絶望する人々

何かに絶望して、絶望したままだと、また絶望を味わうような現実が展開されていきます。 絶望とか希望とか願望なんてなものは、アイツの演算結果であって、本来は存在しないものです。 絶望は期待への諦め、自分が望んだとおりには進まないという状態を体感した時にやってきます。 ということで普通、絶望の手前には何某かの希望や期待、願望があったはずです

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天才の道徳的な狂気

世の中でなされる悪の四分の三は、恐怖感から起こる。そして恐怖感は、何よりもまず生理学的な現象である! 曙光 538 末 天才の道徳的な狂気ということで、世の中の様々な活動を見てみると、とりわけ歴史なんかを読み込んでいくと、「この人たちは、結局何がしたかったんだろう?」と思うような出来事がたくさんあります。 後世に天才と評価されるからに

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隣人憎悪

他人が自分自身を感じるとおりに、われわれが他人を感じるとすれば― ショーペンハウアーが同情と呼ぶもの、そしてもっと正確には、苦しみをひとつにすること、共に苦しむことといえるものだが―、他人が自分自身を、パスカルのように、憎むべきものと感じるときには、われわれは他人を憎まなければならないであろう。 曙光 63 前半 隣人憎悪ということで

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老練

実行に当って、摑み損ねもなく、躊躇もなくなるときが老練に達するときである。 曙光 537 老練ということで、何事もプロの領域に達すると、迷いもなくものすごい判断の速さと実行をもって素早くこなしてしまうようになります。 以前何処かで書いたと思いますが、仕事をしているようでも結構な空回り時間があり、あれこれ判断を決め兼ねているとドンドン進

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短気な人間はどこでわかるか

戦い合い、あるいは愛し合い、あるいは敬慕し合う二人の人間のうち、短気な方の人間はいつもわずらわしい方の役割を引き受ける。同じことが二つの民族にもあてはまる。 曙光 398 短気というものは非難されがちです。しかし引用は、まあ「気が短い」というだけでそれが良いとも悪いとも言っていないところが面白いですね。 いつでも心地よい、快い状態でい

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拇指じめ

拇指(おやゆび)じめということのようです。 うーん。 と考えましたが、ひとまずIQOS(アイコス)という電子タバコを吸っている人に対する変な印象についての答えが先日わかりましたので書いておきます。 「拇指しゃぶりに見える」 という違和感です。 スーツを着た大の大人が、拇指をしゃぶっているように見えてくるのです。 さあアイコスを吸ってい

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陶酔と養育

民衆というものはひどく欺かれる。彼らはいつも欺く者を、つまりその感覚を興奮させる酒を求めるからである。彼らは、それを手に入れさえすれば、粗悪なパンで十分満足する。彼らには、食物よりも陶酔の方が価値がある。 曙光 188 序 まあ有名な3S政策などなど、人を陶酔させることで、関心を逸らすということは大昔から社会の中で行われています。 な

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真理は力を必要とする

たとえ口の上手な啓蒙主義者がいかにその反対を言うことに慣れていようとも、― 真理はそれ自体では断じて力ではない!― 真理はむしろ力を自分の味方に引き付けるか、あるいは力の味方になるか、でなければならない。 曙光 535 前半 社会を見渡してみると「力を手に入れなければならない」というような印象が多いですが、力は手に入れるものではありま

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同情されること

未開人の間では、同情されることに道徳的な恐怖心が抱かれている。同情されると彼らはすっかり徳を失ってしまう。同情を与えることは、軽蔑することと同じくらいのことを意味する。 曙光 135 序 経済的に貧困国とされている国の人達でも、金銭援助をされることに対しては少し抵抗感を持っているというケースがあります。 もちろん実質的にはありがたいは

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僅かな服用量

自然界の中では、すごく危険な植物をはじめ、ちょっとの量でえらい目にあうような物質が意外とたくさんあります。 触っただけでもダメというものもありつつ、でもたいていのものは大丈夫なので普段はあまり気にしていませんが、ある植物の葉っぱでおしりを拭いて、その激痛に耐えかねて自殺したと言うケースもあるほど危ない植物もいるくらいですから、むやみに

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宗教の起源について

事物について自分自身の意見をどうして啓示として感じることができるのか?これは宗教の発生の問題である。 曙光 62 序 宗教の起源は、埋葬やシンボルの登場、自然信仰、岩石信仰(巨岩信仰)などなどといったところですが、そうした原始的なものから、文化社会的な都合で妄想されてきたものがほとんどです。 理性では理解できないモノへの畏怖や未知のも

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心にググっと群馬県 2017 番外編

心にググっと群馬県 2017 番外編

ひとまず今回の心にググっと群馬県2017を投稿してみましたが、まずは写真をという感じだったので、追々追記していくかもしれません。 今回も、心にググっと群馬県 2017 番外編として、合間合間にあった出来事をちょろちょろ書いていきます。 行きはそうでもなかったのですが、栃木・群馬から帰り道、道路上でたくさんの動物に出会いました。出現した

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中禅寺湖 夕暮れ

やすらぎの栃木路 2017 中禅寺湖

群馬県から栃木県に突入し、まずお出迎えしてくれるのが中禅寺湖です。 以前もいろは坂を走りに来たときに見てビビッときました。 やすらぎの栃木路 2015 いろは坂 今回は、夕暮れ時の中禅寺湖です。風もキレイですごく心地よい時間を過ごすことができました。 夕暮れ時の中禅寺湖 日が暮れる少し前の中禅寺湖。 (写り込んでいる人はもちろん僕では

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吹割の滝

心にググっと群馬県 2017 吹割の滝

赤城山の大沼を経由して向かうは日光方面ですが、一昨年やたらと車が混んでいたところがあったので、今年は立ち寄ってみることにしました。ということで吹割の滝です。 本当は尾瀬国立公園に行こうと思ったのですが、なんだか車を駐めてそこからバスで移動してさらに徒歩で1時間くらいという謎の苦行を強いられるようですので、パスしました。 尾瀬に行くなら

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榛名湖 夕暮れ

心にググっと群馬県 2017 榛名湖と大沼

高崎のガトーフェスタハラダの後は高崎市内をぐるぐる、そしてやはり榛名湖の方に行きました。 榛名湖へ向かう道中、間接的なご縁のある酒屋さんに行ったり、榛名神社にふらっと立ち寄ったりしました。 榛名神社鳥居前にある榛名簡易郵便局。味のある簡易郵便局です。 榛名神社 いつもとは違うルートで榛名湖の方に向かったので、今回のルート場にあった榛名

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ガトーフェスタハラダ 本館シャトー・デュ・ボヌール

心にググっと群馬県 2017 ガトーフェスタハラダ

ビーナスラインを越え、いつものごとく和田峠を走ったのですが、前に走るトラックが凄まじく速く、やっぱりこの辺の人はすごいなぁと感心しました。 ということで、軽井沢を経由して碓氷峠へ。 と思ったらフラフラだったからか碓氷パイパスの方に行ってしまい、一往復しました。 この日は体にもガタが来ており、碓氷の連続コーナーで吐きそうになり、碓氷を抜

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しあわせ信州 2017 ビーナスライン~美ヶ原

しあわせ信州 2017 ビーナスライン~美ヶ原

今回の長野県のお楽しみは諏訪湖とさんれーく、そしてビーナスラインです。 毎度毎度下道しか走らないのは、峠を走ることを満喫するのと、ご当地の隠れたスポットを発見するためだからという感じです。目的地に行くことが目的なら高速道路を使いますが、冒険の旅は旅すがらに楽しみがあるものだと思っています。 ということで、ビーナスラインです。 全国を走

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諏訪湖

しあわせ信州 2017 諏訪湖&さんれーく

旅行記第一弾は、しあわせ信州 2017ということで、まずは、諏訪湖とさんれーく岡谷店について投稿します。諏訪湖では「諏訪湖クルージング」として諏訪湖遊覧船おやこはくちょう丸に乗船しました。 さんれーく 岡谷店 諏訪湖クルージング 諏訪湖遊覧船おやこはくちょう丸 今回は朝出発だったのですが、まあ諏訪湖まではだいたい京都から340キロくら

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