細かなところばかり気になって、大きく間違っている人がいます。他人が意見しても気がつかないし、無根拠な自信から逆ギレすることも。それを世間では「トンチンカン」と、呼びます。空気が読めない以前の問題です。
若者の若者たる所以はそのトンチンカンにありますが、いい歳をこいてもそれが治らない人もいます。地位や名誉や金のことで、常時威張りたいと願ってるバカです。
大昔の勤め先で、定年前のおじさんが「わしにはわしのやり方がある」といって、非常に効率の悪い仕事のこなし方をしていました。実に平均の半分程度の実績でしょう。大きく間違うと同時に細かくも間違っていました。もう絶望するしかありません。
ある時、繁忙期に入った頃に、ついに管理者がその効率の悪いやり方に対して怒り出しました。
するとそのおじさんは「そんなこと言うなら辞めてやるぞ!」といって逆ギレしましたが、「今すぐ辞めてくれ!」と管理者にキレ返されていました。そしてその日を持って退職されるという運びになりました。
どうしてもというなら独立を
自分が創業者の社長はおそらくみんな思っていることですが、社長や会社のやり方に異を唱えるなら、部署従業員の平均、もしくは社長以上の実績を自分のやり方で作り出すか、やめて独立すればいい話です。
それができないのに「あれはやりたくない」、「これはこうあるべきだ」というのはやめておいたほうがいいでしょう。法的に問題がなければですが。
自分のやり方、自分のポリシーを持ってもらうことは大いに結構ですが、それが勤め先で通用しない場合、逆ギレなどせずに言われたことをとっととやればいいのです。
子供のわがままと同じ
自分で独立もできないのに、勤め先にとやかく信条を押し付けるのは「トンチンカン」の最たる例です。
車一台買うお金があれば、会社を創業するくらいの資金になります。そこに政策金融公庫からでも融資を受ければ簡単にしばらくは運転できます。
本当に自信があれば独立すれば?という話です。
そのポリシーと仕事のやり方で、間違いないんだったら独立してみればいいじゃないですか。
それができない、でも一端に言う。それは子供のわがままと同じです。
笑顔で働けるところを探す
何かにつけて不服そうにしているのも、特に接客業ならその態度自体が店舗にとってマイナスです。
そういう場合は向いてないので、笑顔で働けるところを探しましょう。どこにいってもそんな不服のままなら、問題はお店ではないかもしれませんね。職種自体が向いていない可能性もありますが、それよりも物事の捉え方ではないでしょうか。
うにゃうにゃ愚痴をたれている時間とエネルギーを仕事に爆発させるほうが、不完全燃焼を起こさずに有害物質が出ません。実際に考えずに「悩んでいる」最中は体に有害な状態が続いています。
それにテキパキ動けば、余分に運動などしなくても十分に血行が良くなります。体脂肪もたまりません。飯もうまくなります。よく眠れます。そして気がつけば出世しているかもしれません。簡単なことですね。
そのレベルになって、やはり会社と合わないのなら独立すればいいじゃないですか。
それほど働けるのなら自信たっぷりのはずです。なんの躊躇もなく独立する気になるでしょう。といっても、そんな人は会社が離してくれないかもしれません。
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