夢現にやってきたカラヤン

年末ということでもうすぐ第九が流れたりする時期になりました。

年末の大詰めのこの時期ですが、昨日変な時間に目が覚めて、ウトウトしていました。最近はそんな時にはたいていベートーヴェンを聴くことにしています。

早朝に聴くと吐き気がするか、至高の時間になるかという感じで程よく異次元感を味わえるという感じです。

Ludwig van Beethovenがくれる勇気」で埋め込んでいたベートーヴェンは、ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のものですが、やはりその「カラヤンとベルリン・フィルのもの」が好きです。

そして昨日、カラヤン指揮のベートーヴェンを聴いていると、青白い光が走りました。おそらく聴きながら寝ていたのでしょう。

で、あくまで僕の頭の中のイメージですが、若い時のベートーヴェンと、先の動画のカラヤン氏が出てきました。

そしてベートーヴェンが「僕の曲は気に入ってくれたかい?」というような感じで声をかけてきました(一応全て僕の夢の中の話なので話半分くらいの感じでお進み下さい)。

「やっと気づきかけてるね。ピカソと最近見た生花を思い出してみようか」

などと、意味不明な感じで続けてきました。

すると

「あかんあかんわかっとらん」

と謎の関西弁を話すカラヤンが出てきてバトンタッチです。

「あかんでこいつ。30年以上聴いてやっとやで、やっと手前くらいやで」

と、そこでベートーヴェンが出てきて

「僕が何を描いたか、僕の見つけたものを見つけてごらん」

と言ってきました。

「そやからこのカラヤン指揮のベートーヴェンをな、フルスコアにしてみたらええやん」

とカラヤンが指導役です。

「うーん…」

「自分、聖徳太子まがいのことできるやん?

あの時どうなってる?」

「同時に聞いてる」

「そやからな、わかりやすいもん以外にも裏メロディがあるやろ、それが重なる時?」

「まあ和音になる」

「で、それがキレイにうねる和音ができるタイミングは?」

「おお!」

「タイミングはフルスコア上でどうなってる?

いくつ重なってる?」

「おおすごい!」

「それにビブラートが重なる時のうねりのパターンを加えると?」

「!」

「それに音色の変化を加えると?」

「!」

「だからテンポは?」

「ミリ単位でシビアになる」

「で、音楽を構成するものは?

50人いたら50ってのとは違うで」

「やっぱカラヤンすごいわ」

「そんなん当たり前やん

今まで感覚でしかわからんかったやろ?

「うーん…あと聞く側の息のタイミングまで対象なんか…そら吐き気するわ。今酸欠やもん」

「そんな基本やん

で、ベートーヴェンはそれを見せへんために?」

「なるほど…」

「でもそんなベートーヴェンを理解してるのは?」

「カラヤンやな!

でも指揮者ならみんな知ってるんじゃないの?」

「知ってるとできるは違うで」

「そりゃそうやな」

「あとな、生音知ってなわからんで」

「ん?」

「普通マスキングされるやろ?

あれな、本物の楽器の生音知ってるやつだけが膨らますことできんねん。例え圧縮されてるやつでも自動で補正すんねん。もちろん生演奏ならそんなことせんでもええけどな。

心を開いたらな、重なって潰れた音までしっかり尖って聴こえんねん。

あれや、本来二次元のもんを三次元化して見てんのと同じや」

「ああ、何となく分かる」

「で、そうやって細かい部分まで見えたら絵の本当の姿が見えるわ」

「普通に考えられてる集中とは違うってこと?」

「そうそう今のこんな感じ。見せたるわ。

聖徳太子モードでいとけよ」

その時僕はベートーヴェンを聴きながら寝ていました。

といってもまさに夢現で、寝ているのか起きているのかわからない感じでした。

しばらく楽曲の中に没頭していましたが、

「あんな、これな…」

と、そんな感じでカラヤンが話しかけてこようとした時、またベートーヴェンが現れました。

そして

「どこの言語でもできるけど、特に日本語はやりやすいよ」

と言ってきました。

「え?ベートーヴェンと同じことすんの?」

「そのために聴いてるんだろ?」

「えーーーーーー」

その後、強くなってきた朝日に起こされました。

非常に有意義で楽しい夢の世界でした。

Category:music 音楽

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