アフォリズム 171-180
アフォリズム 171-180 171.嘲罵の浅薄な根拠 172.支配のための利用としての第三者への称賛 173.モテの放棄と論理的思考 174.操作の結果としての判断基準 175.舞台設定と臨場感 176.生活から導く倫理 177.優しさと堕落 178.突き動かすもの 179.本気と狂気 180.抵抗と放棄 171.嘲罵の浅薄な根拠 己か、己の周りの生活のことくらいしか考え得ない者は、それに則さないものを嘲罵の対象とする。 その割に、対象に権威性があると、理解はできなくても押し黙る。 172.支配のための利用として
アフォリズム 161-170
アフォリズム 161-170 161.問題という錯覚 162.意識に上ることがない「していないこと」 163.歩み寄るものの底意 164.見せかけの好青年 165.幸せそうな人を模範に 166.レバレッジの説明 167.自然発生したものかのような装い 168.必要な対応 169.自分への驚き 170.力みへの気づき 161.問題という錯覚 何か他の事に心底集中していると、それまで問題であると思っていたことが知らぬ間に終わっていて、問題が問題として機能しなくなっていることがある。 162.意識に上ることがない「してい
アフォリズム 151-160
アフォリズム 151-160 151.こじらせ坊やの晩年 152.問題視と楽しみ 153.辛さと笑い 154.仕事という伝家の宝刀 155.殴られない前提とモテの放棄 156.杜撰さと過失 157.怒りに関する筋違いの論調 158.宗教的矛盾と解釈変更 159.専門家と狭い世界 160.全自動で動く世界を傍観する 151.こじらせ坊やの晩年 ゲーテに関しては、世間一般の名の通り方から偉人扱いする前に、青年としていかに異性に対してこじらせていたかということを知った上で、晩年の落ち着きを感じるべきである。 152.問題
豊かさとケチ臭さ
豊かさとケチ臭さについて触れていきましょう。 アフォリズム 108.「大掛かりな施し」にて触れていた、以下のものについてもう少し触れる形で進めていきます。 新約聖書において、「財産を処分して貧しい者に施せ」と言われ、躊躇った者は、「一度失うと、再びは手に入らない」という暗示を自分に与えている。 ― 結構前のことですが、当時某スポーツ選手として活躍していた同級生Aさんのブログに、別の同級生Bさんと記念撮影した写真が掲載されていました(両名とも僕の同級生です)。どうやら道でばったり会ったようでした。 (僕は特にスポーツ
アフォリズム 141-150
アフォリズム 141-150 141.群れて叫ぶよりも自立の意識を持つ方が早い 142.日々の複利計算 143.芸術家の自称 144.属した空間の数 145.厚かましい嘆き 146.「何もしたくない」というは本当か? 147.こだわりと速度 148.どちらも完璧 149.説明への焦燥 150.幼心 141.群れて叫ぶよりも自立の意識を持つ方が早い 社会的な歪みの是正を群れて叫ぶよりも自立の意識を持つ方が早く幸せになれる。 142.日々の複利計算 ちょっとした垂れ流しでも積み重なると損失は大きくなる。 ちょっとした改
アフォリズム 131-140
アフォリズム 131-140 131.母語としての方言 132.浴衣姿への印象 133.少しの仕返し 134.執著を生む努力 135.臆病風による生産性の低さ 136.長子としての優遇 137.女体育教師 138.冷徹な対応 139.不誠実 140.仮止め 131.母語としての方言 方言は、母語として家族関係性や地域社会との関係性、自己同一性に大きく関わるため、いかに他の言語を習得したとしても、大切にするべきものである。 132.浴衣姿への印象 浴衣姿への印象として、夏でありながら涼しげであるような印象もありながら