読書の秋
読書の秋と言われますが、読書は季節を気にしてはいけません。と、言いつつもやはり涼しくて読みやすい季節ですね。 「読書とは思考の戦場である」、といった旨のことを言った人がいますが、戦ってはいけません。戦いたくなる気持ちはよくわかりますが、戦わずにサラッと流しましょう。 本を読む人は頭がいい、ということがよく言われるそうですが、頭がいいということは「いい」ということには直結しません。それに知識ばかりで苦しんでばかりの人がたまにいます。それは

面接
先日、事業拡大のために面接ばかりしている社長仲間とお話していたのですが、勤め人の頃のバイトの面接を合わせると千人くらいは面接してきたそうです。 大きい会社の人事部も広く浅くは面接するでしょうが、社長の最終面接といえども大企業ならトップはコロコロ変わります。意外と中小零細の社長の方が面接をこなしているのかもしれませんね。そんな数の面接はあまりできない経験どころか、僕はそんなに面接をしたこともされたこともありません。 一方、大学生ともお話し

定義集 あ
定義集 い 定義集 う 定義集 え 定義集 お 定義集 あ アイツ 自我。エゴ。 愛別離苦 愛するものと別れる苦しみ。何かと出会った時点で、別れることが同時に決まっているのだ。 iPad 情報弱者に「自分は情報強者だ」と思わせるために誇大広告されるゲーム機。 アウラ ヴァルター・ベンヤミンが唱えた、部分が全体を示すという作品に宿る「神性」のような観念。複製や具体化は「奥にあるオリジナルを代替する」という感じが消えていくということを隠喩的

定義集 か
定義集 き 定義集 く 定義集 け 定義集 こ 定義集 か カーマ・スートラ 元祖モテテク本 蓋然性 がいぜんせい。ホントのところはわからない、でもひとまずキリがないから「おそらくそうなんだろう」ということにしましょう、という「社会的根拠」に多用される性質。犯行の様子が防犯カメラに写っていたとしても、究極的には「それらしい偽物」を作ることはできる。この際、「この短時間でそれを作るのは無理だろう」ということで、防犯カメラの映像を「ひとまず

定義集 さ
定義集 し 定義集 す 定義集 せ 定義集 そ 定義集 さ サーリプッタ 元は哲学の迷路にハマっていたが、智慧第一といわれたシッダルタの直弟子。舎利子と表記されたりする。 ザイアンスの単純接触効果 チャルディーニと共に営業マンが必ずと言っていほどセットで研修される「いきなり売らなくても頻繁に顔を出せ」の根拠として提示される法則。 最幸 「最高」をもとにした自己啓発系のウェーイが多用する言語的「こだわり」。幸せに最高値も最低値もないので、

定義集 た
定義集 ち 定義集 つ 定義集 て 定義集 と 定義集 た 駄アウラ 駄菓子によく見られる駄洒落などから逆算的に無数の観念が起こり、アウラへの逆流。 体育会系 スポーツをしているか否かは関係なく、特にスポーツ選手を指すわけではない。ミスター脳筋こと孔子のとなえた儒教の影響をモロに受ける、根拠のない年上万歳、上下関係万歳、夕日に向かって走っていけ、という人種。「絆、努力、根性」を座右の銘とする。 対自 それがあるところのものであらず、それ

定義集 な
定義集 に 定義集 ぬ 定義集 ね 定義集 の 定義集 な ナーガールジュナ 龍樹。「縁起」や「空」について説明できるギリギリのラインをついた人。「中論」において、せっかくの非言語領域を言語で相対化したというところは注意すべき。 中島ラーメン みうらじゅんさんの母校前の公園の壁に長年残っていた落書き(現在はない)。過去にタウンページで調べるも近隣にそんな店はなく、未だに詳細は不明。求む情報提供。 何ぶつけてんだよ新車だよ? 小学校高学年

定義集 は
定義集 ひ 定義集 ふ 定義集 へ 定義集 ほ 定義集 は 爆笑ストック200 人間は笑った表情を作るだけでも気持ちが明るくなるということで笑顔を作ろうとしても笑えない時があり、接客などにおいても作り笑いは自己欺瞞であるという葛藤を秘めている場合に使うbossu自作のプチ奥義。 思い出し笑いができるように、思い出し笑いの対象となる思い出をたくさん保持し、人と接する前や気分を明るくしたい時用に「本当に笑ってしまうような思い出」を「爆笑スト

定義集 ま
定義集 み 定義集 む 定義集 め 定義集 も 定義集 ま マインドコントロール 意識をコントロールし、術者の意図した方向へと意志決定をさせること。 マインドフルネス 5000年前から2500年前にインド地方で完成された瞑想法を、西洋人が自分たちのものかのように扱った場合の瞑想法の呼称。 領土だけでなく伝統や文化までも略奪し、自分たちが発見したかのように見せかけるための改名行為。 マズロー 欲求5段階説というものが自己啓発系に大人気。全

定義集 や
定義集 ゆ 定義集 よ 定義集 や やかん 毎昼「2個百円のパン」を買っていたおじさんの俗称。 野球 人生で一度も経験したことがないため、野球の話をふられても一切ついていけない。 山田太郎 漫☆画太郎氏による珍遊記の主人公。 戯言を聞いた時には「おもしれー!」と山田太郎系の笑いが起こる。 山登りの時にパチパチの服を着ている人 カタチから入るものの、根本から間違っている人。 定義集 ゆ 唯物論 この世界の全ては物質の状態や作用にしか過ぎな

定義集 ら
定義集 り 定義集 る 定義集 れ 定義集 ろ 定義集 ら ラーメン通 うまいラーメンを作ることはできないが、うまいラーメン屋を「知っている」だけの人。 ライン 特に新しい技術ではないのに、情報弱者にうまく取り込んだアプリケーション。メールやメッセージのことをこう呼ぶ傾向にあるが、メールは手紙、メッセージは文言、ラインは線である。線を送ってどうするのだ、という疑問を持った人は正しい。 ライングループ 心の弱い女子中学生並びにそれと同等の

定義集 わ
定義集 わ 「わぁ!」のおじさん かつて新京極に出没したピースマークの飾り物をいきなり見せてきて人を驚かせることを生きがいにしているおじさん。消息不明。 ワイルド系 髭を生やしただけの人。 わかさ 「海藻特集」という見出しを元に「若狭」と勘違いして父が買ってきた若返り系の雑誌。 ワキガ 海外に行き、現地の西洋食を食べ続けると約2週間で体臭が変化するのでご注意。 腋毛を剃って髭を剃らない人 私達を認めろ!と騒ぐ変質者。 ワクワクさん ワク

特別企画 その4
すっかり秋の到来を感じさせる過ごしやすい季節になってきました。 以前から少し考えていたのですが、基本的に終わりのない追記型ページというものを設けようと思います。「ひとこと」では既に実施しています。ちなみに現在1万字を超えたくらいです。 以前から少し考えていたもの、それは定義集です。アランにちなんだ形になりますね。 完全に独断ではありますが、定義集を作っていこうと思います。 抜粋リストの関係から逆順に作っていきます。最初はほとんど空ページ
宗教代
京都にはたくさんの寺があります。そして家の固定電話が鳴ったと思ったら葬式の勧誘と墓の勧誘、そして保険の勧誘ばかりですね。どれも死にまつわるようなビジネスです。 一生にかかる宗教がらみの費用を一切払わないことにしています。 葬式を筆頭に花代や季節ごとのイベント費用を考えると相当の無駄金です。それをトータルすると1000万円くらい無駄に払うのではないでしょうか。お花屋さんはいいですが、宗教屋に払うつもりはありません。 そうしたものは所詮宗教

天体観測と望遠鏡
今夜は月が真ん丸です。月を観測するには良い条件がそろっていますね。先日の長野県や群馬県で見た星空も綺麗でした。なんせ峠ですからね。特に長野県はすごかったように記憶しています。流星群の時期でもないのに星が流れに流れまくっていました。 一時期、本当に思いつく限りの「欲しいモノ」を買いあさっていた頃があります。思いつく限りといっても、そんなに高いものは買いませんでしたが、ついに特に欲しくもない「体脂肪計」などを買った頃です。何かを忘れているよ
岸和田少年愚連隊
先日、中学生の時にテープが擦り切れるほど観た「岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS」(1996)を改めて観てみました。ナインティナイン主演のやつですね。 観てみました、というような流れは苦手です。なぜならブログなどのタイトルが「○○に行ってきました」「○○観てきました」というのはおもんないグループのような気がするからです。俗に言う「踊ってみた、歌ってみた」の類の親類ですね。 結局、消費者の域を一切出ない感じが寒いのでしょ
時間と主観
主観と客観というふうに、ひとまず私から見た場合、外から見た場合、というように分けて考えるような手法は、「人に説明する場合」に限って意味をなしうるだけで、本来的に主観しかない。ということは主観も客観もない。 しかしながら、いわば客観というのは「説明のための仮止め」にしか過ぎないはずだが、いつしか客観を軸に物事が語られるようになった。 確実に「存在するもの」として、時間は絶対にある、というような事を聞くが、そんなことは「対外的」に証明するこ
なぜ、人をいじめてはいけないのか
なぜ、人をいじめてはいけないのか、いじめがいけない理由について、その根本理由を考察していきます。善悪に関することについて触れる場合、社会的な議論の上では、即時的に「悪」「排除すべきもの」という前提が議論されることなく置かれ、また、「いじめ」などは「悪であること」と、当然のこととして、それに関する社会学的考察、自分たちが取るべき立場が定められたりもします。 「いじめはいけないことです」 「いじめがダメなことは決まっています」 「いじめは悪
ニヒリズム
「○○さん!そこの場面、ニヒルな感じの笑いでお願いね!」と、売れていない劇団の劇中などで安易に使われますが、このニヒリズム(虚無主義)というものについて考えてみましょう。 ニヒリズム(虚無主義)についてですが、この哲学上の立場としては、「すべての物事・現象には価値がない」としますが、この場合の無価値の「無」は有の対義語ではないかもしれず、消極的ニヒリズムを超えた積極的ニヒリズムとして「価値を作り出す」ということは、ニヒリズムの根底にある
唯物論者
唯物論者とは、もちろん唯物論を支持している人たちであり、この唯物論は、全てを物の作用、物理的な現象として捉えるという感じであり、客観的な世界を肯定し、物質の状態や現象が全てであるというような考えです。 かつて読んだ本に「生理学者の99%は唯物論者です」という一文がありました。 まずイラッとするのは「生理学者のような頭のいい人がみんな言ってるんだから唯物論が正しいよね」という誘導の傾向が見られることですが、そんなことは本題ではありません。
哲学する 2014
読書の秋を感じさせる涼しい風が時折舞い込んできます。 エアコンが故障したこともあって、頭がぼーっとしている日が多かったように思いますが、それどころではありません。一切力が入りません。 特に最近使っていないものということで、最近あまり頭を使いません。使わなくても何とでもなるので、使わなくなりましたが、本を読んでお勉強の類の時に出るハイな気分を味わいたい、ということをたまに思います。しかしながら、特に読みたい本がありません。実は頂上の一点、

心にググっと群馬県 2014 番外編
心にググっと群馬県2014は、福井の敦賀から岐阜の高山というルートを選択したので、福井県の九頭竜湖にも行きました。湖ばかりですね。 ここで食べたまいたけの天むすのおかげで、しばらく「まいたけブーム」がきそうです。京北町もまいたけがよく採れるようなので、定期的に買いに行きそうな予感がします。 この九頭竜湖へ向かう途中、林道に迷い込みました。 パジェロのような車でないと走ってはいけないような道で、崖にも関わらずガードレールがありません。 な

心にググっと群馬県 2014 嬬恋村 鬼押出し園
浅間山を望みつつ、岩ばかりの園、鬼押出し園。 1783年(天明3年)の浅間山噴火の溶岩によってできた岩々。 寝観音 そして有名な寝観音 鬼押出し園から観ると確かに寝観音という感じがします。 鬼押出し園を巡る 岩肌の先は樹海のような森ですね。 ヒカリゴケ ヒカリゴケという、蛍光塗料で塗ったようなコケが生息していました。 浅間山観音堂 よく考えてみるとキングオブファイターズのあいつが出てきそうなステージですね。 鐘楼堂 すぐ脇

心にググっと群馬県 2014 榛名~伊香保~赤城
秋名下り 榛名湖といえば藤原拓海が茂木なつきとデートしつつ、決意表明を述べるところです。 同じ位置からふと見渡せばとうふの配達先とされる場所も見えます。 榛名山の下り(県道33号)伊香保方面は、とうふ屋のパンダトレノで有名な道ですが、現在は凸凹だらけのキャッツだらけでまともに走れません。といいつつも、もちろん軽く流してきたのですが、かまぼこならまだしも本当にデコボコで「ほわんほわん」となります。 ルートはおおよそこんな感じですね。 連続

心にググっと群馬県 2014 富岡製糸場
世界遺産登録になったばかりの富岡製糸場に行きました。富岡製糸場は群馬県富岡市にあります。1872年に開業した日本最初の本格的な器械製糸の工場です。 富岡製糸場の世界遺産登録のニュースを聞いて、諸手を挙げて喜べない自分がいました。 「混むかもしれない」 それだけの理由だったのですが、特に混むこともなく行けました。駐車場自体は空いていましたが、富岡製糸場からは少し距離のあるところにありました。 もちろん館内は人でごった返していました。 〒3

心にググっと群馬県 2014 碓氷~妙義
碓氷峠ということで、ひとまずはこちらめがね橋(碓氷第三橋梁)です。 イニシャルDではきちんと碓氷のコースにちらっと出てくることで有名ですね。 碓氷峠の碓氷コースは、群馬県安中市と長野県軽井沢町を結ぶ国道18号の旧道の方になります。 めがね橋は上に登ることができるのですが、登るとこのようにコースがまるわかりです。 インパクトブルーの佐藤真子が夜な夜なシルエイティで攻めていた所ですね。 頭文字Dのゲームでは碓氷のコースは周回コースになってい

黒部の太陽
黒部ダム これからしばらくは、「普通のブログ」っぽいことが続くでしょう。どうしてもそうなってしまいます。すごく普通です。しかも画像が多い、というパターンが続きそうです。 群馬へ行くにあたり、滋賀県そして今回は福井県、岐阜県、長野県を経由しました。 経由するだけではもったいないということで、黒部ダムへ行きました。 黒部ダムの存在を知ったのは、中学生の時です。岸和田少年愚連隊という映画の中で、岡村隆史さんが言ったセリフで初めて知りました。

蓮の群生
先日、滋賀県草津市にある、からすま半島の蓮の群生を見に行きました。からすま、と聞いてイラッとするのはおそらく京都人だからですね。 滋賀県には新宿橋や天満橋があり、この日もまた「烏丸」といいとこ取り感が否めません。 烏丸半島蓮の群生地 さて、蓮の群生地ですが、観光バスできたのでしょうか、老後の余生を送る獣の群れをたくさん見かけました。 老後にやることがなくなって遊んでもらう分にはいいのですが、竹田城の立ち入り禁止場所に入ったりするような類

お盆休み
正月休みというのはほぼ万国共通で「年の初めだから」という尤もらしい理由もまだ理解できるのですが、盆と言うものの意味は未だによくわかっていません。 今回は初めてiPadより投稿していますが、ひたすらタイプがしにくいことと、変換がかなりの低精度なので少し辟易しています。 こんなもんでマークアップまでやり出したら数倍時間を食うでしょう。 本当のたまにだけやってみようと思います。 布団にこもりながらでも打てるのだけがティーンのようで少しのメリッ

ある時なんばの片隅で
土地柄か、何人かの芸人の友人がいるので、そいつらと飲んでいたときのことである。友人の後輩が突然言い出した。 「底辺の世界を見てみますか?」 底辺のイメージといえばミナミの帝王に出てくるような借金に追われたような人たちの世界のことかと思えば、「底辺の芸人」という意味だった。 「いやぁ見ても仕方ないかな。あれでしょ?オーディションライブとかに出てるような若い子でしょ?」 そう返したが、「いや、もっとすごいのがいるんですよ」という言葉に惹かれ