天体観測と望遠鏡

今夜は月が真ん丸です。月を観測するには良い条件がそろっていますね。先日の長野県や群馬県で見た星空も綺麗でした。なんせ峠ですからね。特に長野県はすごかったように記憶しています。流星群の時期でもないのに星が流れに流れまくっていました。

一時期、本当に思いつく限りの「欲しいモノ」を買いあさっていた頃があります。思いつく限りといっても、そんなに高いものは買いませんでしたが、ついに特に欲しくもない「体脂肪計」などを買った頃です。何かを忘れているような気がして、大阪で数時間物色してみました。そしてVixen(ビクセン)コーナーを見つけました。望遠鏡のメーカーですね。昔から「子供だましサイズ」の望遠鏡というのは買ってもらったような記憶もありますが、この時は「本気サイズ」です。なかなか買い換えることもないものなので、そこそこ大きいサイズのものを買いました。ポルタⅡシリーズですね。今でも年に数回は引っ張り出して空を観測することにしています。

流星群

流星群を観るときは、肉眼か双眼鏡が限界です。望遠鏡など覗き込んでいてはかつての夜通し流れまくる2001年頃の獅子座流星群クラスでないと観ることはできないでしょう。たいてい○○座流星群ということで騒がれますが、その星座がある方向に宇宙の屑が通るというだけで、その星座は関係ありませんね。それなのに「ペルセウス流星群」という名前の響きがかっこいいということで、ニュースで騒いだりしますが、たいていははっきり観たことがないのが本音ではないでしょうか。

その極大年の前年、左京区にて友人と獅子座流星群の到来を数時間粘りましたが一切見えませんでした。ただ、少し開けた田んぼの合間にあるガレージでティーンが集っていただけ、という虚しさです。こういう時は「いこうぜ!」の勢いが激しいものです。そのギャップのあってか、あまり仲良くない知り合い程度の友人だったなら「もうこの人と遊ぶことはないだろう」というレベルのテンションの下がりようです。しかし幸いにも親友と行ったので、下がりすぎたテンションを逆風利用ということで、騒ぎまくりながら帰ったことを覚えています。

ふあっと光るあの瞬間

生の臨場感というのは、音楽ライブもさながら、画像や動画とは全然違った感覚を与えてくれます。

「月がどんなものか知っている」という知っているいない、というものではなく、確かに詳しく見たいならもっと高性能の望遠鏡で撮影した写真を見たほうがいいと思いますが、これもCD音源の方が正確なのに、いまだに生演奏というものが絶えない、というのと同じで、生の光というのは表現しがたい感動をもたらしてくれます。

月はサイズが大きいので特にこの9月は、望遠鏡をのぞきながら位置を合わせなくても、望遠鏡の先をぐるぐるなんとなく近づけるだけで、月に当たればふあっと覗き口が光ります。

そこに映し出された光は、RGBで表現されたそれとは違います。じーっと観ようとしても、少しずつ動いていきます。それを追いかけていると気づけば1時間くらい経っていることがよくあります。この感覚はパソコンでは味わえません。

星を観ると、同じように見える光が、実はかなりの色の違いを持っていることに気づきます。

プラネタリウムやgoogle moonなどで楽しみを終わらせるのはもったいないですね。

やはり街が明るいと星は見えにくいものです。また月明かりが綺麗な日は月の明りの影響を受けてしまいます。観測スポットは、近隣なら京北町ですね。面積の93%が山林という、人工的な明かりが少ない地域です。

大気が安定しているのはだいたい寒い冬です。この時に星空はかなり綺麗に見えます。凍えるような寒さの中、野外です。腹の弱い人は油断していると下痢になるでしょう。そんなこと考えずにダウンジャケットに毛布を装備して峠に望遠鏡を担いで行こうじゃないか!

天体望遠鏡(2007年)


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