シューベルト「魔王」について

シューベルト氏の「魔王」という曲は、父と子が森で魔王に出会い、子が魔王に誘われ、父は気づかずというような詩のあるような曲のようです。

一応作詞はゲーテ氏、というより詩の方が先にあり曲が後でついたという感じのようですが、中学校一年生の時、この曲がテストの問題として出されたことがあります。

どのようなシーンを思い浮かべますか?

その時の問題が、テスト中にこの曲が流され「この曲を聞いてどんな感じがしますか?どのようなシーンを思い浮かべますか?」というようなものだったので、原作は無視して魔王というタイトルを元に思うままに書いた記憶があります。

20点問題でしたが、こんなものは個人の感性、感想なので、何かを書いている限り全員その箇所は満点のサービス問題なのだろうと思ったので、中学1年生らしい感想を書きました。

その時書いたものは次のようなものでした。

勇者がなかなか魔王城にやってこないので、しびれを切らせた魔王が、部下を連れて勇者宅に乗り込むことにした。

街につき、勇者の自宅までもう少しという所まで来た曲がり角、魔王は従兄弟とばったり会う。

「おう。久しぶり。元気してる?」と声を掛け合いつつ、目の前がバーだったので、部下とともに店に入ることにした。

「お前らはあっちで適当に飲んどけ」

と言いつつ、従兄弟と親戚の話で盛り上がり、時に部下にくだを巻きつつ、さあもうこんな時間かと時計を見る。

思ったより今日は飲みすぎたので「明日にするか」と思い、部下と共に城に帰った。

問題の出し方がおかしい

テストが返ってきた時にびっくりしたのですが、その場所はバツで0点扱いでした。

あんな問題でこの扱いはおかしいだろうと思い「問題の出し方がおかしい」と音楽の先生に文句を言いに行くと、渋々不服そうに5点をつけました。

歌詞の暗記が必要ならそう言えばいいのに、と思いつつも「これは音楽じゃないか、そうした問題は、音楽というより国語じゃないか」ということを思ってしまいました。

Category:music 音楽

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