キダチアロエは、ススキノキ科ツルボラン亜科アロエ属の多肉植物です。多肉植物のため乾燥には強いですが、日当たりは必要になります。
切り傷や火傷用の傷薬的な扱いをされており、おばあちゃんがよく育てていたので馴染みの深い植物です。今でもチラホラ見かけますが、小学生の頃は近所中に植えられていました。
キダチアロエの名の通り、茎は木質化し幹になっていきます。成長すると3メートル以上となります。和名は木立蘆薈(キダチロカイ)で、この蘆薈(ろかい)はアロエを意味し、この和名は漢名の蘆薈(ろえ)から来ています。
あまり耐寒性がないため寒さに弱く、霜や凍結には注意が必要です。寒すぎる日は室内に移すか与える水の量を減らすなどの工夫が必要なようです。
キダチアロエの花
キダチアロエは、12月~2月に赤橙色の花を咲かせます。花被は管状で、花被片は6弁です。アフリカ原産ということで、葉のみならず花もアフリカ感がします。
ギザギザの葉
アロエということでおなじみの特徴的な多肉感満載のギザギザの葉。先は尖っています。
薬用なだけでなく、食用でもあります。
学名:Aloe arborescens
公開日:2020.01.18
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