今回のツアーの本題である「手塚治虫記念館」です。手塚作品が全て置いてあり読み放題だという魅力に惹かれてという感じです。
ここ半年ほど手塚作品を爆買いし、マイナー作品も読み漁りまくっていたため、とにかく手塚治虫記念館に行ってみようということで宝塚、神戸方面に向かったのですが、結局行ったのは最終日という感じになりました。
宝塚市立手塚治虫記念館
〒665-0844
兵庫県宝塚市武庫川町7-65
宝塚市立手塚治虫記念館(公式サイト)
いざ手塚治虫記念館!
入り口にいきなり火の鳥。
そして足元には手塚キャラクターの手形・足形。
宝塚市立手塚治虫記念館
手塚治虫記念館 館内
平日ということもあって年齢層がかなり高めでした。
日本の漫画に革新をもたらした新寶島、そしてロストワールド。
幼少期に描かれた絵やイラスト、デビュー直後から作品やその下書きなどが展示されています。
館内のいたるところに漫画の登場キャラのイラストがあるのですが…
僕はひたすらあれを探していました。
「いた!」と、発見したときにはかなり嬉しかったです。
中央に玉サブロー!ピノコの横に玉サブロー!
ちょうど手塚作品でびっしりの本棚があるところに玉サブローがいました。
もしいなかったらクレームを言って帰ろうと思っていたくらいでしたが、ちゃんと描かれていて安心しました。
と安心した後はひたすら手塚漫画の爆読みです。ひとまずまだ読んでいなかったアドルフに告ぐ5巻を読んだり、新しく文庫化されていないような初期の作品を中心に数冊一気に読んでみました。
アトム科学省型 情報・アニメ検索機にて
アトム科学省型 情報アニメ検索機というものがあり、アニメが観れたりいろいろな情報を検索できたりするのですが、各界の著名人の方の「好きな手塚作品」を見てみると、意外にも「雨降り小僧」とか「シャミー1000」なんかが表示されて「おお!」と思ったのを覚えています。
個人的には、「ブッダ」や「火の鳥」、「ブラックジャック」といった有名どころを除けば、「荒野の七ひき」が一番好きかもしれません。もちろん「ネオ・ファウスト」や「奇子」、「MW」、「シュマリ」、「どろろ」なんかも好きなのですが、なんだかんだで「荒野の七ひき」が一番好きかなぁと思います。
キャラクターで言えばもちろんトップは七色いんこの「玉サブロー」であり、
次は「玉サブローの仲間でラインダンスをする犬」です。
その次はフライング・ベンの「ベン」です。
特に犬好きではないのですが、犬ばかりという感じになっています。
アトムビジョン 都会のブッチー
一階のアトムビジョンでは手塚治虫記念館オリジナルアニメーションが観れるのですが、行った日に上映されていたのは「都会のブッチー」という作品でした。手塚眞氏の作品です。
すごく良かったです。このアニメを観ただけでも「ここに来てよかった」と思ったくらいです。
僕の知っているモノがそこにあり、僕の好きなモノがありました。それは求めていたものであり、また、期待していたものでもありました。
宝塚駅前にて
帰りに宝塚駅前をウロウロしていたのですが、宝塚ということでもちろん宝塚劇場がありました。
人でいっぱいです。
また駅前の歩道にはいたるところに…
駅前だけでも異世界感がする宝塚でした。
手塚作品に触れる
漫画タイトルだけで700以上と、たくさんの手塚作品がありますが、ひとまず今の所半分くらいは読むことができたかなぁという感じです。
本を読むよりもなかなか進まないため、まだまだ完全読破には至っていないという感じですが、一応これからも集めて読んでいこうと思っています。
漫画だけでは何なのでということで、手塚治虫記念館の記念に「ガラスの地球を救え」と「手塚治虫小説集成」を買ってみました。
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