虚栄心とは、独創的だと思われることに対する恐怖心である。それ故に誇りの欠如である。しかし必ずしも独創性の欠如というわけではない。 曙光 365
久しぶりの曙光です。
ニーチェによると虚栄心とは、独創的だと思われることに対する恐怖心=「誇りの欠如」ということになっているようです。
虚栄心(きょえいしん)は、いわゆる見栄をはり、自尊心を高めようということを意味します。ブランド品で着飾ったり、立派な肩書を得たいというものから、「有名人と知り合いである」というところをもって自分の身の回りの人から「すごい人だと思われたい」という気持ちを指します。
これは、つまるところ自分を大きく見せたいということであり、その裏の心理としては生存本能としての恐怖心があります。大きく見せたり、大切な存在、価値のある存在だと思われていれば攻撃されず、逆に保護されるだろうというような意図があるからです。
そして虚栄心は、見栄を張ることで自分を大きく見せたい、実力以上に評価されたいという感じを持ちながら、その中で他人からの評価を獲得して優越感に浸りたいという気持ちもありつつ、同時に自分自身を自己説得することも意味しています。
「私には価値があるのだ」と思いたいというような感じです。
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「虚栄心…」胡散臭いコンサルですか?マルチ系ですか?
いえいえ、今回は、もう寒すぎる「ママ起業家」についてでも触れていきましょう。
虚栄心全開のモテたいと思っているおっさんでもいいのですが、ひとまず今回は、行政がやらたと支援しているママ起業家について書いていくことにしましょう。
ママ起業家は寒い
個人事業主というものは、税務署に紙を一枚提出すれば誰でもなれます。
ちなみに社長という肩書は、個人事業の代表でもいいのですが、代表取締役は会社法上の定めがあるので、名刺に書いてはいけません。
で、言葉の響きがまさに虚栄心という感じがするじゃないですか。
そして何故か「ママ」というワードをつけています。これは引用のように「独創的だと思われることに対する恐怖心」が関連しているのでしょう。
コミュニティで何とかなると思っている人たちで触れていますが、だいたいこの手の人がうまくいくはずがありません。
「仲間がいる」
「国も後押ししてくれている」
「起業家なんて何だかかっこいい」
いやいや寒いよ。
人に依存しようとしている時点でね。
この手の個人事業主を相手にしてはいけない
先日、中小企業診断士とシステムコンサルみたいな人と色々お話した後に、自社で「絡んではいけない、関わってはいけない」リストを作成しました。
もちろんこれは、人として絡んではいけないというよりも、「仕事上で深く関わってはいけない」というタイプのリストです。
このリスト作成の理由は、営業の師匠(仮)の方の言葉を思い出したからです。
「話が長く続いて、『もしかして売れるかな?』と思ったら、単なる話し好きだったということはよくある。
こういうタイプはケチやから、相手にするな。
3分でその手かどうか見極めろ」
ちなみにこのリストには「地方の広告代理店」も上位にランクインしています。個人的な趣味で、「お水上がり」などもリストに加えました。
ポイントは「『もしかしたら客になるかも』と思わせておいて、情報だけ聞き出すタイプ」かどうかという点です。
ママ起業家とかって、資金力がありません。
まあこの点については、またの機会にでもお伝えしましょう。
⇒ワンランク上の女性起業家「背後の問題」
虚栄心 曙光 365
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