プライバシーの盲点

プライバシーの盲点としてよく語られるのが、スマートフォン関連であり、とりわけソーシャル系ということになっています。

画像の高解像度化により「指紋が読み取られてしまう」ということが囁かれだしたりなんかして、運営側も「アップロード時に画像を自動で圧縮する」などなど、そこそこ対策をしたりしているようです。しかし、可能な限り自己防衛しておくに越したことはありません。

そうしたことに代表されるプライバシー系の問題は、根本をたどれば、「スマートフォンスタート」であることが要因となっているような気がしたりもします。

僕は中学生の頃からパソコンに触れていたり、インターネットをやり始めたりしていたので、比較的進化の過程を見てきた方ですが、年齢が上で、さらに古くからそれらに接していらっしゃる方々であればもっと詳しい方はたくさんいると思います。

僕たちはゲームをプレイするという感じでしたが、それよりも前はゲームを自作するという時代だったので、スキルも圧倒的という感じの方が多い気がします。

そんな感じで、時代背景的に仕方がないという面もありますが、最近ではパソコンを所有せずスマートフォンのみという感じの方も多いと聞いたことがあります。

まあ「使うこと」に特化していて、無駄なイライラがなく簡略化されていてスムースということはいいですが、それが影響してか、モノの成り立ちや「内部でどうなっているのか」ということを全く知らないまま使用されている、というケースも圧倒的に増えているという感じになるでしょう。

「別に使うだけなんだからそれでいいじゃないか」ということにもなりそうですが、奥にある構造が見えていない分、プライバシーの盲点もたくさん残ってしまうというリスクがあるというのも事実といえば事実です。

連絡のやり取りをするという機能しか見えていないということで、仕事上のトラブル時に証拠を消されたりすることもありますし、メール機能と勘違いして使用した結果、犯罪や違反が筒抜けということもよくあります(未成年が仲間内の飲み会開催情報をTwitterで案内したら先生にバレたというケースが代表例でしょう)。

またそうした連絡手段的に使われているものは、運営元にデータを収集されています。ソーシャル系はもちろん、フリーのメールもあくまでEメールですが、その送受信内容をすべて読み取られています。

一応、現段階では、マーケティング利用とテロ対策くらいのものですが、いざという時どのような使われ方をするかはわかりません。

日常生活では、変に「個人情報」という言葉に反応する割に、そのあたりには無頓着、ということはやはりプライバシーの盲点という感じになるのでしょう。

それまでは比較的、コミュニケーション内容や画像の収集という感じでしたが、今後はその情報と資産状況や購買行動までが対象となります。

僕はネットバンクも比較的早く利用しだした方ですが、最初は本当に信用がならず、かなり少額の取引ばかりで様子を見たりしていました。ネット通販にしても同様です。最初は怖くて代引きしか利用しなかったという感じです。といっても、箱の中身が空なら…ということも想定してそれも少額スタートでした。

そのサービスの機能のあり方や通信のあり方、そして法的なチェックポイントなどを時代的な進化とともに恐る恐るチェックしながら進めてきたので、ある程度の大枠が理解できているつもりですが、最初から「奥深くのコードなどが見えない、使用するだけの機器」を利用していた場合は、そんなことに着目すらしないのかもしれません。

時代が進んで「それが主流」ということはいいですが、内部の仕組みを知ろうともしない、ということは確実にリスクを増やすことになります。

まあそれどころか、ケースによっては「仕事の面接に行った時の感想を感情に任せるままつぶやいて内定取り消し」というレベルなので絶望的という感じです。

事実的データだけでなく、感情までもオープンにして、嘘や演出を「嘘です、演出です」と公開しているのですから、プライバシーの盲点以前の問題です。

まあかつて主流だった携帯電話のメール程度であれば、運営元が日本国内の法人であり、情報の取り扱いについて国内法が適用されますが、外国企業の場合「あなた達の国の法律など知りません」とすら言えてしまう可能性が出てきます。

というところまで考えて通信と付き合わねばならないというのが本来の姿のはずですが、そんなことを考えているのも一部の人達という感じになっているのでしょう。

Category:笑う月

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