藪蘭(ヤブラン)は、キジカクシ科スズラン亜科ヤブラン属に属する常緑性多年草で開花期は7月・8月から10月くらいです。
耐寒性・耐暑性共に強いため育てやすく、水さえ欠かさなければ基本的に放置していてもキレイに花をつけます。我が家でも藪蘭(ヤブラン)は屋外で野性的に育てています。
藪蘭(ヤブラン)は、学名から「リリオペ」とも呼ばれたりします。また山菅(ヤマスゲ)や、サマームスカリといった呼ばれ方もするようです。ヤブに生えながら葉の形がランに似ているのでヤブランと呼ばれるようになったようです。
藪蘭(ヤブラン)の花
藪蘭(ヤブラン)の花です。葉の間から30~50cm程度の花茎を出して、紫色の小さな花を大量につけます。紫の中に微かに黄色が見えるところが粋です。その後艷やかな黒い種子をつけます。果皮が薄いため熟す前に乾燥して落ちて種子がむき出しになります。種子は最初は緑ですがどんどん黒くなっていきます。
藪蘭(ヤブラン)の葉
藪蘭(ヤブラン)の葉です。長さは30~60cmで細長い葉をしています。品種によって異なると思いますが、こうした緑と白で構成される柄が結構好きだったりします。
学名:Liriope muscari
公開日:2019.09.28
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