ワイヤープランツは、タデ科ミューレンベッキア属の耐寒性常緑つる性木本です。オーストラリア南東部、ニュージーランド原産の植物でワイヤーバイン(wire vine)と呼ばれる他、学名・属名からミューレンベッキア(muehlenbeckia)と呼ばれることもあります。
紅色から茶色の細い茎(枝やつると表現しても良いでしょう)に小さく細かな葉を密集する形でたくさんつけます。花期は夏で小さな白い花をつけます。
ワイヤープランツの名の通り針金のような茎をしています。
地を這うように伸びる匍匐性があるため、鉢を吊るしておくと下にでれーんと伸びていきます。
ワイヤープランツの葉
細かな丸い葉をたくさんつけるワイヤープランツ。葉のサイズは0.5mm~2cmくらいです。形状はだいたい丸型で、互生します。
霜がつくと落葉してしまうようですが、基本的には常緑です。
斑入り種
なお、ワイヤープランツには斑入り種もいます。
緑色に白色が加わる斑入り種の他、薄い赤茶色系の色が混じる種もいるようです。
学名:Muehlenbeckia axillaris
creeping wire vine
タデ科
- タデ科イヌタデ属 犬蓼(イヌタデ) 赤まんま
- タデ科イヌタデ属 姫蔓蕎麦(ひめつるそば)
公開日:2020.04.10
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