ヒゲを生やして縁の太いメガネをかけている人を見ると、
爆笑してしまうんです。
そんなに自分を隠したい?
それ、かっこいいの?
かっこいいね。
きっと。
僕は思わないけど。
―
特に行く気もないショッピングモールにたまたま行く用事があって行くと、
ヒゲ、メガネの人が子供を連れていたりするんですよ。
え、どこかの誰かは、あれに抱かれてんの?
ということすら面白いんですよ。
え?
あれがインサイダー取引したの?
―
いいよ。
僕の鼻毛を笑ってくれても。
鼻毛を「かっこいい」とは思ってないけど。
ヒゲにメガネ。
かっこいいね。
で、こないだショッピングモールの休憩スペースで、ヒゲメガネを発見して爆笑してしまったんです。
相手は入ってこようとして、出ていったんです。
爆笑されていることに気づいたのでしょうか。
で、僕が出ていくと、休憩スペースに入っていったらしいんです。
妻に
「あなた。あなたが笑うから、きっと傷ついているわよ」
というようなことを言われてしまいました。
そんなことで傷つくくらいなら、ヒゲ剃れよ。
暑苦しいよ。
皮脂臭いよ。
誰が流行らせたの?
あのヒゲとメガネ。
ああすると「だいたい同じ」に見えますが、その同じに見える完成形自体が、僕の感性としては寒すぎるんです。
理由は、社会人になってから、ヒゲ、メガネのやつにロクなやつはいなかったから。
普段はペコペコしていて威張れそうな時に威張る体育会系もいれば、自称アーティストの自称写真家みたいなのもいましたね。
ああ、そういえば、ヒゲメガネの自称アーティストの自称写真家で思い出しました。
彼と社交儀礼的に名刺交換して少し話している時に、僕より大きい会社の人が通りがかった時、まだ途中である僕の話を無視して、その大きい会社の人のところに走っていきましたね。僕に頭も下げずに。
で、その人には「マニュアルに書いてあるような礼儀」で接していましたね。ヒゲを生やして縁の太い眼鏡をしている割に。
そんなんいいから、まずヒゲ剃れよ。
もちろん、僕もその大きい会社の人も彼と取引することはありませんでした。
なんかそんなやつが多かったんですね。ヒゲメガネでなければ大丈夫というわけではありませんが、ヒゲメガネでロクなのはいませんね。
いるのかもしれませんが、最初から除外しても問題はないですね。ヒゲメガネ以外から選べばいいですから。
というのは一般論です。
単に「自信がなさそう」っていうのが嫌なんです。
自信のなさを隠そうとしている感じが嫌でたまらないんです。
本当は、ヒゲもメガネもなしの素のその人で、自信満々でいて欲しいんです。
僕ちゃんも「オス」なんです!
ってか?
ヒゲで?
まあ、眼鏡は視力的な問題がありますし、コンタクトが不快という場合もあるでしょう。
ではヒゲは?
―
ちなみに、西アジア、中東のヒゲ文化も、結局同じだと思っています。自信のなさですね。それか、胡散臭くて何かを隠そうとしているかです。
本当に許せるのは、ハイジのおじいさんくらいですね。
寒いので保温のため致し方ないと思えますから。
逆にカンカン照りのところでも、日差しのダメージを防ぐ的な意図があるのかなと思ったりもします。
なのでヒゲを生やしていても別にいいのですが、
僕は偏見で判断しますから。
「違う、自信がないなんてなことはない」と言ってもそれを認めませんから。
ヒゲとメガネのパートナーを持つ女性の感性も信じられません。
あんなの爆笑ものですよ。
一緒に過ごせません。かっこよすぎて笑い死にしますから。
―
いいですよ。
僕の鼻毛を笑ってくれても。
ヒゲとメガネは自信のなさの象徴です。
もしくは、胡散臭くて何かを隠そうとしているかです。スケベ心を持っていますね。でもそれを隠そうとすることも、「隠す戦略」というより自信のなさが原因です。
―
ヒゲ、メガネ姿を
人に爆笑されたくらいで出ていくなよ。
かっこいいと思ったんでしょ?
じゃあそれを貫けよ!
僕はかっこいいと思わないけど。
でも貫けよ!
ということです。
つまり、自信満々ならヒゲメガネでもいいんですね。
でも、その両立は、ほぼありえないですね。
ヒゲメガネを爆笑されて、怒るようでもダメですね。
そんなのは自信が不足していますから。
相手の承認に依存していますから。
本物の自信ではないですからね。
―
「現実なんてどうでもいい」
ということは、つまりこんな感じです。