人間の権利と特権

われわれ人間は、うまく出来ないときには、出来そこないの文章を抹殺するように自分自身を抹殺できるただひとつの生物である。― われわれがこうするのは、人間の名誉のためであろうと、人類に対する同情からであろうと、われわれ自身に対する反感からであろうと。 曙光 274

何故か曙光のこの箇所を見た時に、一番最初に浮かんだのが戸田誠二氏でした。イエスでもキルケゴールでも太宰治でもなく、戸田さんでした。

コンプレックスプールというサイトに訪れたのは確か20歳前後の頃です。どういった経緯でサイトを見つけたのかははっきり覚えていませんが、確かどこかのディレクトリ型のサイト紹介系サイトで、ウロウロしていたら見つけたような気がします。

ちょうど更新を楽しみにしている頃に、単行本が出ました。すぐに買ったような気がしますが、おそらくその当時はアマゾンなどを使っていなかったと思うので、本屋さんで取り寄せてもらったような記憶があります。

確か、戸田さん宛にメールも送らせてもらったような記憶があります。ご丁寧に返信を下さったことを覚えているのですが、当時ブラウザ上でしかメールは使っておらず、メールアドレスはプロバイダメールを使っていたような気がするので、もはやアカウントすらありません。

「生きるススメ」「しあわせ」「唄う骨」「化けの皮」は持っているのですが、おそらく本棚の奥でしょう。

久しぶりに読んでみようと思います。

短編は今でもサイトに残っているようです。

コンプレックスプール 戸田誠二氏

COMPLEX POOL(コンプレックスプール)http://www2.odn.ne.jp/~cbh42840/COMPLEX_POOL/Top.htmlから移転したようです。)

COMPLEX_POOL

人間の権利と特権 曙光 274

Category:曙光(ニーチェ) / 第四書

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