雉鳩 キジバト 山鳩 ヤマバト 鳴き声

雉鳩(キジバト)・山鳩(ヤマバト)の鳴き声

家の裏によく山鳩くんがやってきます。片足を悪くしているのですが、どうやら元気そうです。最近若いメスを連れてやってきたりしています。

さて、この山鳩(ヤマバト)こと雉鳩(キジバト)の鳴き声についてですが、様々なところで見かける音の表記やリズムについて少し違和感を感じていますので、個人的に観察した結果を記しておきます。

雉鳩(キジバト)・山鳩の鳴き声は、ホーホーホホー、ホーホー ホッホー系なのですが、本来は数種類あります。そしてこの鳴き声の「音声・音韻表記的な点」についてもちらっと触れておきます。

なお、鳩は鳩ですが、「クルックー」と鳴く土鳩(ドバト)ことカワラバトとはまた別の種となります。

雉鳩(山鳩)の鳴き声は、オス3種メス1種

雉鳩 キジバト 山鳩 ヤマバト

雉鳩 キジバト 山鳩 ヤマバト

雉鳩(キジバト 学名: Streptopelia orientalis)・山鳩の鳴き声には次のような種類があります。確認したところ、オス3種メス1種です。(メロディのキーや音程については若干の個体差があります)

① 主に朝に聞こえる声で、一般的に「テーデー ポッポー」などと表現されているもの、間に休符の入る「ホーホー ホッホー」の鳴き声。メロディは、AA CC。

② 一日中聞こえる、間に休符の入らない「ホーホーホホー」メロディは、CAAA。

③ オスがメスに直接求愛するときに出す「ブーブーブーブー」同一音

④ 交尾後のメス「プープープープー」同一音

それでは詳しく見ていきましょう。

① ホーホー ホッホー

一般的に「テーデー ポッポー」など表記されたりしますが、音韻的な感じでいうとやはり、「い」のように歯を閉じ気味の口で「ほ」から「ぶ」の間あたりの発音になります。後半の「ホッホー」はやや「ポッポー」に近いような印象があります。

本来はもっと細かく流れがありますが、メロディは、主にAA CC(ララ ドド)で、「ホーホー」「 ホッホー」の間に休符が入ります(もちろん個体差はあります)。

朝方に聞こえることが多く、観察するところによると、主な意味合いとしては、「ここに強いオスがいるぞ!」という、他のオスへの縄張りの主張やメスへのモテアピールといった感じに見えます。夕方にも聞こえることがありますが、昼間に聞こえることは少ないような気がします。

② ホーホーホホー

間に休符の入らない「ホーホーホホー」という鳴き声。①と同様「い」のように歯を閉じ気味の口で「ほ」から「ぶ」の間あたりの発音になります。メロディは、CAAA。より厳密には最初のCの前にかなり細かなAが入っています。少しうねるような感じです。

一日中出します。主な意味合いとしては、「ここに強くて生活力のあるオスがいるぞ。食べ物のある場所も知ってるし一緒に食べにいってその後よろしくなんてどうかしら」という、アプローチとしてのメスへの直接的な求愛といった感じになります。

③ ブーブーブーブー

特に音程差はなく、リズムも単調な感じでブーブーブーブーという鳴き声を出します。

メスと一緒にいるときに直接的な口説きとして発し、その後、オスとメスはくちばしを絡めたりします。ということで、意味合いとしては、デート中の直接的な求愛としての鳴き声であると考えられます。

④ プープープープー

鳴き声と呼ぶのが正しいのかはわかりませんが、交尾後のメスが「プープープープー」と鳴きます(複数回確認しました)。こちらも特に音程差はなく、リズムも単調です。

雉鳩(山鳩)の鳴き声の捉え方

①と②が「どちらか一方」として考えられていることがあるようですが、「両方」であり、意味としても区別があるという感じになっています。

カタカナ表記のあり方、聞こえ方は聞く側の人間の感性の部分もありますし、雉鳩(山鳩)の個体差もあるのでなんとも言えない部分があります。

しかしながら、①と②が「or」で捉えられている場合があるようです。そうした部分については感性や個体差の問題ではなく、複数種類を聞いて聞き分けたことがないというところから発しているのだと思います。

片足が傷んでいる雉鳩(山鳩)

片足が傷んでいる雉鳩(山鳩)

僕の場合はたまたま片足を悪くした「同じ山鳩くん」が我が家の裏に毎日来るため、ずっと観察することができたので鳴き声の種類を掴むことができたという感じになります。

雉鳩(山鳩)のカップル

雉鳩(山鳩)のカップル

その上最近では若いメスを連れてきて目の前でブーブーブーブーとやるので、さらにいろいろな声を聞くことができたという感じになります。

ということで覚え書き程度に記しておきました。

ちなみに僕は②の鳴き声(ホーホーホホー)を直接かけられることがあります。僕が同じように鳴いてみせると、共鳴するように喉元をプルプルさせます。

Category:miscellaneous notes 雑記

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