クレショフ効果

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クレショフ効果は、ひとつの映像が、映画的にモンタージュ(編集)されることによって、その前後に位置するほかの映像の意味に対して及ぼす性質。ソビエト連邦の映画作家・映画理論家のレフ・クレショフが示した認知バイアスである。さまざまな映像群とは、ある映像群がほかの映像群に対して、相対的に意味をもつものである。観客にとって、映像がばらばらに単独で存在するわけではなく、つながりのなかで無意識に意味を解釈することがもたらされる。

つまりはアイツの特性なのですが、「あるがままをみる」ということを拒否し、関係性、関連思考をもたらして総合的・複合的な印象を生み出して解釈しようという性質です。現象はただの現象なのに、それをフィルタリングして解釈しようとする時に、今の現象の前に起こった現象を今の現象の解釈に取り入れてしまうというようなことですね。

これは議会で眉間にしわを寄せて「本気で訴えかけている」様と、子供たちと一緒にニコニコしながら映った写真の2パターンを用意した時に、前者だけなら「恐い人」となりそうなものを、2パターンを関連させることによって、「本当は心優しいが、信念のある男気のある人」という捻じ曲がった印象を植えつけるときに利用されます。

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