アフォリズム 131-140
- 131.母語としての方言
- 132.浴衣姿への印象
- 133.少しの仕返し
- 134.執著を生む努力
- 135.臆病風による生産性の低さ
- 136.長子としての優遇
- 137.女体育教師
- 138.冷徹な対応
- 139.不誠実
- 140.仮止め
131.母語としての方言
方言は、母語として家族関係性や地域社会との関係性、自己同一性に大きく関わるため、いかに他の言語を習得したとしても、大切にするべきものである。
132.浴衣姿への印象
浴衣姿への印象として、夏でありながら涼しげであるような印象もありながら、個人的には、京都の梅雨時期の影響、とりわけ人が混み合う祇園祭の影響からか、蒸し暑く、様々な香料と汗が混じった吐き気を呼び起こす印象と関連付いてしまっている。
133.少しの仕返し
実際には、物事を言われたことそのものよりも、言われて言い返さなかったことに怒りが生じるため、ものによって少しは仕返しをしておく方が良いような場合もある。
134.執著を生む努力
辞めればよいのに辞めない場合や、辞めること、辞めたことに心残りがあるような場合、「嫌々ながら努力で勝ち取った」というような要素が含まれている。
犠牲になった過去の自分を裏切るような形になることが抵抗感を生み、より良き方向への意図を阻害する。
135.臆病風による生産性の低さ
夜遅くまで働いて、それほど稼げていないのであれば、事業構造自体の生産性の低さを疑わなければならない。
生産性の低さの原因は、もちろん、ただズレているだけという場合も多々あるが、そうでない場合、概ね空振りが多いか、金額設定が低すぎるか、言い訳のための無駄な書類を入念に作り込んでいるか、といったところだろう。
その原因は、突き詰めれば「臆病風に吹かれているだけ」というようなものとなる。
136.長子としての優遇
長子としてそれを理由に優遇されたとすれば、自分とは関係のない「生まれ」によって優遇されたということになる。これは人格の否定である。
時に表面的な都合は良いかもしれないが、個としての人格の否定となる。だからこそ拒否しなければならない。
137.女体育教師
少なくとも自分が出会った女体育教師は、その脳筋感から、精神年齢が中学3年生で止まっているという印象がある。
138.冷徹な対応
時に取る冷徹な対応は、相手への戒めと、相手を解放するという意図が含まれている。
139.不誠実
一昔前までは、相手にとって不利益となるようなサービス内容の変更、価格変更がある場合は、相手の了承を得たり、致し方なく契約を解除したりするようなステップがあったような気がするが、近年は、一方的に内容を変更したり、勝手に料金を引き落とすような不誠実さがよく見受けられるような時代になったような印象がある。
140.仮止め
仮止めのつもりが、ずっとそのまま継続していることがよくある。
時折、仮止めだったことを思い出すと良い。
最終更新日: