今年2月に訪れた水木しげるロードに再訪問しました。その時はスタンプラリーに必死でしたが、今回は妖怪の写真を収集すべく走り回りました(なお、スタンプラリーは現在休止中のようです)。
そういうわけなので、膨大な数になってしまうため、エリアごとに写真を分類しようと思います。前回の投稿中の画像は一部を除き、原則除外しておきます。
第一弾は、境港駅前から始まる「水木マンガの世界」です。
他のエリアにある妖怪ブロンズ像も、主要キャラに至っては掲載漫画の括りで一部こちらに掲載しています(他エリアのものはエリア名を掲載しておきます)。
「ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)」の鬼太郎、目玉おやじ、ねずみ男、ねこ娘、ぬりかべ、一反木綿、こなき爺、砂かけ婆、吸血鬼エリート、バックベアード、アササボンサン、大海獣(だいかいじゅう)、丸毛、だるまといったキャラを始め、水木マンガによく登場する名脇役サラリーマン山田といったキャラがいます。
また、「河童の三平」の河原三平、かん平、タヌキ、死神、魔女の花子、「悪魔くん」の松下一郎、山田真吾、埋れ木真吾、メフィスト、メフィスト二世、家獣といった妖怪などのキャラのブロンズ像があります。
そして、ムーラちゃん、テレビくん、コケカキイキイ、フーシギくんといったキャラの他、このエリア(河童の泉・妖怪広場を含む)には、女夜叉(にょやしゃ)、さざえ鬼、姑獲鳥(うぶめ)、のっぺらぼう、小豆洗い、岸涯小僧(がんぎこぞう)といった妖怪がいます。また、水木しげる氏のブロンズ像も複数設置されています。
まずはゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)から。
鬼太郎(きたろう)

鬼太郎 ブロンズ像
言わずと知れた「ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)」の主人公である鬼太郎。幽霊族最後の生き残り。
鬼太郎ポスト

鬼太郎ポスト
境港駅前の鬼太郎ポスト。
ゲゲゲの鬼太郎の塔

ゲゲゲの鬼太郎の塔
鬼太郎 小便小僧

鬼太郎 小便小僧
鬼太郎のゲタ

鬼太郎の下駄
鬼太郎の下駄。
目玉おやじ

目玉おやじ 妖怪ブロンズ像
鬼太郎の父親である目玉おやじ。元はミイラ系の風貌をしていたが、一度息絶え、目玉だけが蘇生して今の姿になった。

目玉の親父 ブロンズ像
鬼太郎と目玉おやじ

鬼太郎と目玉おやじ 世界妖怪会議
境港駅前の世界妖怪会議コーナーにある鬼太郎と目玉おやじ。
ねずみ男

ねずみ男 ブロンズ像
言わずと知れたねずみ男。拝金主義ながら不潔で息が臭い。

ねずみ男 ブロンズ像 夜
ねずみ男(等身大)

ねずみ男 河童の泉
河童の泉で横泳ぎをするねずみ男。
ねこ娘(ねこむすめ)
ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)のねこ娘。やっぱりねこ娘はこうでなければと思ってしまいます。
(身近なところにひそむ妖怪たち)
ぬりかべ
ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)でもおなじみの「ぬりかべ」。夜道を歩いていていきなりなかなか前に進むことができなる場合は、目の前にぬりかべがいるのかもしれない、という感じの妖怪。出現地は、筑前(福岡県)遠賀郡。
(身近なところにひそむ妖怪たち)
一反木綿(いったんもめん)
ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)に登場する一反もめん。一反ほどの白い布で人の首に巻きついたり、顔面を覆って息の根を止めたりする妖怪。「ゲゲゲの鬼太郎」では、鬼太郎の仲間として登場する。出現地は鹿児島県大隅地方。
(身近なところにひそむ妖怪たち)
こなき爺(こなきじじい)
ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)に登場する「姿は爺で泣き声は赤ん坊」のこなき爺。
水木しげる氏の妖怪画談によると、阿波(徳島)の山奥などにいた妖怪「児啼爺」は、人のいなさそうな山奥で時々「おぎゃーおぎゃー」と赤子の泣き声が聞こえ、「なぜこんなところに赤ん坊が?」と思い抱き上げると、しがみついて離れないという妖怪のようです。重さは五十貫(約188kg)から百貫にもなるため動けなくなるという感じのようです。
(身近なところにひそむ妖怪たち)

こなき爺 ブロンズ像
砂かけ婆(すなかけばばあ)

砂かけ婆-妖怪ブロンズ像
(どうやら撮り忘れたようですので、妖怪ガイドブックより引用し背景を加工したものを掲載しておきます)
ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)に登場する砂かけ婆。名の通り、砂をかけて相手を脅かす妖怪。出現地は、奈良県、兵庫県西宮市。
水木しげるの続・妖怪事典によると、奈良県などに出没する妖怪で、神社の近くにある寂しい森陰などに潜んでは、通る人に砂をぱらぱらとふりかけて脅かすとされる。姿を見たものはなく、各地に出没する砂まき狸とも違う妖怪とされている。
(森にすむ妖怪たち)
吸血鬼エリート
ギターを使って音響睡眠術にかける吸血鬼エリート。ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)に登場。
バックベアード
ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)において敵妖怪として複数回登場するバックベアード。
アササボンサン
ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)に出てくる南方の吸血妖怪アササボンサン。
大海獣(だいかいじゅう)
ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)に登場するニューギニアの湿地帯に棲む巨大生物大海獣。
丸毛(まるげ)
ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)に登場。小さく丸い毛むくじゃらの体に目と手足がついている妖怪。口が頭の天辺についており、ふだんは貯金箱のふりをしている。
だるま
ゲゲゲの鬼太郎(墓場の鬼太郎)に登場。だるまと異なり手足がある。内臓である子だるまを出して攻撃する。
サラリーマン山田
水木マンガによく登場する名脇役「サラリーマン山田」。特徴はメガネに出っ歯で、うだつが上がらずだいたいちょっと不幸になるという点。
河原三平(河童の三平)
「河童の三平」の主人公、河原三平。ストトントノス九世でもある。
カッパ(かん平)
河童の国の長老の息子であり人間界を勉強しに来ている河童のカン平。オトトントノス九世でもある。
タヌキ
「うっかりしてたなあ」や「シャンペイ!」「おいくえよ、ここのソバはうめえんだ」など、僕を虜にするタヌキ。きっと水木キャラの中で私的ナンバーワンのキャラ。
死神(しにがみ)
主に「河童の三平」に登場する「死神」(その他作品でも登場)。河童の三平版ねずみ男のような存在。
魔女の花子
「河童の三平」に登場する魔女花子。魔女の子供。

魔女の花子 妖怪ブロンズ像
悪魔くん 松下一郎
貸本版「悪魔くん」の主人公松下一郎。
魔法陣の悪魔くん(山田真吾)とメフィスト
マガジン版「悪魔くん」の主人公山田真吾とメフィスト。理想郷を目指し共に戦う物語。
悪魔くん(埋れ木真吾)
ボンボン版 悪魔くんの主人公、埋れ木真吾。
メフィスト二世
悪魔くん(埋れ木真吾)の十二使徒のひとりで主要キャラのメフィスト二世。
家獣(かじゅう)
悪魔くんの十二使徒のうちの第八使徒家獣(かじゅう)。パイナップル系で、多数の窓がある巨大な球体に一対ずつの手足、そして多数の枝が生えた体をしている。泳ぐことはできるが空は飛べない。出現地は長野県の軽井沢。
ムーラちゃん
「おばけのムーラちゃん」のムーラちゃん。
テレビくん
「テレビくん」の主人公テレビくんこと山田くん。。テレビの中に自由に出入りできる不思議な少年で、テレビの中のものを持って帰ることができるということを利用して子どもたちを励ましたりします。
コケカキイキイ
水木作品でトップクラスに好きなコケカキイキイ。外伝がまた面白かったりします。
コケカキイキイは、戦争で二人の息子を失った「国に捨てられた老婆」と母親が薬を飲みすぎて体が不自由な子で「親に捨てられた赤児」、排気ガスにやられて弱り「飼い主に捨てられた猫」、猫にたかっていたが猫が弱り「食料に見捨てられようとしているシラミ夫婦」が「生きたい」という意志のもと次元の異なる生物へと合体して生まれた存在です。

コケカキイキイ 妖怪ブロンズ像
フーシギくん
フーシギくんの主人公。修験道の「役行者(役小角)」の30代目となる少年。
女夜叉(にょやしゃ)
八つの音色をつかい、八つものに化けることができる女夜叉(にょやしゃ)。人間の心をよく知り男をだましたりする。出現地は中国。
水木しげるの中国妖怪事典によると、女夜叉は、人の心をよく知り、八つの声色を使い、八つものに化けることができる夜叉とされ、人肉を好み、男を騙し、鬼よりも怖いとされている。祖先は猛悪な鬼神であり、伝承では後に仏法を守るための守護神になったと言われている。密教経典において夜叉は魔神の一種とされ、変幻自在で、獅子、虎、象、馬、牛、鹿、駱駝など様々な形を取ると記されている。
さざえ鬼(さざえおに)
30年生きた栄螺(さざえ)が妖怪化したさざえ鬼。出現地は、紀伊(和歌山県、三重県)。
水木しげる 妖怪大百科によると、さざえ鬼は、栄螺が30年生き続けた末に化ける力を持って妖怪になったものとされている。月のきれいな夜に海から顔をのぞかせてそろそろと陸に這い上がっては、道行く人によくいたずらをしたため、昔の人はひどく恐れたという。
姑獲鳥(うぶめ)
姑獲鳥(産女)は、母親が妊娠中に死んだり、出産後に子を残して死んだりした時に成ることがある幽霊。出現地は中国。
水木しげるの中国妖怪事典によると、姑獲鳥(こかくちょう)は、夜行性の鬼神の仲間で、羽毛を脱ぐと人間の美しい女性になることができるとされている。昼間、自分が可愛いと思った子供の服に自分の血を付け印をし、その後、美しい女性の姿で人間の女子を養女として連れ去るとされている。そのため、晋の時代には夜、子供の服を表に出さなかったとされている。
のっぺらぼう
ゲゲゲの鬼太郎においては人魂の天ぷらを食べさせ、食べた者の顔を盗むのっぺらぼう。顔に何もついていないという妖怪としてはぬっぺらぼう、ぬっぺほふ、ずんべらという妖怪がいる。
小豆洗い(あずきあらい)

小豆洗い 河童の泉
夜の谷川のほとりや橋の下で、ショキショキと小豆をとぐような音を出す妖怪である小豆洗い(あずきあらい)。姿は見えず音だけ聞こえる。出現地は、甲府(山梨県)。
小豆洗い(あずきあらい)(身近なところにひそむ妖怪たち)
岸涯小僧(がんぎこぞう)

岸涯小僧(がんぎこぞう)妖怪ブロンズ像
岸辺にて、捕った魚を頭からバリバリとスゴイ音を立てて食べている妖怪、岸涯小僧(がんぎこぞう)。出現地は、四国。
水木しげる 妖怪大百科によると、岸涯小僧は川辺に一人寂しく住んでおり、魚を取って食べており、歯はヤスリのようにするどく、どんな魚でもまたたく間に骨にしてしまうという。岸涯小僧は河童の一種ではないかとも言われている。
水木しげる氏
水木マンガの世界エリアにある水木しげる氏のブロンズ像。
水木しげる先生執筆中

水木しげる先生執筆中 ブロンズ像
水木しげる氏が漫画を描いており、その脇で、鬼太郎、目玉おやじ、ねずみ男が見守っている。
水木しげる氏顕彰像

水木しげる氏顕彰像
2009年3月8日に設置された水木しげる氏顕彰像。
隠岐へ向かう鬼太郎親子と水木しげる先生

隠岐へ向かう鬼太郎親子と水木しげる先生 ブロンズ像
隠岐諸島の方向を眺めている鬼太郎親子と水木しげる氏。
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