桃源郷への登竜門

アドラーは目的論という方向性で心について語っていきましたが、そんな「目的」すら因果律的には外界からの情報でセッティングされてしまっています。 そして意識は直近に得た情報によって大きく左右されてしまいます。 ある目的、目標を持ったところで元の木阿弥になってしまう大きな要因の一つは、環境の整備が整っていないという点にありま

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鉄面皮との天王山

世の中には考えられないほど厚かましい人もいますが、そうした図々しい人の意見を受け入れるべきか否か、というところは少しばかり俯瞰しながら対処する必要があります。 ひとまず騒がれるのも面倒なので、特殊事案として適当に対処するというのもひとつですが、下手にそうした図々しさを受け入れるとそれが基準となり、今後その基準の上で対処

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張本人の付焼刃

事態をそれ以上に大きくしないためにと、何かが起こった時の事後対策として様々な工夫が凝らされたりもしますが、そうしたものの必要性自体は理解できるものの「うまくごまかす」という方向性ばかりを勧める人たちもいて、遺憾に思うことも多々あります。 根本解決や今後の対策という重要な部分を棚上げして、「うまくごまかす」という部分だけ

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断末魔の長広舌

もう明らかに諦めたほうがいいのにまだしつこくのらりくらり感を出して意味不明な弁明をしているような会見なども多々あります。 ただやはりそれは客観的に見ているからこそ相手が変に見えるだけで、実際の当事者ともなるパニックでまともな思考力を保てなくなるということになるのでしょう。 当の本人も冷静なときであれば自分を客観視して、

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短兵急にて立往生

気持ちの先走りを上手く利用すれば、そのエネルギーで目の前の問題を突破できることもあります。創業社長はだいたいせっかちな人が多い印象もありますし、あまり深く考えすぎないことが物事の展開のスピードを高めているという感じもします。 しかしながら、そうした人たちは、あまりよく考えていないようで、意識の裏側では最低限以上のことは

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大磐石ゆえ太平楽

「もうこれで安泰だ」と安心したい気持ちはわかりますが、世の中に安定というものがあると思っていること自体が誤謬であり、慢心が起こるととんだ災難に見舞われることがあります。 「安定はない」というのは普通に考えれば誰でもわかりそうなことですが、喜びの感情などによってそれが見えなくなる場合もよくあります。 安定というものが必ず

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晴れの国おかやま 2018 和気町

晴れの国おかやま 2018 和気町 「ふるさと和気 民話編」

晴れの国おかやまツアーで一番最初に行ったのは和気町です。今回は「岩井志麻子ワールドツアー」ということだったので、岩井志麻子氏の故郷岡山県和気郡和気町にちらっと寄りました。 ということで、ひとまずと言ってはなんですが、和気町歴史民俗資料館に行きました。 そしてそこで発見した「ふるさと和気 民話編」がたまらない逸品だったの

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晴れの国おかやま 2018 北木島

晴れの国おかやま 2018 北木島

真鍋島を満喫した後、お隣の北木島(きたぎしま)に向かいました。 北木島は人口が1000人くらいの島で笠岡諸島の中では唯一県道が通っている島です。真鍋島からは高速船で8分、普通船で15分位で行くことができます。 もちろん船で向かうわけですが、真鍋島に来る時と同様船の運行がイレギュラーになっていました。朝イチに確認すると何

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晴れの国おかやま 2018 真鍋島

晴れの国おかやま 2018 真鍋島

いつも夏には高原に向かうのですが、今年は思いっきり日光浴ということで晴れの国岡山です。岡山県には過去に二回ほど行ったことがあるのですが、昔岡山駅からマリンライナーに乗って香川に行った時に観た瀬戸内海の印象、島々の印象が色濃く残っていたので、瀬戸内海の島、真鍋島(まなべしま)と北木島(きたぎしま)に行ってきました。 どち

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先祖の数は想像できないほど多い

占い師や墓ビジネスを展開しているような霊感商法系の人たちはすぐに「先祖」を話題に出してきますが、やはり「知っている対象」程度しか話題に出てこないという感じのことを思ったので少し計算してみました。 「墓場ビジネスと霊感商法」で「どの先祖のことを指しているのか?」ということについて触れていたり、諸法無我などなどで、思考の対

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諸法無我

諸法無我(しょほうむが)について触れていきます。諸法無我あるいは諸法非我(しょほうひが)は、仏教用語にはなりますが、諸行無常と同じく単なる理(ことわり)を表すにしか過ぎません。 諸法無我についても仏教的な解説や哲学的なアプローチを行っていますが、仏教的な諸法無我の正確な説明、解説を示し、辞書的・教科書的に終わるつもりは

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大上段への大団円

起業する前の最後の上司というか支店長的な人は、いわゆる「全然足りねぇじゃん!」系の人でしたが、そんな彼への最後の仕打ちを決行してから退職しました。 直属の管理者には世話になっていたので、彼には恩返しがしたいと思いつつ、やはり「全然足りねぇじゃん」系の支店長を泣かせてから去ってやりたいという気持ちも少なからずありました(

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大黒柱の醍醐味

醍醐(だいご)という言葉の持つ意味がバター味やチーズ味らへんの乳製品の味のことを指すということを知ったのは比較的最近のことです。京都にも伏見に醍醐寺があり、付近は醍醐という地名なので少しは馴染みのある言葉だったはずですが、本格的に意味を知ったのは20代になってからです。 さて、リーダーたるもの、とりわけ社長たるものだけ

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走馬灯の如く思い返す太公望

「能ある鷹は爪を隠す」のおじさんは釣り好きであり、また勤め人時代には結構釣り好きの人がいました。すべての人ではないと思いますが、そうしたタイプの人から受ける印象はどうしても「趣味に生きている人」といったような感じがします。 生活を趣味に合わせて生きているという感じがして、有給などを念入りに消化していく感じの人が多いとい

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千里眼への先入観

遠くにあるものが見渡せたり、人の未来が見えたりするという能力は開眼後に発揮される能力であるというような伝承が一部であります。 「そんなことはないだろう」 と思う人も多いと思いますが、少なくとも世の中の「占い師」みたいな人たちのそれはデタラメです。そういえば某カルト宗教の教祖もそのような能力を持っていると自称していました

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瀬戸際の善後策

なんだかんだで切羽詰まった感がないと人は大きく変わることがありません。かといってその緊迫感は特に苦しいものや悲しいもの、そして辛いものでなくても構わないという感じになります。 以前、学生の課外活動に関するNPO法人の人に相談されたことがあります。 「どうすれば大学生により良い経験を与えることができるでしょうか?」 とい

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数寄屋で赤裸々に

数年前のことになりますが、すき家の前を通ると一人のおばさんが店内に入っていきました。 信号待ちをしている間、その様子を「道を挟んだ向こう側」から観察していました。 特に座る様子もなかったので、「持ち帰りだろう」と思っていたのですが、注文することもなく、忙しそうな店員さんを尻目に「紅生姜」と「割り箸」と「七味」を勝手にご

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鬱陶しいコメントスパムを弾くためしばらく中国からはアクセス禁止です

鬱陶しいコメントスパムをひとまず弾いていこうかなぁ、ということで、まずはコメントスパム大国中国からのアクセスをすべて弾くことにしました。 新しい記事を公開した途端にその日のページ応答速度が遅くなるので、「何でだろうなぁ」と考えていました。 常連さんと言っても数は限られていますし、それほど極端にボットがやってきているとい

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素寒貧の真善美

人の嫉妬などを扱ったような低レベルな作品の中では、その低レベルさに合わせたような世界を解釈する視点が設定されています。 そしてそうした妬みなどを復讐という形でやり過ごすか、もしくは解釈の変更という形でやり過ごすかというのがせいぜいです。 色々な点で視野の狭さを感じますが、日常でそんなことを感じている人が多いからこそそう

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第1200回投稿記念

これで1200記事目になります。1200回目の投稿ということで「第1200回投稿記念」です。 前回の第1100回投稿記念は、2017年12月7日で、前回からの100記事は、7ヶ月弱かけて投稿したという感じです。最近また少しばかりの特別企画中ですが、しばらくは通常投稿をしていたので、長文のものが目立つ感じになりました。

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序破急そして真骨頂

何かしらのきっかけで興奮状態が起こり、それが続くと新しい展開が始まり、知らぬ間に興奮は冷め、みるみるうちに本来の姿に戻っていきます。 それは恋仲でもそうですし、若いベンチャー企業などでも同じです。興奮状態により普段ではやらないような行動を取ったりして新しい世界が見えてくる、というところまではいいですが、いつしか興奮は落

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四天王の正念場

あと一歩、あと一歩のところで踏ん張れるか、そして踏ん張った先でもう一歩進めるか、ということで人生は大きく形を変えていきます。 ちょうど先ほど「ひとこと」でも触れていましたが、先日、5年ぶりくらいに駅構内にてものの見事に吐きました。 トイレまであと一歩、あと一歩と歩みを進めていたのですが踏ん張りきれず、トイレまであと30

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獅子吼による試金石

世の中では弱気なだけのを「優しい人」と勘違いしてしまったり、ブラック企業が表面上取り繕うような慈善行為をもって「良い人」だと勘違いしてしまう現象がよく起こります。 優しさとは何かを考えた時、その表現方法に惑わされることなく考えてみなければなりません。強さや力を持った上で奥に慈悲があるかというところが肝心です。 「サボっ

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京都御苑の烏

三羽烏の直談判

以前、桜の季節に京都御苑で弁当を食べていたときです。 木の枝に烏が止まり、「あのー…それ、ちょっとだけいいっすか?」と食べ物をねだってきたことがあります。まるで雪雄が首を伸ばすように、「いいっすか?」とねだってきたので、おすそ分けしておいた、というような感じです。 鴨川の雀と鴨 そういえば先日は鴨川で雀が同じような感じ

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茶飯事の匙加減

料理を作るということが面倒なときもあると思いますが、調理は理科の実験的な面白さもあり、かつ、味による楽しみというものもあるので、「外食ばかりで料理が作れない」というのはもったいないのではないか、ということを思うことがあります。 化学反応を目の当たりにすると言う面や包丁を使うという一種の彫刻や職人技を磨くかのような面があ

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金輪際なしに…の後日談

「二度あることは三度ある」というようなやつでしょうか、なぜかアクシデントというものは連続することが多く、そうした時は集中力が格段に落ちていたりします。 集中力が落ちている時、物をよく落としたり無くしたりすることがあります。おそらく、ちょっとした注意力が保てなくなっているのでしょう。そして少しずつの「注意不足」が積み重な

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好事家の硬骨漢

欲を肯定し「欲を叶えやすいような世の中にしていこう」というタイプの人達がいます。しかし、欲は苦しみです。特に生命維持の領域を超えた欲はまさに無駄な欲であり、それを発端としてさまざまな煩いをもたらしてしまいます。 世の中では「そういう性質なのだから仕方がない。欲を叶えられるようにして欲しい、叶えやすい社会にして欲しい」と

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好々爺たちに紅一点

男性ばかりの職場に女性が、または女性ばかりの職場に男性が一人でも入ったりすると空気が極端に変わったりします。 特にその異性が若い人ならなおさらです。サボり癖やギスギス感などが程よくなくなり緩やかな緊張感と癒やし作用をもたらしたりします。 最近ではそうした事を受けてか、わざとそうした人員配置をしたりするようです。僕が勤め

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アシナガバチを保護中

昨日の昼間、家の裏をアシナガバチがフラフラになりながら歩いていました。羽が機能せず、かなり弱っている様子で、足を引き摺るように歩き、その様子を観察しているとバタンと倒れてしまいました。 一昨日に近くで巣の駆除が行われたようで、その時に駆除を逃れたアシナガバチだと思います。一昨日の夜から近くで羽音と威嚇音を交互に繰り返す

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好一対への下馬評

何かの現象を評価・判断する時、既に持っている知識の中からしか評価をすることができません。その時に既にある知識と知識が組み合わさったりして新しい判断基準ができることもありますが、概ね今までの間に培った知識・経験則からしか評価や判断をすることはできないという感じです。 そう考えると、世間での評価・ランキングなどいかにあてに

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by bossu

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