自己検閲の機構

どうしても自我というものは悪者扱いされるフシがありますが、「それはそれ」というだけのものであり、退治する対象のものというわけではありません。 凝り固まった自我意識というものは、制限を生み、偏見を生み、悪どくなってしまうものとして扱われたりもしますが、こうした自我は時に自己検閲の機構として、逆に洗脳・マインドコントロールをブロックするものとして働いたりもするわけです。 万が一の誤解があるといけないので、改めてこうした「自己検閲の機構として

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地図をしらべてみたほどのリアリティ

地図をしらべてみたほどのリアリティのある夢といえば、やはり西宮の夫婦岩でしょうか(西宮の夫婦岩から六甲山・摩耶山・再度山へ)。 縁もゆかりもないはずではありますが、もしかすると幼き頃に有馬温泉か何かに行くついでに通ったということもあるのかもしれません。もしくは、父が仕事の関係でよく神戸市内中心地方面に行っていたので、温泉レジャーではなく「ついでの付添」みたいな感じで神戸に向かう途中に通ったのかもしれない、とも思います。 しかしながら神戸

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体験する主体としての一人称感覚

好き嫌いの範疇になりますが、幼少期の頃から「浅いもの」が嫌いであり、浅い付き合いも好きではありません。 「人馬一体」という言葉がありますが、人馬が一体になろうと思えば、相手のことはもちろん自分のこともよくわかっているという状態でなければなりません。その上でいかに信頼し、双方が自己開示するかというところが、人馬一体を叶えるものであると思っています。 それは相手が人でも動物でも機械でも同様です。 人馬一体感 自分が相手を操るという感覚、一方

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こんな風習がなぜいつまでも黙認されつづけているのか

こんな風習がなぜいつまでも黙認されつづけているのか

「こんな風習がなぜいつまでも黙認されつづけているのか」という風習はたくさんありますが、「いつまでも黙認されている理由」としては、「どちらでもいい」という要素の中、取り留めて被害も少なく、反証材料もないという感じのもの、そして、「採用するにしろしないにしろ、その前提となる全体の構造が不明瞭」というような部分があるような気がします。 「誕生日を祝う」ということすら、祝うということが何なのかよくわからない部分があります。しかしながら、基本的に

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風習に無知な旅行者

風習に無知な旅行者

みなさんの地域ではどうなのかわかりませんが、ここ京都では数年前から外国人、特にアジア系の外国人旅行客に汚染されてきているフシがあります。観光公害というやつです。 最近ようやく条例によって規制が入りましたが、一時期ゲストハウスというものがやたらと乱立し始め、市街地のど真ん中、そして住宅街において外国人がどんちゃん騒ぎしたりするようなことが起こり始めました。 いわゆる民泊というものですが、旅館業の許可得ていないような業者は単に儲けだけを意識

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休憩時間が過ぎれば、いずれまた幕が上る

絶望の淵に立った時、あえて絶望を楽しんでみてはいかがでしょうか。 やることがなくて虚無感に苛まれた時、虚無感を楽しむ時間としてそれを楽しんでみるというのも一つの手ではあります。 またいずれうつテーマにでも書こうと思いますが、感情は抑えずに味わい切ったほうがうまくいきます。 ただ、絶望感なり虚無感なりに苛まれた時は、具体的行動として人や物に八つ当たりしてパワー的に解放しようとしたり、具体的解決策にいきなり奔走しようとはしないほうが賢明です

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じろりと白眼をむいて

意図的にじろりと白眼をむいている様はまだしも、日常的に白眼をむいている様は、精神に狂いがあるというか洗脳されている人という感じがします。 比較的最近のことになりますが、経営者会合において「持続可能な云々」の絡みで、外国の十代の人が表立ってスピーチしている動画を観たことがありました。 目がイッています。 ああいうタイプの人は、だいたい誰かにマインドコントロールされているという感じがするのでまともに相手にしてはいけませんし、発していた発言も

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こめかみのしこりを揉みほぐし、くじけかける心を、はげましながら

新しい投稿を用意する時、こめかみのしこりを揉みほぐし、くじけかける心を、はげましながらタイピングをすることがあります。 どうもブルーライト的なものなのか何なのか、はたまた指や腕の負担的なものなのか、疲労は、目と合わせて親指、人差し指、中指を中心として溜まり、それが腕、首を経由し、こめかみに来て、結果「顎」に蓄積するという感じになっています。 寒くなってきたこの季節、時折口を開けるだけで「ミシッ」と顎筋肉か何かが引っかかり電気が走ったよう

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秘密の抜け穴

どのような業種でもプロだけが知っている秘密の抜け穴のようなものがあり、それを知っているかいないかで結果に大きな差が生まれたりすることがあります。 その秘密の抜け穴は、現実には隠されているものでも何でもなく、「その領域にいない人としては、目に映っても見えていないもの」という感じのものばかりだったりします。 また、「わかる」と「できる」は全く異なるので、わかっていてもできないという場合もあります。 ということで、そうした秘密の抜け穴について

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口に出して呟いて

思うだけよりも口に出して呟いていた方がより強固であり、何かしらに書き出してつぶやいているとより強力となるというのは、アファメーションの原則のひとつということのようですが、僕の場合は昔から口に出して呟いていると、向こうから勝手にやって来るというのが基本となっています。 因果関係の全てが観えないと、変なふうに感じるはずですし、一般的な解釈としては、認知バイアス的な部分として、「意識の向け方を変えれば見える」的な説明がなされたりもします。それ

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総員玉砕せよ! 水木しげる氏

総員玉砕せよ!

「この『総員玉砕せよ!』という物語は、九十パーセントは事実です」 と、あとがき「あの場所をそうにまでして…」で記されているように、水木しげる氏の実体験に基づく「ほぼノンフィクション戦記物」である「総員玉砕せよ!」。 一年ちょっとくらいになりますが、「水木しげる 魂の漫画展」に行った時に知ってその場で買いました。「総員玉砕せよ!」の単行本の初版は1991年10月のようで、その時購入した講談社文庫も1995年6月に出ていたようですが、その日

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気に入らない貰い物は、そのまま突き返してやるのが一番だ

「気に入らない貰い物は、そのまま突き返してやるのが一番だ」ということで貰い物です。 人から物を貰うということにあたっては、基本的にはありがたく頂戴したりしますが、そんな中でも一応昔から「嫌いな人からは飴の一つも貰わない」ということを基本にしています。 ということで、物を貰うということについて一元化しているわけではありません。悪意を含めて相手の思いを受け取るのか否か、というところをどう取り扱うのかによって、精神の負担が変わってくるからです

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