お客が来たときにだけ営業スマイルをしていればいいというようなタイプの人もいますが、そんな瞬間的な切り替わりをお客の側は敏感に察知していたりします。
もちろん雑で鈍感な人は気付かないということはあるでしょうが、平均以上の繊細さがあれば概ねそうした表と裏を瞬時に感覚で察知してしまうはずです。
「表裏がないようにとは思いつつも、仕事は面白くないもの、つまらないものであり、いつでも笑顔でいるということはできない」
というのもわかりますが、やはり相手は若干の慌ただしい感じを見抜き、そんな表裏がある感じを見抜いてしまいます。
「といっても仕事がつまらないのだから仕方がない」
と思う人もいそうなものですが、基本的には仕事がつまらないものになるか、面白いものになるかはその人の意識しだいという面を見逃すことはできません。
まあもちろん横暴な上司などに囲まれ、疲弊し、それどころではないという場合もあるので一律には論じえませんが「挨拶って効率悪くないですか?」といった感じの省エネルギー化は、「お客に表と裏を見せることになる」ということを頭に入れておいたほうが賢明です。
表と裏を無くすためのとりあえずの対処
といった表と裏を無くすにはどうすればよいかという点ですが、我慢して無理になくそうと思ってもなかなか消えてくれるものではありません。
基本的に意識は、気分が良ければ目の前の現象を好意的に解釈し、逆に気分が悪ければ否定的に解釈してしまうという感じになっています。
ということで、とりあえずの対処としては、以前にご紹介した爆笑ストックです。
自分の意識が根負けするくらいに思い出し笑いを利用しましょう。
しかしながら思い出し笑いのネタがないという場合もあります。また、「なかなか浮かばないなぁ」という場合もあります。
そんな時用に、プチ奥義である爆笑ストック200の一つであるミッチーサッチーについてご紹介します。
プチ奥義のひとつ ミッチーサッチー
個人的なプチ奥義になりますが、最近で言えばかなり高頻度でパタヤビーチのミッチーサッチーを利用させていただいています。
例えば普通、お客か何かにちょっと嫌みを言われた場合、罵声のようなフレーズが思い浮かんでしまうはずです。お上品ではない言葉が頭に浮かんでしまうと思います。
それをすべて「みっ!っっっちぃー、さっっっちぃ~?」に変換してしまいましょう。
例えばつま先を机の角でぶつけてしまったとしましょう。
そんな時も「ミッチー!あサッチー!」で完結です。
ということを繰り返していると、先日旅の途中、コンビニ前にて急に現れたカナブンに驚き「あぅあぅあぅみっっちー!」と叫んでしまい、他のコンビニ客に怪訝な顔をされていまいました。
しかし、何の問題もありません。
―
其の人を見てあわただしからんは、思はんことの恥かしとて。
最終更新日: