水木しげるロードに来たからにはということで水木しげるロード内にある水木しげる記念館に行きました。
有名作はゲゲゲの鬼太郎や悪魔くんですが、個人的にはコケカキイキイや総員玉砕せよ!の方が好きだったりもします。
水木しげる記念館入口前(前庭)には「のんのんばあとオレ」。
水木しげる記念館は、ゲゲゲの玄関、水木しげる漫画ワールド、水木ギャラリー、ねぼけ人生の間、水木しげるの仕事部屋、のんのんばあとオレ、妖怪洞窟、妖怪ひろば、人生絵巻の回廊、アニメ 「ゲゲゲの鬼太郎」展で構成されていますが、一部は撮影不可です。
二階の広さから一階の広さを想定していると、想像以上に一階が広く、スタンプラリーを回る時間がカツカツになってしまいました。
水木しげる漫画ワールド
ゲゲゲの玄関を通り、まずは2階の水木しげる漫画ワールドです。
悪魔くんとメフィスト、鬼太郎と目玉の親父等々がいます。
墓場鬼太郎
ゲゲゲの方ではなく、「ケッケッケッ」と薄ら笑いをする方の鬼太郎、墓場鬼太郎です。
悪魔くん(松下一郎版)
僕たち世代が知っている悪魔くんは、主人公が山田 真吾の悪魔くんですが、こちらは貸本版の初代悪魔くん松下 一郎の方です。
こちらは読んだことがなかったので、水木しげる記念館のライブラリにて一気読みしました。
河童の三平
タヌキがかわいい河童の三平。ストトントノス七つの秘宝が面白いですが、やっぱり最後がいいですね。
やはりという感じですが、芥川龍之介氏の「河童」に登場する長野県の梓川が出てきます。
総員玉砕せよ!!
やはりありました総員玉砕せよ。
水木しげる氏の実体験に基づく「ほぼノンフィクション戦記物」
鬼太郎の変遷
墓場鬼太郎、ゲゲゲの鬼太郎等々鬼太郎の変遷。左右の目のどちらか一方、という部分も結構行ったり来たりのようですね。
ねずみ男の秘密
ねずみ男の秘密。ちなみに妹のねずみ女は短編「不思議な手帖」に出てきます。
民芸品のコレクションとアニメグッズ
水木しげる氏がパプアニューギニア等々で集められた民芸品の数々。
悪魔くんのソロモンの笛の影響により、近所の楽器屋でオカリナを買ってもらった記憶があります。
のんのんばあとオレ
のんのんばあとオレに登場する妖怪たち。
「のんのんばあとオレ」を読んでからの方が楽しめると思います。
ぬりかべ
言わずと知れたぬりかべ。のんのんばあとオレにも登場します。
イボの妖怪
VISUALBUMの「寿司」を彷彿とさせるイボの妖怪。
だんだん大きくなって終いには身体をのっとってしまうイボの妖怪。
おとろし
都合の良いときだけ拝むものが通ると鳥居から落ちてくる「おとろし」。
べとべとさん
「べとべとさん先へお越し」のべとべとさん。
カランコロンと下駄の音がすると…の「べとべとさん」です。
あかなめ
のんのんばあとオレにでてくるあかなめ。木が腐ると垢が溜まって「あかなめ」が取り付くとされています。赤い色の子供の姿をして、夜のうちに長い舌で垢をなめるという妖怪です。
なお、水木しげるの続・妖怪事典によるとあかなめは誰もいない夜に風呂場の垢をなめにくるだけの妖怪のようです。
小豆はかり
のんのんばあとオレの主要妖怪小豆はかり。
水虎
のんのんばあとオレでは洞窟の見張り番として登場した水の虎「水虎」。
妖怪洞窟
百目
馴染み深い方の悪魔くんに登場する百目。
アニメではキャラ的にちょっとモンガーを思い出したりします。
アニメ 「ゲゲゲの鬼太郎」展
おそらく僕たち世代が最も馴染みの深いゲゲゲの鬼太郎第3作。
もしくはゲゲゲの鬼太郎第4作。
そして最新は第6作のようですが…
最近の傾向なのか何なのか、頬を赤らめるねこ娘…
個人的には、「あんなおばさんもいるし、あんな少女もいる」という年齢不詳感が好きなのですが…
ドラえもんにしろ何にしろ「頬を赤らめる系」が流行りなのでしょうか。
特に懐古主義ではないですが、こうした点を見ると、原作者亡き後は「…」という感じがしてしまいます。
妖怪庭園
水木しげる記念館の妖怪庭園。
〒684-0025 鳥取県境港市本町5
ゲゲゲの妖怪楽園
水木しげる記念館の裏にはゲゲゲの妖怪楽園があります。
〒684-0006 鳥取県境港市栄町138
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