外に出すことと内に秘めること

基本的に情報は外に出した方が良いと思っています。それがどのようなことであれ、どんどん外に出していった方がうまくいきます。

良いことでも悪いことでも思っていることはどんどん外に出していった方がうまくいきます。

それは協力者が現れるというような実利的なことだけに留まりません。

一番の利点は意識の向きが良い方向に変化するということです。

外に出す情報が「悪いこと」でもです。

外に吐き出したいような「悪いと思っている情報」を外に出すことができないということは「抵抗」が生まれています。

その抵抗の方がダメです。

情報を外に出す時

基本的には情報は外に出したほうがいいのですが、何でもかんでもそのまま外に出すと、人との間で軋轢が生まれます。別に生まれてもいいのですが、単に毒を人に押し付けるような感じになると、人に嫌われていきます。

そうした点について世間では一般的に「フィルターを通す」「オブラートに包む」という感じで対処されています。しかしながら、抽象化したり、風刺的に変換したり、苛立ちを笑い話に変えたり等々、実は様々な方法があります。

そして何も人に話さなくても、紙に書き出して破棄しても良いわけですし、長文日記を書いても良いわけです。もちろん僕は本ブログにその役割の大半を担ってもらっています。

また、そんな中ですが、世の中では、「言霊」などと言って、悪いことは口に出してはならないと説く人たちもいます。

しかしながら、全てはただの情報、本来は無属性です。

口にしてはいけないなどと制限するから、行き場を失ったエネルギーが変な形で外に出ることになります。

また「論破」云々などといって、何かしら言い返せて言いくるめる準備ができていないと、情報を発信してはならないというような雰囲気もあります。

名誉毀損や信用毀損というものもあるので、状況に応じてはその通りですが、そうしたものはいくらでも回避方法がありますし、結局相対化したり、蓋然性の問題の領域に突入したりすれば、論破もクソもなくなります。

内に秘めておいた方が良いこと

一方、内に秘めておいた方が良いこともあります。

言うと邪魔をしてくる人がいるようなケースですね。

わかりやすいのは、好きな子がいて、どうやって付き合おうかというような思いを持っているような時です。

自分に惚れている人、もしくは、相手に惚れているライバルのような人、いろいろな人が邪魔をしてきます。「息子に彼女ができてしまう」と母すら邪魔してくるかもしれません。

もう後戻りできない状態になってから、オープンにするという感じで進めなければなりません。

ちなみに、昔触れたことがありましたが、イスラエルやパレスチナに行った時、行く直前まで家族には内緒にしていました。一般感覚としては止める理由がありすぎますからね。

相関の発見と「頭の操作」

よく家の状態と運気の相関等々が説かれたりします。むしろ因果くらいのレベルで語られます(実際の物理的空間は因縁における「縁」なので、それ自体が直接の因果というわけではありません)。

これは頭が「家と自分」を関連付けているため、家を操作すると頭の中を操作することになる、というような感じで説明することができます。結局どちらも情報状態ですから。

なので家をスッキリさせると頭もスッキリするわけです。

(そして頭がスッキリするということは因縁の「因」の方に関係してきます。ここまできて「因果」と捉えることもできるという感じです)

また現代人の場合は、多くの場合、携帯電話、スマートフォンと自分を関連付けていると思います。SNS関連も同様です。昔から、「電話帳の整理」と言いつつ、人との関係を切ったりする風習がありましたし、SNS上におけるフォロー、フォロワーの整理のようなものもありました。

それを操作すると頭を操作することになる対象

母の自宅介護にあたり、実家を整理していた時にたくさんのものを廃棄していく中で、そんな「自分と関連付けている空間」のことを思い浮かべました(ちなみに実家を整理した後、会社の売上が爆増しました)。

「それを整理すると頭を整理することになる対象」ですね。

「それを操作すると頭を操作することになる対象」と考えることもできます。

これは「家」もそうですし、「スマートフォンやPCの中身」もそうです。

車やバイクや自転車等々もそれに当たります。「自分の延長」として一体化する感覚があればこそ、運転することができるという感じになっていますから。

そこで振り返ってみるとある相関関係を発見しました。

ブログの状態と対人運

それは「ブログの状態」と全体運、家庭運と言いたいところですが、とどのつまりは対人運です(運というのは適切ではないかもしれません)。

家族や顧客を含めた、直接間接の「人との関係性の状態」や「接する人の状態や状況」とブログの状態が相関関係にあるような感じに見えました。

つまり、世間で言うところの「良いこと」であろうと「悪いこと」であろうと、情報を外に出しまくっている時は、対人運が高まり、投稿数や過去記事の更新頻度、アクセス数等が減少している時は、対人運が低下するというような感じです。

「人がたくさん集まる」というようなものよりも、「人との関係がうまくいく」というような感じでしょうか。「関係する人の状態が良くなる」という面もあります。

その理由も、実は既にわかっています。

俗っぽく言うと、それは結局「頭がまとまって思考抽象度が高まるから」ということになります。また、他人にもたらされた空間から逃れて、自分のオリジナルの空間に戻るという面もあります(相手の空間に飲み込まれると調子を崩す)。

ということで、しばらくは過去記事の更新を含めて、ブログに意識を向けることになると思います。

Category:miscellaneous notes 雑記

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