駅のトイレットでは

駅のトイレットでは、様々な方々の日常動作の癖を観察することができます。ちなみにハイカラにトイレットという表現をしているわけではなく、原文のまま故にトイレットという言葉を用いています。トイレでいいのですが、笑う月に倣うようにあえてトイレットで統一しておきましょう。

さて、男性用トイレットにおいては、小水コーナーにて様々な放尿の仕方を観察することができます。

中高生時代等々は股間を見せまいと必死にキワキワまで小便器に近寄るはずですが、後年は気にならなくなるということになるのか、見ず知らずの方々にならオープンになれるようになるのか、全世代にまで広がるとその仕草は多種多様な形になっていたりします。

便器から50センチ以上離れて用を足す人などが稀におり、おかげで便器前はドボドボになっていたりします。その影響で、そのタマリをかわすために、後の利用者がさらに後退りしていくため、見るも無残なタマリになっていたりします。

高校を卒業するまでの間、普段電車を利用する機会があまりなかったため、小便器前において「あと一歩前へ」と書いてある意味がわからなかったのですが、その後駅のトイレット等々でその言葉の意味を理解させてくれるおじさんたちをたくさん発見することができました。

大股を開き、スラックスを膝くらいにまで下げて後ろに反り返りながら用を足す人、目をつぶりながら「ふあぁぁ」と絶叫する人、かなり手前に立ちつつ、出る方向が斜めになっており意図せず撒き散らす人等々、様々な方々がいました。

斬新な方法

と、そのようなことを思い出しつつ、思い出したのですが、数年前、日光美術館に行ったときのことです。

ちょうど同時間くらいに駐車場に入り、僕の斜め前に車を駐められた福島ナンバーのおじさんと同時に館内に入ることになりました。共に尿意があったということなのか、同時にトイレットに向かうという感じになりました。

時は真夏、ハーフパンツ姿のそのおじさんは、太もも脇から「こんにちは」で用を足しだしました。

そんな光景を見るのは初体験です。

「その手があったか!」

ということで、斬新さを感じてしまいました。

しかしながら、飛び散るリスクや太ももにかかるリスクがあります。

「この習慣はどこから来たのだろう?」

と、ふと考えてみたりしたのですが、もしかすると、褌愛好家なのではないかということを思ったりしました。

こうした偶然の出会いというのもまた、旅の醍醐味であります。

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