プルフリッヒ効果

すぐにお役立ちの心理学が満載

プルフリッヒ効果(Pulfrich effect)とは、片目のみを暗くし、横方向に動く振り子を見た時、振り子が楕円運動しているように見える錯視の一種。平面の上を左右に振動する光点を両眼で普通に観察すると、光点が平面上を運動するのが感じられるが、例として「左眼のみに灰色フィルターをかけて、右眼を裸眼で観察」すると、光点は奥行き方向に膨らみをもつ楕円軌道上を時計の回転方向に運動しているように見えるという効果である。またそれとは反対に、右眼にフィルターをかけ左眼を裸眼で観察すると、同じ楕円軌道の上を反時計方向に運動しているように見える。

プルフリッヒ効果のメカニズムの説明としては、実際に両眼を刺激する網膜照度の差が大きくなるほど、楕円軌道は奥行き方向に大きく変位し、その奥行き変位量から算出された感覚時間の差も両眼の間で大きくなることから、フィルターをかけた眼のほうが感覚時間が長くなり、実質的に両眼(網膜)像差に相当するものが生じると仮定されている。

こうした現象はプルフリッヒ氏(Pulfrich,C.J)が発見したことからプルフリッヒ効果という。プルフリッヒの振り子ともいう。

心理学 一覧

Category:心理学

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語のみ