がっかり感が止まりません

「『最大のがっかり』のようなものが来てから、がっかり感が止まりません」

参考 最大の「がっかり」

このがっかりに対して触れる前に、少し要約抜粋しておきましょう。

今に集中すればそう言った瞬間はすぐにやってきます。

今まで見ていたのはなんなのか、ということにもなります。しかしそれは単なる記憶であって、本当に実在しないことを実感します。

今を捉えようとしなくても、哲学的な思考の限界を超えたとき、論理的な限界の「行き止まり」をすべて見つけて最後に「自分」までその対象にしてしまった場合は、勝手にそういった瞬間が訪れるかもしれません。

そしてそういった認識がない状態の至福感に包まれると、ふと認識が戻った時に二つの感情が起こります。

ひとつは、「最大のがっかり」です。

求め、得ていた、あの時の躍動感や感動がチンケなものに見えてきます。そして、何もやる気がおきない、というような状態になります。「やっても仕方ない」というような感情が起こると同時にもうひとつの感情である「安心感」が起こります。

やる気がおきない、といっても虚無主義的な類ではありません。ネガティブでもポジティブでもないニュートラルな感覚です。 最大の「がっかり」 最大のがっかり

そうですね。がっかりは止まりません。何もやる気が起きないどころか、「このまま消えていく」ような感覚になるかもしれません。

これはふつうのことです。

「苦しい、死にたい」とはまた別物のがっかり感です。焦燥感はないのですが、すさまじいがっかり感です。

「苦しみから逃れたい」というより、「消えたい」というような感覚です。

ただ、「消えたい」というのはアイツの意見です。こんな時でも、利用してきますから要注意です。

特に、スーッとした体感がやってきた後に、社会に触れると、先までの体感のほうが夢ではないかと思いますが、実は逆です。

現実だと思っている方が明晰夢のようなものです。

つまりはその場で起こっている、というかその場ではその状態なのだというだけのことなのですが、そうならば憂いがないはずなのに、やはり自らの心にやってくる信号は止まりません。

夢のなかでも恐怖を感じれば「恐怖を感じている」ということです。現実っぽく思っている「現実」もそれと同じことなのですが、どうも未来を予測したりする機能が働いて、その場で受け取る信号にノイズがやってくるはずです。

体感しただけでは、アイツの機能が全て消滅したわけではありません。アイツは一心同体であり、常に自分と同化していますから消えることはありません。

ただ、その衝動を無効化したり、衝動のタネを消滅させるということは徐々に可能になってきます。

おそらくがっかり感が増えたり減ったりという揺れを繰り返すでしょう。

では衝動を無効化する方法論は何なのか、という事になりますが、それは意識しない方がいいでしょう。

ある「方法論がないとできない」という条件の設定自体がアイツの手だからです。

ただ、ずっと自己観察していればそれだけでどんどん揺れはなくなっていきますが、「自己観察」を条件にしてはいけません。

というところがややこしいところです。

がっかり感を流していく

養子と一緒に「ファミリータイム」をしている時でも、「前回とあまり変わりない」という点や、「ある程度の時間になれば、また養子を養子の自宅に返す」ということをするという点、触れ合えても、その限界がある点、そして何より「同じことを繰り返している」という点、さらに「それほど何度も繰り返して何になるのだろう」という点、それらにやはりがっかりします。

そして、言ってしまえば「たかだかその程度の体感」を失うことに対する予測的な苦しみ、そして、あえて「その程度の体感」と言いましたが、どんな体感でも永続しない上に、永続しても「それが何なのか?」という点、「じゃあ別にいらないかな」と思っても、やはりわざわざ無くすことに対する変な苦しみ、あるからこそ起こる苦しみだと思って、相手に対して排除の欲求である怒りを覚えることがおかしな点と、好きな対象にそうは思いたくないという先の「怒り」への怒り。

好きな相手に対して、その好きな気持ち自体が邪魔だと思い、相手を厄介者のように思ってしまう苦しみ。

「がっかりした、じゃあもう何をどうやったとしても同じ構造だ」という事に気づき、そこで、「もう何もいらないので、もうすべてを捨てたい」と思って、全ての執著を捨てたいのに、最後に邪魔をしてくる存在が、自分が愛したものであるという最大の苦しみがやってきます。

しかし、愛したもの自体も、五感で捉え意識で形成した虚像といえば虚像であり、あってないような現象です。だからこそ、その対象を操作する必要はどこにもありません。

その対象に対する自分の思いを、自分の意識を見続けなければなりません。

最後の最後まで足掻いてくるアイツを、傍観し続けてみてください。


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