自動運動・誘導運動・仮現運動

すぐにお役立ちの心理学が満載

自動運動

自動運動とは、暗い部屋で光点を一個前に置き、しばらく見つめているとその光点がいろいろな方向に動き出して見える、つまり止まっている物が動いて感じられる場合の一つであり、錯覚現象である。
これは光点を見つめる場合前にしばらく横目で見るようにして、
眼をどちらかの方向にひきつけておくとはっきり現れる。

動きのない光、つまり静止光点であるにもかかわらず、観察していると物理的運動がないにもかかわらず光点が不規則に動いて見えるという現象が自動運動である。

なお、動きの知覚のされやすさや自動運動による「動き」には個人差がある。

誘導運動

誘導運動とは、実際に静止している物を取り囲んでいるものが動くと、逆に止まっているものが動いて見えるという錯覚現象の一つである。
月は止まって見えるはずなのに周りの雲が動くと、雲が止まって見え月が動いて見えるといった場合である。

誘導運動は、対象には物理的運動がないにもかかわらず運動が知覚される場合における錯覚の一つで、対象とその周りにあるものとの関係性で対象が周りのものに「取り囲まれている」状態が視覚的空間の枠組みとなり、客観的には静止しているものが主観的には動いて見えるという知覚を生み出す。なお、誘導運動は、対象と対象の周りのものという関係性だけでなく、対象と自分という関係でも成り立つ。

仮現運動

仮現運動とは、日常場面においては映画やなどに見られる、空間的に離れた2つ対象を一定の時間間隔をおいて交互に呈示するときに知覚される対象の連続的な運動。実際には静止状態にありながら、そこに運動が認められる場合をさす。⇒仮現運動

心理学 一覧

Category:心理学

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語のみ