アフォリズム 141-150

アフォリズム 141-150

  • 141.群れて叫ぶよりも自立の意識を持つ方が早い
  • 142.日々の複利計算
  • 143.芸術家の自称
  • 144.属した空間の数
  • 145.厚かましい嘆き
  • 146.「何もしたくない」というは本当か?
  • 147.こだわりと速度
  • 148.どちらも完璧
  • 149.説明への焦燥
  • 150.幼心

141.群れて叫ぶよりも自立の意識を持つ方が早い

社会的な歪みの是正を群れて叫ぶよりも自立の意識を持つ方が早く幸せになれる。

142.日々の複利計算

ちょっとした垂れ流しでも積み重なると損失は大きくなる。

ちょっとした改善でも積み重なると成果は大きくなっていく。

損失の場合、単なる損失の合計だけでなく「その分を運用に回していたとすれば」という意味で、複利計算的に損失を見る必要がある。

改善の場合、改善は複利的に積み上がっていく他、意図しない相乗効果が生まれることもある。そしてある地点から想像を絶する効果が生じてくる。

一回限りのもの、短期的なものであるのならばそれほど大したことはないが、中長期的な継続部分に関しては、小さな部分を軽視してはならない。

143.芸術家の自称

その芸術家が自称なのかどうかの判断は、一般論としての「プロの判断」と同様、それか、せめてそれ関連で食べていけているのか、というところが判断基準としてスッキリする。

ただ、別名目で売った「名」によって、付加価値がついている場合もあるため、一律には論じ得ない点があることは言うまでもない。

少なくとも親からもらった資産や配当なり、配偶者の所得なりをアテにしているのならやはり自称であると判断されるだろう。

144.属した空間の数

その空間の質にもよる面はあるが、概ね「属した空間の数」と「精神年齢」は比例する傾向にある。

145.厚かましい嘆き

周りに責任を負わせておいて「私は穏やかに暮らしたいだけ」などという嘆きを吐くのは、大変厚かましい。

146.「何もしたくない」というは本当か?

心身ともに健康であるのならば「何もしたくない」という言葉は出てこないはずである。

心身ともに疲れがあり、これ以上何かを負担するというは苦痛であるという感想が、その言葉を生み出すという程度である。

147.こだわりと速度

100点を目指してものすごく時間をかけるよりも、その時間で70点、80点くらいのものを2つ作った方がいいような場合が多い。

とりわけ経済社会においてはそうした方がいい。

148.どちらも完璧

相手との仲にしろ、選ぶ仕事にしろ、関係が切れて終わる方が完璧ならばそうなるし、関係が良好に続く方が完璧ならば、それに即した形が訪れる。

どちらに転んでも完璧な形になるのであれば、煩うことは無駄な苦しみである。

149.説明への焦燥

だいたい無駄な精神の苦しみが生まれるのは、関係の強い周りの人たちへの説明を焦ってしまうことにより、執著が生まれることによる。

150.幼心

理由付けや他人への配慮などが一切含まれない幼心に思いを馳せることが苦への消滅に向かう道標となる。

「みんなも一緒に」ということは、ある側面からは正しさを帯びるが一種の罠であり、「『自分が』よりも『みんなも一緒に』の方が…」といった相対的な比較はさらなる罠である。

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Category:アフォリズム

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