bossu のすべての投稿

思い立つどうぶつ

思い立ったら即行動、というのが常ですが、昔は良く思い立って、学校が終わってからいきなり敦賀あたりまでバイクで行ったりしていました。バイクといっても50ccです。 確かあれは7月でした。海辺に着くとちょうど夕暮れどきで、しばし夕日を眺めたあと、すぐさま凍えながら山道を帰るという具合でした。 ふと思い立って、「とりあえず」となったことは、意外と「とりあえず」では済まないことがよくあります。 結果的に結構早くやめるのに、だらだら続けてしまうことはよくあります。 ただ、「とりあえず」ではなく「本気だ!」でやったことは、たい

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ドチャック 改

土着パワー、土着センス、それは一日では手に入れることのできない郷土愛による自然発生的なインスピレーションです。 先日の投稿で「京都に移住しよう」という類の本について少し触れましたが、何も京都以外の方をどうこう区別するつもりはありません。本質的にはそこではないです。 移住することは構いませんが、地元のいいところをよくよく見て感じてきたのかというところをついているに過ぎません。 おすすめスポットを「鴨川」と言っているようでは、おそらくまだ京都をよくわかっていらっしゃらないのでしょう。「紙屋川」や「有栖川」と言ったなら少

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カニの季節

越前ガニや松葉ガニはカニですが、タラバガニはヤドカリというのは有名な話です。 我が家では、僕が幼少の頃まで、カニの季節になると福井県越前町の親戚から胃が破裂するほどの越前ガニが送られてきたそうです(結構遠縁の親戚のようですが)。その後も、たまに食卓に並んでいました(小学生の頃はまだカニが送られてきていました)。 ということで、僕はカニがいくらくらいするものなのか最近まで知りませんでした。 越前ガニのコース 今年の初め、生まれて初めて自腹で越前ガニを食したのですが、結構な金額に少し驚きました。 本場越前町で、カニのコ

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渦潮

明石市には行ったことがあります。でも徳島県に行ったことはありません。香川県には行ったことがあります。淡路島にも行ったことはあります。ですが、鳴門の渦潮は見たことがありません。 どうしても、僕のイメージでは、海といえば日本海、カニといえば越前ガニ、ソースカツ丼と言えばヨーロッパ軒ということになっています。 瀬戸内海に触れて一番印象に残っているのは、岡山県から香川県に向かう途中に乗った「マリンライナー」という電車からの風景です。 このようなキラキラ感は内陸部に住む僕たちには到底味わうことができません。 もう随分と前にな

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磯をかぐ 改

昔は現代のようには「明かり」がありませんでした。 「古典を読むと、闇夜、匂いで人を嗅ぎ分けていたというような記述もあります」というようなことを読んだことがあります。 何もかもが平均的を目指す世の中は「無臭」がよいとされています。 臭いのも嫌かもしれませんが、「量産化されるスタイル」に対しての奇抜さのように、匂いも大切にしてみてはいいのではないでしょうか。 ニオイを気にする人ほど、自分の臭さには気づいていません。 完全な無害、完全な滅菌状態、というものは研究施設くらいでやっとこさ、しかも、菌は菌でも有益菌もいれば、ほ

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ゆかたビフォーアフター

浴衣というものは何のためにあるのでしょうか。 旅館に泊まって浴衣で寝ると、昔はほぼ確実に翌朝下痢になっていました。足を冷やすとダメなはずなのに、「足は無防備でいけ」という仕様になっています。 朝方になると必ずぐちゃぐちゃの浴衣姿と、5時に下痢で起こされる僕がいました。頭寒足熱の精神はどこにもありません。 特に、帰る予定が二軒目三軒目と飲みに誘われ、スーツなどのままビジネスホテルに泊まった時などは最悪です。 スーツのまま寝るわけにはいかず、どうしても選択肢は浴衣のみになります。 ビールで胃は冷え、アルコールで胃腸はや

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いい人願望 改

本当の意味で陽気でいられるということは、だれに対しても無責任でいるということです。たとえ、悪い人と言われようとも気にしない鈍感さです。 いい人願望を持つ人は多いですが、いい人と呼ばれ続けようとしても必ず「偽善者」「八方美人」という言葉がついてまわります。 嫉妬と羨望という分類があります。 嫉妬はもしかしたら自分でもできるかもしれない、もしくはその栄光は自分に与えられるものだった、というような、「手の届く範囲」での憧れです。 一方、羨望は、何をどうこうしても、自分にはできないであろう領域への憧れです。 あくまで、自分

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答えは風に舞っている 改

あることが正しいのか観測しようと、その観測対象を観測し出した時点で、観測前とは条件が異なるので、真実はわからない。 ということがよくあります。というか全てそうでしょう。 あくまで前提を定めてしまっている状態では答えは出しやすいですが、その前提は自分が認めたものでしかありません。 先の例は、ある物質の温度を計測しようとした時に、温度計をあてたり突っ込んだりすると、その温度計の「温度」が、その物資の温度に少なからず影響を与えてしまいます。それを避けようとその物質と同等の温度にしておくためには、あらかじめ温度計を温めたり

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美しい国の重大変更

「美しい日本の私」という言葉を語ったのは川端康成氏ですが、やはり「まほろば」の方がより日本らしいような気がします。ちなみに中国語ではアメリカを「美国」と書くようです。 僕は基本的に初詣に行きません。 毎年その時期になると、受験生並びに受験生を子に持つ方がたくさん北野天満宮にやってきます。 おかげで今出川通は大混雑、小学校の時には、「御前通りは抜け道マップに紹介されてるので、年末年始は避けて通るように」と注意喚起があったものです。 「何も正月に来なくても、天満宮の縁日は25日なのだから、12月25日か1月25日にでも

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すべてを謳歌してくブーム 改

「すべてを謳歌」ということは「完全燃焼している」という状態が常にあって、常に相当の集中力を注ぎ込んでいるというようなことになるでしょう。 今では、大抵のことが予測できていまいち楽しめるのか疑問だったりしますが、それでも、やはり楽しく物事は過ぎて行きます。 「最近、何か面白いことない?」 そんなセリフを言う人は相当のお笑い通か、そうでなければただの楽しくない人でしょう。 そういう人には特徴があります。 いつどこで何をしていても、全く集中していません。 たとえば「楽しそう」ということで、海に行くまではいいですが、泳がず

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ボンノウVSブツゾウ

仏像には全然興味がないのですが、仏像自体が煩悩の象徴だと思っています。 それどころか、テーマパークの目玉として、仏像を大々的に宣伝し、完全なビジネスモデルを構築しましたね。 毎日ではないですが、よくボンノウ期真っ盛りの修学旅行生とすれ違います。 修学旅行といえば、京都や奈良以外の方は、よく京都・奈良コースになると聞きます。僕はずっと京都なので、修学旅行といえば、小学校は広島、中学校は東京、高校は長野県にスキーという具合でした。 寺といっても、修学旅行で行ったのは唯一中学生の時にいった浅草寺くらいなものでしょう。 余

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人は何度のリバイバルを経験するのか?

最新家電信仰という現象もたまに見かけますが、古いモノ信仰というのもたまに見かけます。 古いほうがデザインが逆に斬新だったりしますが、そういう路線をもう一度作って欲しいというのはたまに思います。 2000GTやS800はなかなかシブいです。 FC3Sも結構かっこいいと思います。イニシャルDの高橋涼介の愛車ですね。 最新のWRX STiも結構好きです。 CR-Z(mixiでおもしろいプロモーションをしていましたね)のことを父に話すと「俺らの時のCR-Xやろ?」と知らされました。 父はCELICA XX 2800GT、4

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いつかはすべてがナツメロ 改

懐かしのメロディ、いつかは全てそんな風になってしまします。 まれになか卯などに行くと、90年代のヒットチャートをカバーした曲がよく流れています。 カバーというのは原曲を超える同系列か、「こういうのもアリ」とか、「まるでコイツの曲みたいだなぁ、カバーなのに」というレベルでないと、してはいけないものだと思っています。 そういうところで流れるものは、ほぼ、というか完全に100%劣化しています。 結局売り出すのにお金がかかるのに、手元にお金のない業界が、なんとか食扶持を探しての苦肉の策だとは思っています。 昔は、いい曲がい

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もう覚える気のない時代に

人は年を重ねると考え方が古くなる前に、たとえが古くなるものです。 以前、母校の学園祭に行きました。 法学部が何か知的財産についての「研究発表コーナー」みたいなものを設けていたので、入ってみました。 すると、パロディについての知的財産判例集みたいなコーナーがありました。 そこで、「ファービー人形事件」が貼り出されていました。 一応概要を 「ファービー人形事件」平成14年07月09日仙台高等裁判所(平成13(う)177)   本件公訴事実の要旨は,「商品名『ポーピィ』と称する玩具が,タイガー・エレクトロニクス・リミテッ

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「お面倒」の起源 改

先の投稿で、男のプライドについて書きましたが、酒の席でのおっさんほど面倒なものはありません。前々回の特別企画の時は、お面倒についての定義を引用していますので、お面倒についてはそちらを参照してください。 「お面倒」の起源 お面倒の有効活用 酒の席での「お面倒」は、たいてい辟易するだけですが、お面倒を利用してしまうというのもひとつの手です。 先手必勝 ここでお面倒に対する戦術として、「先に質問する」ということについてお知らせいたします。 お面倒に突入するには、いくつかの条件が必要になります。 相手の自尊心がある程度低い

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男のつまらないプライド

どんなバカな女でも、頭のいい男を操ることができる。 しかし、頭の悪い男を操るには相当賢い女でなくてはならない。 といった旨のことを言った人がいます。 どんなバカな女でも頭のいい男を操ることを可能にしているのが「男のつまらないプライド」というものです。 「男のつまらないプライド」というものは、大抵の男性が持っています。ただ、頭のいい人ほど、うまくフィルターにかけているので、なかなか悟られないように工夫をしてしまっている故に自覚もあまりありません。 単純な人ほどカマかけにストレートにキレます。 「たられば」の想像力を利

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何も変わらないこと

中学生の時の卒業アルバムに、ある女の子が寄せ書きしてくれました。 「ずっと今のままのあなたでいてください」 そういった旨のメッセージをくれました。 同級生他、学校近くの交番のおまわりさんにも書いてもらったりしましたが、そのメッセージだけはなぜか時折思い返します。 ― 一時期、おしゃれというか服にある程度のお金をつっこんだことがあります。 それから数年経ちましたが、最近ではそんなにこだわることをしません。 そんな中、ふと鏡を見てみると、中学生の時と同じような格好の自分に気がつきました。 カラーバランスや服の緩さなど、

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動物はエライという境地 改

うちには現在、養子のうさぎがいます。 そして昔、うちにはインコがいました。セキセイインコを漢字で書けるほど(脊黄青鸚哥)、無類のインコ好きなのですが、最初に共同生活を始めたのは小学校2年生の時でした。 一番長生きした「ピーコさん」は、14歳まで生きました。 よく動物の本などではインコの寿命は7歳から10歳と書かれていますが、僕は嘘だと思っています。おそらくクレーム封じのために、短めに書いているのだと思っています。 インコは、鼻の色で性別がわかるのですが、幼児期には、はっきり色が出ていません。 ということでオスですが

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オカンとの勝負

お母さんというものは不思議な存在です。 もともと体がつながっていたのだから、その時点から不思議が始まります。 会社を作った時です。 僕は男に生まれたので、子を産むということができません。遺伝子的に。 でも、なんとなく我が子を産んだような心持ちになりました。おそらく実際のお母さんの気持ちとは別物なのでしょうが、世の男性クリエイターや起業家の「何かを生み出したいという気持ち」は、もしかしたら女性への永遠の羨望とリスペクトがそうさせているのかもしれません。 オカンとの修行 お母さんとは最大級の修行をしなくてはなりません。

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いくつになったら大人なのかな? 改

若い時は大人とはどういうものかを想像して、それに苛立ったり、そういうものにはなりたくないと思ったり、逆に早く大人になりたいと思ったりしたものです。 大人になれば時間がなくなるというのが一般的なイメージですが、「そんなことはない、大人になったほうが沢山時間がある、そしてたくさんお金がある」ということを言う大人が周りに多かったような気がします。 自営業や零細企業の多い土地柄ということもありますが、最初にこれを断言したのが、たまに登場する「英会話の先生」でした。この先生は、英会話を本業にしているわけではなく、様々な事業を

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やさしくてもかまわない 改

「自分は損をしている」 そう思いながらも、それで誰かが幸せになるなら、と思ってしまう場合は、何かを変な目で見ています。 自分は損をしている、という点も変ですが、そういうふうに思うのも100%避ける必要はありません。 損をしていると思うのは、どういった理由だからでしょうか。 そこをもう一度深く深く考えるきっかけにさえなれば、そういう感情やそういう経験はすごく楽しいものになってきます。 激しいほど怒り狂ってみよう 海外にいるとき、詐欺師というかぼったくりの商売人にわざと引っかかったことがあります。 わざとです。 そこで

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御室八十八ヶ所

先日、御室八十八ヶ所に行きました。 さよなら私に出てくる仁和寺の裏山です。 煩悩全開なティーンのように全ての札所をパシャリと撮ってきました。 特別企画番外編として一覧表示します。 御室八十八ヶ所(おむろはちじゅうはっかしょ)は仁和寺の裏山成就山(標高236m)にある霊場です。御室八十八ヶ所霊場と表記されることが多いですが、僕は単純に御室八十八ヶ所と呼んでいます。 四国八十八ヶ所を模して、各札所の土を埋めてあるというような感じです。ささっと登れるので小学生の時から結構な頻度で行っています。 京都にお立ち寄りの際はぜひ

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プレシャス・プレイ 改

安定的なものより、偶発性のあるものの方が刺激的で興奮するというのはかなりわかりやすい話です。 ギャンブルやガチャなどが典型です。 また、「○○エディション」たるいい文句で、希少性を大々的にアピールして人を惹きつけようとする戦術もあります。 ものとしてはほとんど同じなのに、なぜか価格が1.2倍でも気にならないという馬鹿げた話ですが、なぜかこれに飛びついてしまう習性があります。 最近では猫も杓子も「限定」を乱発するので、それほど効果はなくなってきましたが、やはりある程度姿形を変形させて「限定」での希少性を持ち出してくる

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主役降板 改

あくまで印象ですが、認識できる世界が自分中心というか自分を通してだけなのだから、即時的に五感で感じる目の前に広がる世界に意識を向ければいいのに、どうしてかそれ以外の「もっと広いであろう世界」に気が向いてしまいます。 自分が経験したい種類を選ぶインスピレーションになればいいのですが、殆どの場合悶々とするだけです。 「主役」 実際に主役的な位置づけにたった人はもしかしたらこんな経験があるかもしれません。 「なんだこれだけか」 そして、主役でいることを自尊心の主軸にしていた人は、自分が主役ではなくなった時に精神がおかしく

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淋しくならない努力 改

耐えることが修行かのように考えられていますが、それもきっかけ作りにしかすぎず、苦しんでいたのでは全くトンチンカンだということはあまり語られないような気がします。 「山にこもる」 というようなことがたまに言われたりしますが、これも変な話です。 山にこもれば、遊びもない、人とも接することができない、いわゆる俗世間的な誘惑がないというような面もありますが、これは補助輪を付けて自転車の練習をしているようなもので、本質的なものではないような気がします。 山にこもらないといけないのは、二流三流ではないでしょうか。 気分転換に山

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