だいたい誰にでも口癖というものはあるものです。また、口癖ではないものの不意に何かの言葉・フレーズが出てくることがあります。
そのような言葉たちは、その時の状態を示しているフシがあります。
また、限界はありますが、これを無理やりにでも明るい言葉に変えることで、気分を明るくすることができたり、意識の向きを積極性のある方へと導くこともできます。
ひとまず野放しにした状態で、不意に出てくる言葉を観察していると、頭の中のイメージがなんとなくわかります。
現時点での体感、非言語的イメージが浮き彫りになるわけです。
動物として、今どのような状態か、どのような気分か、ということが何となくわかります。
もちろん直接的に示すものではありません。感覚・イメージを「強いて言葉で示すなら」という感じになりますし、その言葉がそのまま直接的に示すのではなく、その単語、その短文が持つイメージ・印象が吐き出されるというような感じです。
そしてそこには、体感、非言語的イメージ、印象だけでなく、ヒントとしての単語が含まれているという場合もあります。
症状、後遺症としての怒り
ということで、先日のコロナウイルス感染中は、なかなか体調が悪く、また、内臓の疲れに加え、味覚などを制限されていた関係からか、ドーパミン等々の出方も悪く、受容体が不活性化しているのか感受性が低下し、経験したことのないタイプのイライラを感じました。
日によっては
「マグマのような怒りの衝動を抑えることができない」
というような感じになりました。
すると頭はその怒りを理由づけしようとします。
平常時なら気にならないことも気になったり、思い返すこともないようなことを思い返して怒りを増幅させてきます。
副鼻腔炎などが残っていた時はそれがひどかったですが、その後もしばらくは、マグマのような怒りが時折やってきました。
体調がズタボロの時に出てきた言葉たち
そんな感じで、怒りがマグマのように吹き出している時、
ふと台所に立った瞬間
「タバコよりこっち吸うわ!!!!」
「正露丸の会社!!!!」
という言葉ができました。
…
その言葉は一度だけではなく、捨てる予定だったものを蹴って破壊する際にもよく出てきました。掛け声のようなものです。
「タバコより~…こっち吸うわ!!!!正露丸の会社!!!!」
という感じですね。
相当重症です。
ただ、よくよく考えると、それらの単語には、「タバコ→ニコチン→アセチルコリン→ドーパミン」という流れや「正露丸→腹具合」が関係しています。
普通に考えると、単に広告を見た時の印象ですが、よくよく振り返って考えてみるとヒントが込められていたわけです。
ということで、「自然に落ち着く、治っていく」ということを期待せずに「ドーパミン」と「腹具合」に着目することにしました。
不意に出てきた言葉をヒントに対策して完治
マグマが吹き出すような怒りが生じ、もう対峙することはないと思っていた「自我の暴走」と久々に向き合う感じになりました。
怒りの感覚的にはドーパミン不足→セロトニン不足感があったので、様々なルートをかけ合わせてドーパミンを凄まじく出すことによって受容体活性を心がけ一週間程度で「怒りの衝動」は完治しました。
腹痛はありませんでしたが、その後、腹具合をさらに改善して、かなり好調になりました。
後付け的にはなるものの、コロナウイルス感染中「うまいものをうまいと感じられない」ということが続いたという点(うまいものを食べて「うまい」と感じるとドーパミンが出ます)や「強い変性意識空間に入れない」というような点から、ドーパミン不足による受容体不活性を疑いました(こうした点については、またいつか触れてみようと想います)。
まさか
「タバコよりこっち吸うわ」
「正露丸の会社」
にヒントを貰うことになるとは思っていませんでしたが、結果的にポイントに気づけたので良かったと思います。