暇と退屈 改

仕事なんかが忙しくなると、「暇をくれ」と思ってしまいますが、実際に暇になってみると、よほどの才能がない限り一週間くらいでたまらないくらいの退屈がやってきます。

暇を潰すというのも才能ですが、暇を楽しむというのも才能です。いわゆる瞑想というものは、究極的な暇の極致です。退屈な状況だと、たいてい不安要素を思い返し出すように「アイツ」はプログラミングされています。そしてぐるぐる螺旋のように思考を巡らしながら、どんどん不安にさせていきます。

そんな時には「今」に集中してみることです。慣れないうちはろうそくの火などを見つめてひとまず一点集中すれば事足ります。慣れれば一瞬で未来でも過去でもない今この瞬間の流れだけを見つめられるようになります。慣れれば、といっても非常に簡単です。

インドにはまって、瞑想を教えて生業にしているような人に教わらなくても十分です。最初は1秒先、1秒前あたりにぶれてしまう照準を現在に合わせていくだけなので、いつどの瞬間でもできます。お香を焚いたり曼荼羅なんかを買わなくてもいいです。なんでもお金をかけたほうがクオリティが上がるというのは商売上手の洗脳であって、重要なものは「空気」のようにお金のかからないものです。

何でも条件は少なくしていったほうがいいです。お香をたくことを条件にしてしまうようになります。そうなるとインドにはまった人の最優良顧客になるだけです。

ふと、元に戻るとまた思考が回転し出すので、不安になったりしますが、そんなときはまた「今」に集中すればいいだけです。

よく世間的なイメージで「無」にならなければならない、というような風潮がありますが、無をイメージしようと思っているだけで、「今」から照準がずれるでしょう。「今」だけに集中すれば力んでイメージしなくても体感できると思いますよ。

過去記事⇒暇と退屈


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