善良な人々

人付き合いはしてもいいですが、せめて善良な人とだけ付き合ったほうがいいでしょう。

世の中には、悪人だけでなく、首を傾げたくなるような「勘違い野郎」がたくさんいますから、人と付き合うとしてもそのような人と絡んではいけません。絡むとしてもその人で遊ぶ程度で十分です。

胡散臭いコンサルが偉いに人になりたくて、やたらとうんちくをたれてきても、その人で遊ぶくらいの感じにならなくてはなりません。

胡散臭いコンサルによるウンチク
→「はい、コンサル料」

聞いた話ですが、新しく起業したての若手の方に、胡散臭いコンサルがウンチクをたれ、「はい、コンサル料」と数万円せびるようなふりをしていた、しかしながら少し本気が入っていた、ということを聞きました。

同じ会場にいた、先輩起業家のような人がそれを止めたという話なのですが、まだ脇が閉まっていないとこのような胡散臭いコンサルがハイエナのようにやって来ます。

だいたいそうした自己啓発に陶酔しただけの胡散臭い自称コンサルタントは、自分を感化したような話をまた誰かに話したいだけだったりします。

その上で、セミナー受講者をまた同じような自称コンサルタントに仕立て上げていこうというような一種の商業カルト、マルチネットワークのような構造を持っています。

胡散臭いコンサルだけでなく、そこそこの大きさの会社であっても、やはり胡散臭い人はいます。

沢山の人を見ているとだんだん嗅覚が研ぎ澄まされますからすぐに見分けることができますが、社会に出たて、起業したてなど、初期の頃は、自信の無さから変な人でも付き合っていかねばならないのだ、と思ってしまいます。

しかし、少しでも胡散臭さが嗅ぎ取れたのなら、まずは距離を置くことです。その時に信頼できる善良な「先輩っぽい人」がいるなら、その人の威光を借りることです。

それで変に威張ろうとしてはいけませんが、胡散臭い人を威嚇するためならそのような手法も時には構いません。

一秒でケリがつく

最近では胡散臭いコンサルのような人(簡単にいえば自己啓発や経営学を勉強した程度で「先生」と呼ばれたがっているような人)が、目も合わせてくれなくなりました。

いろいろな所で彼らのセミナーを無償の「来賓者」的ポジションで聴きながら、厳しいツッコミをするということを繰り返していると、少し噂が広まってしまったようです。

しかし、別に厳しいようなことが言いたくてそんなことをしているわけではありません。カッコが付けたいわけでもありません。

「出直して来い」

ということです。

たった数冊、数十冊程度を読んだ程度で人様からお金を取ろうというのが甘い、ということです。

ドラッカーシリーズや「7つの習慣」くらいが良く出ますね。

コンビニでも取り扱われてるくらいなのに、人に説こうと思うならせめてドラッカー並みに研究してから出直して来い、ということです。

そんな人は、目をビシッと見るだけで、一秒くらい経つと左右に揺れ動き出します。

こちらが堂々としていれば、それだけで相手は勝手に去っていきます。

去るような相手に用はありません。

善良な人々 曙光 310

Category:曙光(ニーチェ) / 第四書

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