってきたりします。 一応そうした着信は拒否するように設定しているのですが、一度設定解除して再設定し忘れた時に深夜にかかってきたことがありました。その時の無言電話への対応は「何かが切れる瞬間」で

» 追跡の恐怖の続きを読む


初秋の風

初秋の風を感じると無性に桂坂の公園に行きたくなります。 できれば単車がいいですね。 ― 18歳くらいからこの季節には必ず消化器系が不調になり、体は痛いのですが爽快というよくわからない体調になります。  何だか体は痛くても…風が美しいこの時期を逃すものかと思い立ったものの単車仲間がつかまらず、誰かを後ろにでも乗せて旅立とうかと思った日。 「ポンポン山に行こう」 以前にコンビニで地図を参照しているときに目を引いたその名前だけを根拠に、意味なくその場所まで向かうことにしました。 桂坂の公園で一休み。 そんな夜がよく似合

» 初秋の風の続きを読む


清流の国 ぎふ 2019 笠松競馬場

清流の国 ぎふ 2019 笠松競馬場

最後を飾るのは、岐阜県笠松町にある笠松競馬場です。岐阜市の南にあります。 「笠松けいば」といえば、名馬オグリキャップを輩出した公営競馬場です。 地方の高知競馬場を舞台とした「たいようのマキバオー」を読んでから地方競馬とは一体どんな感じなのかを知りたくて行ってみました。日程が合えば7月に行っても良かったかなぁと思いましたが、日程が合わずにパスしていました。 京都から近い地方競馬といえば尼崎の園田競馬場で、また今回の夏ツアーでは石川にも行ったので金沢競馬場という手もありましたが、やはりオグリキャップが決め手となり笠松競

» 清流の国 ぎふ 2019 笠松競馬場の続きを読む


草津熱帯圏 鳥類 インコ ヨウム オオサイチョウ

草津熱帯圏 鳥類 インコ・ヨウム・オオサイチョウ

草津熱帯圏最後は鳥類です。インコ・ヨウム・オオサイチョウといった鳥たちをご紹介します。 うさぎと並び大のインコ好きであるため、インコとのふれあいは嬉しかったですね。 ルリコンゴウインコ まずは草津熱帯圏名物、絶叫系インコのルリコンゴウインコです。 前回は爆音を聞かせてくれましたが、この時は大人しく過ごしていました。 ヨウムのくぅーちゃん ヨウムのくぅーちゃん。 鳥類の中でも極めて知能の高い大型インコです。 オオサイチョウ 横から見ると美しいくちばしが際立つオオサイチョウ。 だんだん正面側に近づくと… キエリヒメコン

» 草津熱帯圏 鳥類 インコ・ヨウム・オオサイチョウの続きを読む


草津熱帯圏 哺乳類 マーラ ミニブタ カピバラ

草津熱帯圏 哺乳類 マーラ・ミニブタ・カピバラ

続きましてマーラ・ミニブタ・カピバラと、草津熱帯圏の哺乳類たちのうち屋内にいる方々。 おばあちゃんカピバラのまりもちゃんが今年の6月に老衰のため亡くなったようなので、孫のまるをなでなでしにいきました。 マーラ カピバラと同じテンジクネズミ科のマーラ。赤ちゃんが生まれたようです。 ミニブタのぶーちゃん 食欲旺盛なミニブタのぶーちゃん。 カピバラのまさるとまりん 比較的最近夫婦となったカピバラのまさるとまりん。 んおー! カピバラの「まる」 伝説のおばあちゃんカピバラまりもちゃんの孫「まる」。 お母さんの「まめ」に育児

» 草津熱帯圏 哺乳類 マーラ・ミニブタ・カピバラの続きを読む


草津熱帯圏 哺乳類 サル うさぎ ラマ 羊 ヤギ ハクビシン

草津熱帯圏 哺乳類 サル・うさぎ・ラマ・羊・ヤギ・ハクビシン

さて、続きまして草津熱帯圏の哺乳類たちです。 サル・うさぎ・ラマ・羊・ヤギ・ハクビシンと、まずは屋外にいる方々から。 うさぎとのふれあいや「今年もアルパカのマーブルがいるかなぁ」とちょっと駆け足で近寄った羊・ヤギ・ラマコーナーを中心に屋外にいる動物たちについて触れていきます。 サル山 うさぎ 続きましてぶぅぶぅチャンス、うさぎコーナーです。 ヤマちゃん タマちゃん きなこちゃん ふくちゃん クロちゃん そうか少し養子に似ていた君はクロちゃんというのか。 ユキちゃん ミミちゃん 出会って数分で… ぺろぺろぺろぺろ…

» 草津熱帯圏 哺乳類 サル・うさぎ・ラマ・羊・ヤギ・ハクビシンの続きを読む


赤城乗馬クラブ 厩舎と放牧場

赤城乗馬クラブ 厩舎と放牧場

カミーロに乗って外乗した後は赤城乗馬クラブ内の厩舎と放牧場を見学。 ひとまず厩舎内のカミーロの馬房へ。 ちょうど食餌の時間。 いっぱい食べろよ! 父・母不明… オグリキャップの娘ワダルコさん。 厩舎を出て仔馬のところへ。 おやつをあげてみましたが、まだ仔馬ということもあって食べるのがちょっと下手だったりします。 放牧場にて ウーマナーミナーノネー♪ あーなたーとーってもー♪ ウーマナーミナーノネー♪ わーたしはとーりこー♪ ウーマーが合うから♪ ウマが合うから… メス(牝馬)同士の争い。 おやつの匂いにつられて熾烈

» 赤城乗馬クラブ 厩舎と放牧場の続きを読む


赤城乗馬クラブ 利根川の河原を外乗

赤城乗馬クラブ 利根川の河原を外乗

車から降りて少しだけ山を歩いてお次は「馬に乗って歩く」ということで、先日の乗馬(大山乗馬センター 森の小道を馬に乗ってお散歩)に飽き足らず群馬県内でも乗馬です。 馬に乗って利根川の河原を歩き、利根川に流れる小川を渡るというなんとも魅力的な外乗コースがあるということで赤城乗馬クラブに向かいました。 カミーロと行く利根川の河原 今回僕を乗せてくれたカミーロ。 アメリカ生まれアメリカ育ちのアメリカ馬です。 「この子はね。鈍いからね」とムチを渡されました。 … そうなのか… 倒木というか、微妙に木が折れている場所を自分は通

» 赤城乗馬クラブ 利根川の河原を外乗の続きを読む


群馬県 榛名富士登山

心にググっと群馬県 2019 榛名富士登山

心にググっと群馬県2019第一弾は榛名湖、そして榛名富士登山です。 いつものごとく榛名湖畔にて榛名湖を眺めます。 あたりをぶらぶら歩いていると、オオルリという鳥が亡くなっているのを発見しました(オオルリはスズメ目ヒタキ科の青が美しい鳥です)。 こっそりと榛名湖畔の少し離れた場所に埋葬しておきました。 さて、榛名湖は毎度のことなので、今回は榛名富士です。 榛名富士に登る! といっても以前、榛名山ロープウェイにて登った榛名富士ですが(心にググっと群馬県 2015 榛名山と榛名湖)、登山道もあるため今回は登ってみることに

» 心にググっと群馬県 2019 榛名富士登山の続きを読む


水の王国 とやま 2019 番外編 富山~新潟~長野

水の王国 とやま 2019 番外編 富山~新潟~長野

高岡市の藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーを出てひたすらに日本海沿岸を走り続け、長野県に向かいました。 富山県高岡市の高岡駅に設置されているドラえもんポストから郵便を送るとドラえもんの消印が押されるということなので、高岡駅に寄り道。 合間合間で少し立ち寄りつつも距離が長いためひたすら走り続け、山手の方に向かう前に一息ついた頃… 「んあ?」 となったのですが、新潟県糸魚川市に入っていました。 糸魚川市にて 海沿いに道路と電車がほぼ並走しており、ちょうど夕暮れ時でキレイでした。 休憩してさあ出発という時… 車内にスズメ

» 水の王国 とやま 2019 番外編 富山~新潟~長野の続きを読む


いしかわ百万石物語 2019 番外編 福井~石川

いしかわ百万石物語 2019 番外編 福井~石川

今回の夏ツアーは結構たくさんの場所を巡ったので、合間合間に番外編を挟んでいこうと思います。 まずはいしかわ百万石物語 2019 番外編ということで、福井県と石川県での思い出について触れていきましょう。 いつもいつも群馬方面に向かうルートにおいて京都市内から滋賀県に入りそこを越えるまでの間の道が走りにくいため、今回は避けるように北側からぐるっと周ることにしました。 といっても、最初はどうしても京都市内から大津市内へという感じになります。しかし今回は北陸の方に向かうので、途中トンネルから堅田、琵琶湖大橋という感じではな

» いしかわ百万石物語 2019 番外編 福井~石川の続きを読む