bossu のすべての投稿

飯に行く

中学生の頃からでしょうか、昔から「今度、飯でも」という言葉には違和感を感じていました。 何かと「飯にでも」という言葉が使われますが、まず前提として食事自体はなるべく一人がいいと思っていたりもします。 それはさておき、社交の場においては、どうしても「まあまた今度、飯でも」というような言葉が使われたりします。それで、その「今度」があった試しは無いとは言いませんがほとんどありません。 そういえば幻冬舎の見城さんとサイバーエージェントの藤田さん

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差がわかる

アイツこと自我とは、何かと何かを分ける機能ですが、ここで重要になるのは差がわかることと、差をつけてしまうことは全く別物だということです。差がわかるのは機能が純化されているだけで、差をつけてしまうのは観念による判断、という思考の産物だからです。 音楽をやろうという時に、耳コピができない人がいますが、僕はそれが信じられません。何十本も楽器があるような曲なら、スコアを見ずに耳コピすることは時間の無駄のような気がしますが、巷にあるような曲で、な

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友達申請とお知らせ

「人脈を広げたく友達申請をさせていただきました。よろしければよろしくお願いいたします」 SNSはほとんど触りませんが、こういった類のメッセージがよく送られてきます。月に数件でしょうか。それどころか社長同士の集まりに行ったりすると、その名簿を見て検索してただ友達申請してくる人もいます。 名刺交換すらしていないのに友達申請をしてくるという感じですが、どういった神経をしているのでしょうか。 いずれもロクでもない人なのは明確なのですが、こんなも

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本とマンガ

親戚に究極なギムキョな人がいるのですが、確か二十歳頃に「マンガはよくない」というようなことを言われたことがあります。その頃は毎日のように本を読んでいましたが、マンガが良くないと思ったことは一度もありません。むしろ本よりも表現が多彩なのでよい表現方法だと思います。 公式的なものを示す場合には「無駄が多い」ということになりそうですが、日本の都道府県を覚えるには本を読むよりも桃鉄をしたほうが確実に覚えられるように、それを経験していない人にはわ

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和歌山県 2006

2006年、「思い起こせば近畿圏でツーリングに行ってない場所がある… 」と、いうことで衝動に任せて行ってきました和歌山県。 深夜発で早朝に着きました。 往復で約265㎞、走行中気温は0度前後、骨まで冷え切りました。 でも昔行った福井県よりはマシでした。 今回は何よりセルフのスタンドが多くてガス欠の心配が無くてよかったです。 到着後、和歌山城にて朝日を眺めた後、ファミレスにて朝食、30分の仮眠。 その後市内をぐるぐる。 でも朝のため店はど

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花との思い出

花との思い出

花束のある生活がいい。 行きつけの花屋さんは素敵。 真剣な眼差しの奥に、試行錯誤を感じる。 微かに浮かべる微笑に感情を感じる。 その指先は直感に任せる様に作品を創りあげていく。 ふと「これなんですか?」と尋ねた花に見えぬ花。 「ここに置いてある中で一番好きな花なんですよ。」 と笑顔な彼女。 こういう生活はどんな毎日なんだろう? 昼間から酒を飲む一日。 真の美しさを知らなくても、心はどこかで動いてる。(2006年03月) グリーントリュフ

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動物たちとのあれこれ

ボーダーコリー ボーダーコリーと言ふのか、犬がゐる。 どうやら通りすがる度に相手をせぬと、ワンワン吠えるので、相手をしてみると、去り際には三倍キャンキャン鳴く。 「これは愉快だ」と態と相手をせずに去るのを日課にしてゐたのだが、氣まぐれに偶には相手をしてやらうと、近寄つてみると、汚物を口に咥えてゐる。「おひおひ、假にも君は女子ではないか」との助言も聞かずに咥えては放しの繰り返しをしてゐた。なので永久に放置をしようと心に決めた次第である。

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悲劇対喜劇

岩波の「図書」八月号の頭に「悲劇対喜劇」というのがある。(2008年8月)一部を引用しよう。 「人間が今日の現実に耐えて明日を迎えるには、涙で浄化し笑いで和まなければならない。 ― アリストパネースの古喜劇の笑いは和むには激しすぎる、と現代の私たちはつい思ってしまうが、当時のアテーナイ市の社会状況はそれだけきびしく、市民はそれだけ強くなければならなかった、ということではないか。悲劇も喜劇もそれだけきびしく強くなければ、涙にも和みにも値し

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中国旅行記 上海

中国旅行記 上海

中国旅行記「上海」です。 SNSで友達の友達だった人が、生まれ年も誕生日も全く同じということで、メッセージを送ってみました。そして、その時上海にいるということだったので行くことになりました。全く同じ日に生まれているのですが、こちらはあちらの地元の大学、あちらはこちらの大学と、そういうところもなんとなく感じるものがあったので、すぐさま航空券を買いました。 ― 上海滞在中は、豫園、七浦路服装批発市場、上海音像城、上海環球金融中心、田子坊(泰

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中国旅行記 北京

中国旅行記 北京

中国旅行記「北京」です。 大連から中国の国内便の飛行機に乗って北京市内へ。天安門や万里の長城に行きました。北京市は言わずと知れた中華人民共和国の首都です。 写真は別ページにまとめてあります。 2010 北京 北京 中国に冒険に行った際、基本的に滞在したのは大連ですが、合間に国内便で北京まで行きました。思いっきり雪が降ってます。 そういえば、空港で液体物系はすべて没収されたので、こっちに着いた時、セブンイレブンを見つけて「よっしゃ!」と盛

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中国旅行記 大連

中国旅行記 大連

中国旅行記「大連」です。 大連市は、中華人民共和国遼寧省南部の街です。中国の北の方にあります。 大連旅行中、その大半を現地にいる中国人の友人に案内してもらうような形になりました。友人の勤める企業にお邪魔したり、餃子の王将や吉野家などに行ってみたり、射撃ができる所に行ったり、路面電車に乗ってロシア人街に行ったりしました。 餃子の王将や吉野家など 射撃場 路面電車とロシア人街 写真は別ページにまとめてあります。 2010 大連 大連 関空か

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ネパール旅行記 カトマンズ

ネパール旅行記 カトマンズ

ネパール旅行記「カトマンズ」です。 旅行の本などでは「カトマンズ」と記載されていて、実際旅行会社の方も「カトマンズ行きの航空券ですね」などと言いますが、「Kathmandu」なのでカトマンドゥの方がより近い発音になります。 カトマンズは、ネパールの首都になります。 カトマンズ郊外にある友人の地元に行って乗馬をしたり郷土料理とどぶろくを振る舞ってもらったり、パシュパティナートに行ってミルクババとサドゥーに会ったり火葬場で不浄観をしてみたり

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ネパール旅行記 ランタン

ネパール旅行記 ランタン

ネパール旅行記「ランタン」です。 ネパールに旅立つ前、スカイプ上で現地の人と知り合いになりました。 そして空港に着いて、その方は待ってくれていたそうですが、出会えず、ひとまずカトマンズ市内に向かうことになりました。 そこでネパールがトレッキングで有名な場所だということを知りました。いかになんの下調べもせずに行っているかということがここで浮き彫りになったわけですが、当の彼とも連絡が取れないまま、僕はランタンという山に登ることになりました。

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トルコ旅行記 忘れ物

トルコから帰ってきて、頭を切り替えたいところだが、そうもいかない。 時差もあるし、なかなかぼんやり感が取れない。 帰りの空港に着くとさっそく携帯電話が鳴る。 「UPSジャパンですが」 お、さっそくか。船便なのに早いな。この早さは航空便かもな。 ― イズミル(Izmir)からアンカラ(Ankara)に向かう途中の電車にて。 … 「そういえばジャケットがない!」 … かばんを探したが、見つからない。 それもそのはず、ホテルのクローゼットに忘

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トルコ旅行記 イスタンブル

イスタンブル アンカラ(Ankara)からイスタンブル(Istanbul)へ。 さすがに首都と最大都市間だけあって、イズミルのように電車が日に二本ということもなく、午前中に電車に乗れました。約500キロの旅。東京に行くような感覚ですね。 乗れば安心かと思いきや、「途中で乗換」ときました。 乗換駅到着が12時40分。 そこから到着駅までの電車の発車時間が12時55分。 悪寒。 この前は1時間半も到着が遅れたはず… 的中。 乗換駅到着が1時

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トルコ旅行記 アンカラ

第三の都市イズミル(Izmir)から首都アンカラ(Ankara)へ。 バスはやめて電車で行こう。と、いうことで、駅へ。 「あの、アンカラに行きたいんですけど」 あの、おっちゃん、トルコ語はやめませんか? なんとかアンカラは通じたみたい。で、チケットを確認。全部トルコ語… おっちゃんはあきらめて、向かい側のインフォメーションのお姉ちゃんのところへ。 出発 17時30分 到着 8時35分 何時間乗るの?しかもまずバスでほかの駅まで行ってから

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トルコ旅行記 イズミル

トルコ旅行記 イズミル

イスタンブルの空港に着いて、ツーリストインフォメーションに行ってびっくり。前日にイスラエルにてネットで一泊目をとったのですが、「これは別の都市ですよ。飛行機かバス、どちらで行かれますか?」 は?オレ、イスタンブルでとったはずでは?飛行機?どんだけ遠いのそれ…大丈夫大丈夫。大阪から名古屋くらいなもんだろう。まあいいまあいい。 と、いうことで地下鉄に乗ってバスターミナルへ。 「50TLです」 高いなぁ…まあ気にせず行ってみよう。 … まだ着

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パレスチナ旅行記 ベツレヘム

パレスチナ旅行記 ベツレヘム

パレスチナ旅行記「ベツレヘム」編です。イスラエルとは別になる、パレスチナ自治区のベツレヘムへ行ったのですが、そんなに長くは滞在しなかったので、ほぼエルサレムの話になっています。一応パレスチナのベツレヘムでは聖誕教会(降誕教会)などに行きました。 写真は別ページにまとめてあります。 2010 ISRAEL&PALESTINA Bethlehem パレスチナ自治区内のベツレヘムに行きました。 公共交通機関では行けないようなので、エルサレム旧

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イスラエル旅行記 エルサレム

イスラエル旅行記 エルサレム

イスラエル旅行記の「エルサレム」編です。イスラエルの国際的な首都はテルアビブになっていますが、現地ではこちらエルサレム(Jerusalem)が首都ということになっています。 現地語の発音と日本語でのカタカナ表記はかなりの差があることはよくあります。そこでカタカナ表記することにはたまに抵抗が生まれますが気にすることなく日本語表記で統一しようと思います。 エルサレムは新市街と旧市街に分かれており、聖地とされるのは、エルサレム旧市街です。言わ

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イスラエル旅行記 テルアビブ

イスラエル旅行記 テルアビブ

そろそろ過去の記述をいろいろとこちらに移し替えていこうかなぁ、などと思います。分散していても仕方ないですからね。 昔のことなので、昔の文と写真と記憶だけを頼りにまだそんなに記憶が薄れていない今、一応形に残しておこうと思います。 一応、独り旅です。もう既にバレていると思いますが、世界旅行も「自分探し」をしに行ったわけではありません。行きたいから行っただけで、なにかの目的などを定めて行ったわけではありません。もちろんなにかの動機があったので

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おもんなさの加速

何度も繰り返していますが、この世にはおもんないグループというものがあります。もちろん検索経由の方はわかりませんが、ひとまずはこのサイトの常連さんではないことは確かです。 みなさんが、たとえばiPhoneの新機種が出るたびに有給をとって「バブルの父」と「ゆとりの息子」で発売2週間前に東京に出てきて並ぶような類の方ではないことは知っています。また、みなさんが、そんな方に差し入れをもっていくような類の方ではないということは以前から気づいていま

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身体の限界と楽しみの限界

僕は体育会系ではありませんから、身体の限界と銘打っていますが、特に運動能力的なことについて触れるわけではありません。いわゆる五感を通しての楽しめる限界についてです。 やたらと楽しいことを求めてしまうのは「アイツ」の仕業ですが、楽しみについて以前少し考えたことがあるので、一応書き記しておきましょう。 必要以上にお金を欲しがってしまうのは、ひとつは安心感、もうひとつは楽しみを求めるせいですね。安心感については今までにもさんざん書いてきました

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ほめる

「人を褒めよう」ということが囁かれ、それがだいぶ蔓延してきました。「ほめる」という行為がレイトマジョリティにも浸透してきたということですが、かなり気持ち悪くなってきています。 それは保険屋のような胡散臭い営業系がやたらと研修名目で「なるべくたくさん褒めよう」などと布教しているからですが、褒められる側で繊細な人はかなり嫌がっているようですね。 「ほめる」という策略 「褒めるといいんですよ」 「どうせなら歯の浮くようなお世辞がいいんですよ」

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アルコールの影響

ひとりでいる時は全く酒を飲まなくなったのですが、あえて飲んでみたらどうなるのだろうということで、飲んでその様子を具に観察するということをしてみました。 つまり、おそらく最後になるであろう独り酒です。 ただ、動機が普通のそれとは大きく異なります。アルコールは身体や気分や頭の働きにどう影響するのだろうというようなことを観察するために飲んでみるということなので、やけ酒でもなんでもありません。 たまに宗教屋が「酒を飲んではならない」ということを

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風呂

風呂につかると気持ちがいい。体の汚れを落とすと不快が消える。すごくわかりやすいことです。これは非常にわかりやすいパターンなのですが、視点の違いで本質というものが見えてきます。 どうしても風呂につかるという「行為」に視点が置かれて、「なにかをする」ことがいいことなのだ、ということになりそうですが、既にカンのいい人は気づいていることでしょう。 「負荷が軽減する」という視点 それは「負荷が軽減する」という視点です。ゼロから何かが増えたわけでは

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サンバホイッスルデー

ほとんど音楽の話ではないですが、音に関することです。 数年前からですが、外からよく「ピッ」という音が聞こえます。ついでに「ピー」という長い音も聞こえます。ヤマトか佐川かわからないですが、携帯端末の操作でもしているのかな、と思っていました。 あまりに毎日鳴り続けるので、窓を開けて覗いてみると、近所のおじいさんのよくわからない乗り物(一人乗りの乗り物です。電気で動いているようです)の鍵を回したときの「オン」の音だったようです。 まあ一日数回

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開設から半年が経ちました

常連さんいつもご高覧ありがとうございます。 本日をもって本サイト開設から半年が経ちました。これで258回目の投稿になります。外国人スパマーさんも含め、152件のご連絡を頂いています。今のところ日本語でのスパムは来ていないので嬉しいですね。やはり外国人さんは日本語が読めないようです。 もう少しクレーム的なものも来るかなと思いつつも、未だにそういった類のご連絡はありません。もし頂いても、ただのクレームなら無視するだけなので、やはりそういう気

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最大の「がっかり」

最大の「がっかり」について触れていきましょう。 がっかり 「がっかり」 そう聞くと、期待があって、それが叶わなかったときに起こるものです。何かが「こうあるべき」「こうだろう」という思い込みがあります。表面上は「絶対にこうだ」というようなふうに表れているかもしれません。 そういう前提があって、そうなるだろうと予測、期待していたのに、それ以上の成果なら「おおすげぇ」「予想以上によかった」という感想が、それをダメな方に裏切られた場合は「がっか

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メガネと視力

十代の頃から左右の視力に結構な差があって、右は1.2、左は0.5など、そのあたりをうろうろしています。大昔に聞いた原因は「横になってのゲームのしすぎ」だそうです。特に気にならなかったので、ずーっと放置していました。 二十代の頃に同僚に誘われてメガネを買ってみました。昔からメガネは似合いません。「胡散臭そうになる」というのが大多数の印象だそうです。一応それを回避するためになるべくフチのないものを買ったのですが、つけた瞬間の視界のクリアさは

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水の味

以前は水で酔うというようなお話をしましたが、今回は「おいしい水」について触れていこうと思います。 「きき水」などなど水の味を語るにあたって、硬水や軟水についての分類、つまりミネラル分についてばかり語られますが、味を構成しているものはそれだけではありません。 「ボルビック」か「クリスタルガイザー」か「コントレックス」か「いろはす」かと言ったきき水や、「南アルプスの天然水」か、「奥大山の天然水」か、「阿蘇の天然水」かといったきき水の範疇を超

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