お酒と居酒屋

「お酒はおいしく適量を」などと聞きます。

飲もうと思えば、すごく飲める体質ではあるのですが、先に胃腸がやられます。

酒の席で飲まないことはないですが、自発的に飲むことはほとんどないどころか、一切なくなったように思います。既に意図すればノンアルコールですら酔えるようになってしまいましたし(ノンアルコールで酔う)、本当にアルコールを摂る形で酔ってしまうと集中力が切れてしまったり、胃腸に響いたりしてしまいます。

「飲んだところで気分としては何も変わらない」

これが本音です。

昔はそうでもなかったのですが。。。

酒なしでは付き合えない人

僕は友人と今でもコンビニ前で数時間話し込むことをします。

喫茶店などでもいいのですが、別に喫茶店である必要はないので、公園かコンビニ前が多いような気がします。

僕は構わないのですが、どうしても酒なしでは付き合えないような人がいるように思います。

酒には少し力があります。

感情を増幅させたりする力です。

また、弱気が強気になったり、抑えていた感情を解放する力もあります。

しかし、それは感情を常にありのままにしておくと、なんの変化もないようになります。ですので、「力がある」というには少し語弊があるように思います。

本当に仲が良ければ、酒はあってもなくてもどちらでも良くなります。

酒なしで朝まで話込めないような仲では、やはりどこか壁があるのでしょう。

「酒が入ればできる」という行動は、酒がなくてもできる行動です。

気持ちだけの問題で、行動自体は物理的に可能なのですから。

酒を飲んでいるその時、感情を思考が止めている事実、それが行動を止めているという事実、また、そもそもの感情の源流、に気づきやすいので、翌朝覚えている範囲で飲んで心の動きを見つめてみるのも面白いかもしれませんね。

自分に聞いてみると、大体は自分を弁護するような言い訳、もしくは逆に世間の目という想像の存在が自分を責める、とは思いますが、勇気を振り絞って直視してみるのもいいかもしれません。

自分を責めるもうひとりの自分が現れる場合もあるかもしれません。

その場合のコツですが、そいつは自分を客観視して攻めてくると思います。

そんな時は、別に敵対も何もせずに、そいつを逆に客観視して傍観しておけばいいと思います。

言いたいことを言わせておく感じです。

そして感謝の念を持って解放してあげましょう。

居酒屋

さて、居酒屋です。

僕は居酒屋が嫌いです。

街の中華料理屋さんは、低価格ながらもうまいものを作ってくれます。

居酒屋を始める人は、だいたい「儲け」に走ります。

居酒屋が日清の唐揚げ粉で作った「唐揚げ」と、街の中華屋さんの「ポパイ定食」が同一価格というのがわかりやすい嫌いなポイントです。

「飲む場所と酒を用意すればあとはくだらんもんを出しても大丈夫」

そんな気持ちのところが多いように思います。

儲けに走るので、ブラック企業だらけなのだと思います。

ちなみにスターバックスも嫌いではないですが、好きではありません。

「空間を売る」

というようなコンセプトの店は、なにか手抜きのような気がします。

スターバックスはいろいろな点で手抜きを感じないのでまだいいのですが、「おしゃれなカフェ」はそうでもないような気がします。

それでも、隅の方に座ってMacbook Airなんかを広げてコーヒーをすすりながら仕事している人たちが酔える場所を提供していることは事実です。

そしてそういう人たちが多いため、商いが成り立っています。

さらに余談ですが、僕は「休憩のためにカフェに入る」ということができません。

独りならそれも可能ですが、人といるときに「歩き疲れたのでカフェで休憩しよう」などと言われても、座った段階で歩いていた時の倍の口数になります。

カフェを出る頃には喉がガラガラになってしまいます。

昔ながらの喫茶店や居酒屋、中華料理屋は、低価格ながらも「腹いっぱい食えよ」と、お客さんのことを考えている店が多いように思います。

味だって、素材なんかの限界はあっても、「その味で一生勝負する」という意気込みがあったように思います。

いまや、新規で店を始めるにしても、誰にでもすぐ作れるレベルの料理で、安易に店を作る。その代わりに「空間」なんかでごまかす。儲かるからと居酒屋、ラーメン屋、ぼったくりのカフェを作る。

まるで「バラードみたいなキレイなメロディーは作れないけど、ラップくらいなら」という自称アーティスト、それを広告で扇動して売り込むレーベルみたいですね。

なんか職に困って「居酒屋とかカフェくらいならできそう」ではじめる人多いじゃないですか。でも、そんなに甘くないですよ。

「利益率」で言えば高くても、回転率は悪いし、内装も金がかかるし、水道光熱費だってすごい。

くだらないような店でも、大企業の場合は店舗運営のシステムがはっきりできていたり、広告も「何店舗分かまとめてドン」ができるから経費がかからずにすごく儲かるとは思いますが、安易な事業計画ではかなり厳しいと思います。

何よりブラック企業体質で、人件費が安く抑えられてるから儲かっているんでしょう。そこに正攻法で利益を出し続けようと思えば、かなりのセンスが必要になってくると思います。

全ては7×7×7の法則が最大の利益率を生み出すから仕方ないのかもしれませんが、僕は行きません。

居酒屋なんていらないので、うまい中華料理屋か定食屋が近くにできて欲しいですね。

街の「味のある店」は個人経営、家族経営のため、もう店主の年齢が限界に近づいてきて、どんどん閉店されていくでしょう。

そうなると、見渡す限り、王将、牛丼屋、やよい軒、ばっかりになってしまいます。

そんな街並みは嫌ですね。

居酒屋を中心としてお酒をメインで提供する店といえば、儲けに走る主義の店が多く、お通し(付き出し)やサービス料、保証金といったよくわからない商慣習が組み込まれていくことがよくあります。

お通しやサービス料、保証金といったよくわからない商慣習

Category:miscellaneous notes 雑記

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