花簪(はなかんざし)は、キク科ローダンセ属(Rhodanthe、ローダンテ属、ロダンテ属)の半耐寒性多年草(生育環境によっては一年草扱い)。オーストラリア原産で、かつてはへリプテルム属に分類されていたため、へリプテルムと呼ばれることもあります。現在はキク亜科メナモミ連ローダンセ属(ローダンテ属、ロダンテ属)に分類されます。同属のローダンセ(ヒロハノハナカンザシ)は一年草のようです。
花簪(はなかんざし)の名は流通名であり、本来のハナカンザシは「Rhodanthe chlorocephala subsp. rosea」の和名であり、ここではローダンセ アンテモイデス(Rhodanthe anthemoides)について触れていきます。
花簪(ローダンセ アンテモイデス)の花
花簪(はなかんざし)ことローダンセ アンテモイデスの花弁は八重咲きでカサカサ気味ですが、珪酸質のため色や形がキープされています。真ん中の黄色い筒状花が花であり、白色の部分は総苞片です。
花が開く少し前はこんな感じです。
花簪(ローダンセ アンテモイデス)の葉
花簪(はなかんざし)ローダンセ アンテモイデスの葉はこんな感じです。幅3mm程度の細い葉がつきます。
学名: Rhodanthe anthemoides
キク科
- キク科キク属 菊(キク)
- キク科キク属 嵯峨菊
- キク科ヤブタビラコ属 小鬼田平子(コオニタビラコ)
- キク科ガーベラ属 ガーベラ
- キク科コスモス属 秋桜(コスモス)
- キク科ヒヨドリバナ属 藤袴(ふじばかま)
- キク科ムカシヨモギ属 姫女菀(ひめじょおん)
- キク科ハハコグサ属 母子草(ハハコグサ)御形(おぎょう)
- キク科アザミ属 野薊(のあざみ)
- キク科オケラ属 朮(オケラ)白朮(ビャクジュツ)
- キク科モクシュンギク属 マーガレット
- キク科シカギク属(カミツレ属、マトリカリア属) ジャーマンカモミール(カモマイル)
- キク科ルドベキア属(オオハンゴンソウ属) ルドベキア・ヒルタ 粗毛反魂草(アラゲハンゴンソウ)
公開日:2020.04.14
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