じろりと白眼をむいて

意図的にじろりと白眼をむいている様はまだしも、日常的に白眼をむいている様は、精神に狂いがあるというか洗脳されている人という感じがします。

比較的最近のことになりますが、経営者会合において「持続可能な云々」の絡みで、外国の十代の人が表立ってスピーチしている動画を観たことがありました。

目がイッています。

ああいうタイプの人は、だいたい誰かにマインドコントロールされているという感じがするのでまともに相手にしてはいけませんし、発していた発言も憲法前文のような譫言感があったので、動画を観ていた社長仲間、士業の方々は、一同「スルー」という感じでした。

洗脳 地獄の12年からの生還

そういえば、最近ようやくという形になりますが、X JAPANのToshlさんの「洗脳 地獄の12年からの生還」を読みました。

出版されたのは5年以上前と随分前ですが、今まで読まなかったのは、なんとなく当時十代だった時のショックの影響があったからということになりましょう。

こう言っては失礼ですが、当時友人たちの間で、携帯電話で話し出す時「もしもし」の代わりに「ましゃましゃですか?」と呼びかけるのが流行っていたりもしました。

あえて弁明すると、そう冗談のようにやり過ごさなければならないほど、みんなショックだったという感じでした。

直接の要因ではありませんが、Toshlさんの洗脳報道は少なからず僕が人の自由意志に疑いを持ち、幾多の書物を読み漁り、思索にふけるようになった要因の一つといえば一つです(自由意志と洗脳)。

まだ早いような気がするということを思って、上梓当時は避けていて、しばらく経って存在を半分くらい忘れ、今に至ってようやく手に取ったという感じです。

そこで改めて、本を読むと同時に「洗脳を仕掛けた側」の当時のマスコミ露出の際の映像を見たりしました。

やはりそこに映る人々は、目がイッています。

「洗脳 地獄の12年からの生還」の文中にある、Toshlさんのお兄さんが言っていた「ああいう目の人は危ない」というような発言のまま、という感じです。

その人の人生が狂うほど人を振り回す女性のタイプ

目はその人の精神状態をよく表しています。

最近、洗脳を仕掛ける側というか、ご本人は意図してかどうかは知りませんが、「その人の人生が狂うほど人を振り回す女性」のタイプが分かってきました。

Toshlさんの洗脳、「洗脳系自己啓発コンサルタントの実態」で触れていた「教祖」、某キュレーションで、上場企業を振り回して飛んだ人、あっさりと「好きな人ができた」と某LGBT系で振り回して利用しただけかのように飛んだ人、知人の奥方を資格ビジネスで振り回して、プロデューサーとして店舗まで出させて、失敗して飛んだ人、みんな同じような目をしています。悍婦というより強烈な思い込みで振り回す、という感じのほうが強いような気がします。そして大半の人は、歳の頃合い3、40代、同じような風貌すらしています

目を筆頭にそうした人たちの顔や風貌、動画があるならば振る舞いを中心とした言動を観察すれば、危ない人の見分け方もすぐにわかるようになるでしょう。

宗教入信前の友人に表れていた解釈の仕方

今さらながらになりますが、Toshlさんの「洗脳 地獄の12年からの生還」は極めて奥深い内容になっており、かなりの良書です。

「もしかして僕のことを思って言ってくれているのかな」

というような解釈の仕方は、宗教勧誘をしてきた親友がよく口にしていました。

彼が宗教に入信する少し前のことになりますが、明らかに単に感情的な女性に振り回されているだけように見えることも、「それだけ僕のことを思ってくれているんだと思う」と解釈していました。

宗教入信とその女性とは直接関係はないものの、彼がそうした精神状態にあったということは覚えています。

だから何かにつけて理不尽で非論理的なことに対しても「もしかして僕のことを思って言ってくれているのかな」と思って好意的に解釈していたのかもしれません。

僕は口を結びながら、Toshlさんと彼を重ね合わせるようにして深く読み耽ってしまいました。

信念の書き換えと未来についての不完全な論理構造

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