タグ別アーカイブ: 音

音楽や音声など「音」について

Sleep

かなり個人的な感覚ですが、雨の日に山盛りの本を目の前に積んで読み耽るような日にぴったりな曲です。 20代の時、特にやることもなく、外も雨で一人時間を満喫したい時によく読書のお供にsurvival of fattestを聴いていました。 その中の5曲目がこちらLagwagonのSleep。 お供と言いながらも聴きながら読むことはなく、聴いて読んで寝てまた聴くという感じです。 なので雨の日にこの曲を聴くと当時の感覚が蘇り、ひとまず読書に耽ったりしてしまいます。 独りの贅沢 特に人と一緒にいたいともいたくないとも思いませ

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休養と体調と楽器

しばらく休養に徹していた、と思いきやそこそこ忙しかったので休まる暇もなくという感じでした。目の疲れはどんどん取れてきているので、大丈夫そうです。 ここしばらくは、若干忙しい上に病院での検査等々があったので、さらに自由時間は奪われるような感じでした。 そんな中休養というと、寝るのが基本になりますが、よく眠るためにはやはり体を動かしたほうがいいので、軽く運動したりしていました。 光を発するディスプレイを見る時間を減らすのが一番だということで、まだマシだろうということで漫画を買ったり、ベースを弾いたりしていましたが、やは

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透明感への没入

僕は透明感に惹かれる時があります。 そして元々視覚よりも聴覚優位なのか、声に惹かれる部分があり、透明感のある声に多大なる魅力を感じたりします。 My Little Loverには透き通った風を、Coccoには海洋深層水のような透明感を感じます。 「風と水の名において解き放て」 といった感じで、全身の毛穴が透明とつながるようなそんな気がしてしまいます。 声で世界が透明になった日 結構前になりますが、以前勤め人の頃、仕事終わりに同僚に声をかけられ、 「そこにMy Little Lover来てるで」 と言われました。 新

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fender usa precision bass 1998

相棒プレシジョンベースとの20年

今年で我が相棒フェンダープレシジョンベースを手にとって20年になります。二代目なので、その前からベースを弾いていましたが、初代はお下がりの貰い物だったので、100%のマイベースではありませんでした。 新品のまま我が家に来たベースはこのプレベのみ。ということで100%僕専用であり、相棒としてこの20年間を共に過ごしてきたことになります。 中学校卒業祝いにと買ってもらったものなので、手に取ったのはまさに今頃です。 ― 昔から物を買い換えるのは嫌いで、一つのものをずっと使うという方が性に合っています。 たくさんのものを経

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Eric.Wで蘇る思い出

10代の時にバンドメンバーと耳コピしたthe band apartの「Eric.W」が凄まじく公開されていて当時の思い出が蘇ってきました。 イコライザーを調整したり、ヘッドフォンを持ってきたりいろいろとしながら、ギタリストとああでもないこうでもないとつぶやきながら何時間も耳コピした良き思い出です。 各パートごとにそれぞれ耳コピした後、違うパートのみんなが不完全部分をツッコむという感じでした。 ある程度耳コピが完了した後にみんなでスタジオで演奏してみた時の感動が蘇ってきます。コピーにもかかわらず、メンバー以外の誰もが

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夢現にやってきたカラヤン

年末ということでもうすぐ第九が流れたりする時期になりました。 年末の大詰めのこの時期ですが、昨日変な時間に目が覚めて、ウトウトしていました。最近はそんな時にはたいていベートーヴェンを聴くことにしています。 早朝に聴くと吐き気がするか、至高の時間になるかという感じで程よく異次元感を味わえるという感じです。こうした払暁のベートーヴェンはカラヤンと決めています。 「Ludwig van Beethovenがくれる勇気」で埋め込んでいたベートーヴェンは、ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)

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「キャー!」「きゃあん!」と叫ぶ子供の奇声への対処

「キャー!」「きゃあん!」といった超高周波の奇声を絶叫する子供が激増してきました。 家の前、飲食店、スーパーなどの小売店、そして温泉ですら、「無線のチューニング」並みの「キャー!」「きゃあん!」という子供の奇声が聞こえてきます。これは完全に公害です。 最初に言っておきますが、「うえーん」や「えーん」「ぎゃあああ」といったように、怪我をして泣いているとか、赤ん坊が泣いているという場合の声ではありません。 だいたい女の子の方に多いですが、幼稚園児、保育園児といった小学校就学前の子から小学校中学年くらいまでの間の子供が叫

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ウィーヴァー-ブレイ効果

ウィーヴァー-ブレイ効果(Wever-Bray effect/ウェヴァー‐ブレイ効果)とは、ウィーヴァー氏とブレイ氏よる電気生理学的研究報告において示された「猫の第八脳神経にあてた電極から導出した電流を増幅すると、元の音刺激である純音および音声が復元される」という現象のこと。音響に反応して内耳の蝸牛中のコルティ器官の有毛細胞に電位が誘起される現象で、蝸牛マイクロフォン効果とよばれることもある。 ウィーヴァー-ブレイ効果は、猫に音を聞かせ、猫の神経にあてた電極から導出した電流を増幅し音波にすると、話し声を容易に聞き分

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入力の品質と食事

食べ物の美味しさを最大限に味わおうとするならば、素材や調理法を含めて料理そのもの出来ばかりに着目するのではなく、食べる側の感受性にも着目する必要があります。 受け取り手の集中力が低く、今現在の感受性が低下している状態では、五感の全てにおいて受け取る情報が低下するので、本来の情報よりもかなり低いレベルでしか物事を味わえなかったりもします。 そうしたことを「近代人の養育」で触れていましたが、今回は「入力の品質と感受性」という感じで書いてみようと思います。 それは、音であれば「聴こえる音の周波数の幅」といったような、基礎

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Ludwig van Beethovenがくれる勇気

僕が最も好きな音楽家の一人として、ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)がいます。 不器用ながら器用、そして器用ながら不器用で、絹のような旋律よりもデニム生地のような、それでいてしっかりとなめらかな「縦にバンバンバン」とやる感じが、玉サブローのようで好きです。 最近、ベートーヴェンの楽曲と合わせて、手塚治虫氏の「ルードウィヒ・B」に出てきた「一つのモチーフをどこまで展開できるか」というような感じのことに背中を押されたような気分がしています。 思えばベートーヴェンには何度も背中を押されたような経験

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第1200回投稿記念

これで1200記事目になります。1200回目の投稿ということで「第1200回投稿記念」です。 前回の第1100回投稿記念は、2017年12月7日で、前回からの100記事は、7ヶ月弱かけて投稿したという感じです。最近また少しばかりの特別企画中ですが、しばらくは通常投稿をしていたので、長文のものが目立つ感じになりました。 さて、常連さんいつもご高覧ありがとうございます。 また、contactからご連絡いただいた方、投稿にコメントをいただいた方、ありがとうございます。 それではおなじみのアクセス解析から投稿記念の回を進め

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大立者の十八番

「君子豹変す」なんてな言葉もありますが、社会においてもその人自身においても、時に大掛かりな舵切りをする時があります。 「じわじわ様子を見ながら」というやり方は一見リスクが無いように見えますが、「交差点で停止線からチョロチョロ進む車」のような危なさがあります。 そういえば交差点で思い出しましたが、以前信号待ちをしていたところ、後ろから「ガーシャカガーシャカガーシャカ」と聞こえてきました。 テンポ的にはテクノ的なやつです。 「ふう。爆音を垂れ流しながら走る車が来たか」と思っていたのですが、そんなことを思っていると隣に「

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春の感傷

今日はいきなり泣いて目が覚めました。 自分でもよくわかりませんが、春の影響からか無意識が暴走するようなことがよく起こっています。 先日は急に台所で意識がおかしくなり、瞳孔が開きっぱなしになったりしました。 そして今日はなぜか夢の中に強いリアリティを感じ、起きたら涙でいっぱいになっていたという感じです。 how are you? 〜 ささやかな 昨夜、SUPER BEAVERの 「how are you?」〜「ささやかな」を聴いてから寝たのですが、本日仕事の訪問先が「バンドの最期(孤独な人たちの嫉妬)」を迎えた大学の

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the pillowsが放り込んできた球根が咲かせた花

そう言えば、先日SYNCHRONIZED ROCKERSを少し編集していて、引用していたMr.Children桜井氏のメッセージを読み返していると「pillowsが放り込んできた球根」というフレーズがありました。その球根はもちろん僕にも放り込まれてきていて、それが咲かせた花は、本ブログにも表れています。 もちろんthe pillowsだけを思って作ったわけでもないのですが、確実にフレーズに表れています。 誰か気づいた人いるかなぁ。 それにしても改めて「Kim Deal」を聴いてみると、やっぱりこの曲なんだろうなぁと

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ゆるい仕事

初めてのお客さんからの難題案件を即日で対応したり、出し忘れていた書類を片付けたり、経理担当並みに数字を処理したりと、今日一日はすごく活発に動いたはずですが、なぜかいつもより断然体が楽で、全く疲れた感じがしません。 するとふとイージュー★ライダーが頭の中から流れてきました。 ということで奥田民生氏のイージュー★ライダーを久しぶりに聴いてみたところ、中学生の時の同級生で当時唯一凄腕だったギタリストのN君が、普段はB’zやイングウェイを弾いているにも関わらず、「なあ、イージュー★ライダーやらへん?」とコピーを

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十七歳の地図

僕は1983年12月生まれです。 で、面白いのが、尾崎豊氏のデビューアルバム「十七歳の地図」が出たのが、1983年12月です。日までは同じじゃないですけどね。 僕が17歳の時、十七歳の地図も17歳です。 そして、それから17年経ったのが今日です。 で、2017年だったりします。 と、たったそれだけのことですが、数奇なものだなぁと。 ― これだけはっきり包み隠さずまっすぐに曲を作る人がまた現れたらいいですね。 改めて聴くと、そのメッセージのエッセンスは原始仏教的な経典のようです。 「すごい」の一言です。 関連している

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閃光少女

閃光少女

一眼を持つ手があどけない。 一目見た瞬間に「これだ」と思った。 閃光少女だ。 ― 肩で息をしたい。 だから、 一枚でいいから彼女を撮りたい。 が、 仕事柄、毎日人とたくさん話しているせいか、「休みの時くらい話したくない」という病がなかなか治らないので、思わず帰って閃光少女を弾いてしまう。 ついでに透明人間も弾いてしまう。 再び坊主にしました。 (2011年06月13日01:09) 関連しているかもしれない記事です: ハイブリッド レインボウ 虹を見るとすごく晴れやかな気分になります。 たまに家の表の水道のホースの先

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tune

tune

(2007年04月10日04:17) 僕はよく歩く。 なので通りがかりに古本屋などがあると迷わず入る。 20冊ほど抱えて出てくる。 そんな風にして生きているものなので、部屋にはまだ読んでいない山積みの本がある。 図書館にありそうな本はあまり買わない。 でも新刊も買わない。 最新作が良作とは限らない。 幾ら目利きになっていったとしても十冊中の数冊はハズレたりする。 然し、作品が古いから使い物にならないと言うのは聞いた事が無い。 法改正前の本を読んでも思想と解釈、その時代の倫理観くらいは摑めるし、多少無茶を言うならばそ

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詩人と鳥

不死鳥が詩人に、灼熱して炭になろうとする一巻を示した。「驚くな!」とそれは言った。「これは君の作品だ!それは時代精神を持たないし、いわんや時代に逆らう人々の精神などは持っていない。従ってそれは焼かなければならない。しかしこれはよい徴候である。多くの種類の曙光がある。」 曙光 568 ここで曙光という言葉が出てきましたね。 さて、詩人と鳥です。その両方に関連したことが思い浮かべばいいのですが、「Mrベーター」の「鳥よ鳥よ鳥たちよ。丹頂鶴はさ…」しか思い浮かばないので、ひとまず詩人について触れていきます。 文学的な短歌

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間や空白に対する恐怖と勇気

間や空白に対する恐怖と勇気というような感じで、「間」や「空白」に対して意識的・無意識的に持っている恐怖とそれに対する勇気のようなものについて書いてみます。 ちなみに「間」は「ま」でも「あいだ」でもどちらでもよく、そうしたものを包括していると考えてもらうほうがわかりやすいかもしれません。 音楽でもある程度技量が上がってくると「休符を聴かせる」という領域になりますし、文学でも行間を作ることが表現としての幅を広げていきます。笑いにおいても「間」は重要な要素になってきます。 日常でも本来はバケーションというものが重要になっ

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孤独な人たちの嫉妬

これはおそらく孤独を愛する文化系特有なのですが、嫉妬でも羨望でもない特殊な感情があります。 嫉妬は、「自分もそのように評価されるべきなのに、まだ評価されていない」という時に起こり、羨望は同一のフィールドにありながらも「すごいなぁ。でもこれは自分では届かないや」というような感情です。 ただ、「こんなものを作れてすごいなぁ」「ここまでこんな表現をしてしまうなんて」と何となく悔しくなるような、でも、別物だから悔しいとはまた違う、そんな変な感情があります。 文化系の特徴はランキングが通用しないことです。 売れればすごいとい

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奇人

その最上の作品や感動をくだらないと見なし、それを打ち明けたり述べたりすることの下手な小心な人々がいる。しかし一種の復讐心から、彼らは他人の同情をもくだらないと見なす。あるいはまったく同情を信じない。彼らは、自分自身のことに心を奪われたように見えることを恥じ、物笑いの種になることに反抗的な快感を抱く。ー これは憂鬱な芸術家の魂の状態である。 曙光 384 奇人、ということで、今回はなんとなくH ZETT M氏が浮かんだので、H ZETT M氏について書いていきます。 またH ZETTRIOなんかを始められているので、

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老いも若きも

老いも若きも。 楽しめるのが文化系。 ということでプレシジョンベースについてでも書いていきます。 わがパートナー Fender プレシジョンベース 一応初代のベースは、英会話の先生のお兄さんからのお下がりで、今ではお蔵入りですが、その後中3から使っている二代目プレシジョンベースをいまだにずっと使っています。 三代目のジャズベもあるのですが、やはり本質的なところでは自分のプレシジョンベース以外のベースを受け付けないようです。 なんせ中3からですから既に18年以上の付き合いになります。 新品を手にし、十代の頃からの汗が

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赤黄色の金木犀

赤黄色の金木犀

なるべく独りで聴きたい曲というものがあります。 フジファブリックの赤黄色の金木犀もその一曲です。 で、さらにこのライブ版はすごい熱量です。 10年位前のときのパワーが欲しい時はいつもこの曲を、さらに言えばこのライブ版の赤黄色の金木犀を聴くことにしています。 仮に自分がギタリストで普段はすごく「ギターソロを弾きたい」ということを思っていても、金澤ダイスケ氏にキーボードを弾かれたら、それはもう全幅の信頼をおいてお任せしたくなります(と言っても普段はベースしか弾きませんが)。 仮に娘がいたらこんな男たちを連れてこいと言い

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すばらしい日々

祝三周年記念のときはあまり時間がなかったので、それほどかけませんでしたが、この「すばらしい日々」の投稿の宣言をしていました。 そういうわけですばらしい日々についてお送りしていきましょう。 高校入学の少し前、中学三年生の時 あれは確か高校受験の頃かそれより少し前のまだ少し寒い頃だったでしょうか、ほとんど勉強をしないまま受験を「クイズ」程度の感覚に扱い、ベースを毎日弾く日々を送っていました。 他校の同級生の中には既に「ライブハウスで演奏した」という人もいたので、「早くバンドライフに明け暮れたい」というような気持ちでいっ

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